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TOP > バウの道中記 > 2010/10/10
 

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 point 【rain-bow】
 point 【714Xと6人の医師】
 point 【古代への旅】
 point 【Pastime】
 point 【18のバス停】
 point 【I Thought About You】
 point 【HOMEに帰ろうぜ】
 point 【山月記に学ぶ】
 point 【風 散々と】
 point 【これで、いいのだ!】
 point 『注文の多い料理店』
 point 【曼珠沙華】
 point 【きつねの夕食会】
 point 【キラリ 札幌地下鉄】
 point 【ゴキブる】
 point 【水道水を飲む】
 point 【夏休み】
 point 【ガイア セブン】
 point 【田んぼの中の露天風呂】
 point 【父は空 母は大地】
 point 【ラジオの話し】
 point 【よければ一緒に】
 point 【シベリア鉄道】
 point 【1分で充分だった】
 point 【病みながらも生きて行く】
 point 【がんの催眠療法】
 point 【テニアン島の怪】
 point 【東京銭湯】
 point 【12月の雨の日】
 point 【しあわせって・・・】
 point 【ダダ・チャイルドの明輝人くんへ】
 point 【犬のようちえん】
 point 【東京タワー】
 point 【希望は踊っている】
 point 【Slow Dance】
 point 【道頓堀でカヌー】
 point 【野の花診療所】
 point 【バウ塾】
 point 【ジョン・レノンな私】
 point 【もっとCM見ようね】
 point 【朗報・みっつ】
 point 【あやまりの旅】
 point 【地球をいやそう】
 point 【言葉が消えた・・・】
 point 【四国から・・・】
 point 【3つのビルの謎】
 point 【聖地・チベット】
 point 【事業仕分け】
 point 【途中退席賞】
 point 【ノーナプキン】
 point 【船首漂着】
 point 【大ボラを吹く人たち】
 point 【きづきの瞬間】
 point 【LOVE ME TENDER】
 point 【親子3代つながった】
 point 【水虫の唄】
 point 【自分の足で】
 point 【あの純真さに学ぶ】
 point 【おいしいコーヒー】
 point 【何を目指したか】
 point 【ダムのない川】
 point 【愛おしくて】
 point 【タタの面白さ】
 point 【15秒のCM】
 point 【REGEND 重い扉】
 point 【起業課を新設】
 point 【開け!にっぽん】
 point 【ピンポン!】
 point 【夢から一歩】
 point 【名人戦】
 point 【セバスチャン氏との出会い】
 point 【やっぱカヌーだよ!】
 point 【カナダセミナー報告】
 point 【希望への讃歌】
 point 【アンソニー・フィリップス】
 point 【ウイルスの政局話し】
 point 【Muzinzo vol.1】
 point 【MOXとCANOE】
 point 【地球マンの声】
 point 【人間家族】
 point 【無為自然】
 point 【おくっとこ】
 point 【ベーシックインカム】
 point 【ロビー活動】
 point 【ハワイな予感】
 point 【フードバンク】
 point 【勇気ある卵】
 point 【類は友を呼ぶ】
 point 【内を向いて歩こう】
 point 【ウォーリーの家】
 point 【お弁当の話し】
 point 【素朴な里と人】
 point 【714X 未知の道】
 point 【似顔絵の作り方】
 point 【大好きだよ!】
 point 【ハプチョンに行くぞ】
 point 【予約販売 GOGO!】
 point 【最後のニュース】
 point 【足るを知る】
 point 【骨董通り散歩】
 point 【薪割りの季節】
 point 【Hymn To Hope 】
 point 【こころの意味】
 point 【行きと帰り】
 point 【お誕生日】
 point 【108の祈り・後】
 point 【108の祈り・前】
 point 【てるりん慕情】
 point 【オフコース】
 point 【読書三昧】
 point 【カナダ報告2】
 point 【どんでん返し】
 point 【ストリートビュー】
 point 【帰りたい】
 point 【カジカ鳴く夕暮れ】
 point 【日の目を見る】
 point 【うぶに還る】
 point 【純真な動き】
 point 【ぼ〜っとする】
 point 【常温核融合】
 point 【ナンバー117】
 point 【夢のひとつ】
 point 【カナダ報告】
 point 【タオと生きる】
 point 【ラップ療法】
 point 【Tibet Tibet】
 point 【千島学説セミナー】
 point 【ガストン・ネサーン】
 point 【BOOMERANG】
 point 【Yes,We Can】
 point 【宇宙を越えて】
 point 【マンハッタンのマグロの叫び】
 point 【食の研究所】
 point 【いのちの食べ方】
 point 【医学の進化】
 point 【育ち・なおし】
 point 【半農半X】
 point 【月に笑う夜】
 point 【911から見る未来】
 point 【中越沖地震】
 point 【慈しむ】
 point 【ひとり旅の冒険旅行】
 point 【HOME SWEET HOME】
 point 【動けば変わる】
 point 【豪快な号外】
 point 【今までのような暮らし】
 point 【森の魂 風の塔】
 point 【スローダンス】
 point 【白い森】
 point 【悲しい知らせ】
 point 【千島学説に学ぶ】
 point 【Beyond】
 point 【広島灯籠流し】
 point 【生徒諸君に寄せる】
  【サイコロの未来】
  【絶望に効くクスリ】
   【風になる】
  【まぁだだよ】
  【ほたるのものすごさ】
  【いいモノみっけ】
  【猫語の教科書】
  【廊下で立ってなさい】
  【21世紀第64回目 月の祭り】
  【アーティストが世界を変える】
  【天声人語】
  【自衛隊に入ろう?】
  【とある社内報2】
  【とある社内報1】
  【四方山ばなし】
  【歌舞伎町三者会談】
  【超秘密会議の打ち明け話し】
  【吹雪の中の水虫のうた】
  【イカ焼きとミックスジュース】
  【豊島問題改ざんサイト】
  【chanとまこっちゃんやど〜】
  【古武道とはなんぞや】
  【道後準備会】
  【竹炭名人芸】
※矢印をクリックするとメニューの一覧をみることができます。

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【バウの道中記】2010年10月10日  武蔵野  月笑庵

『注文の多い料理店』

『星の王子さま』
私がこの本に出会ったのは、たしか20代の頃だったので今から30年以上 も前のことになるでしょう。うっすらと覚えているのは白い本に赤い可愛い リボンがついていたので、きっと誰かからプレゼントされたものだったのでしょう。

その頃の私は、たいへん固い頭の構造をしていたようです。

一日もあれば読んでしまえるこの本を、何年も何年も、引っ越しをした時も、 車で移動しながら生活をしていた時も、いつも私の1メートル圏内に置いて いたのですが、いつしかその本は、ホコリだらけになってとうとうどこかに行ってしまいました。最後まで赤いリボンがついていたのを今でも時々思い 出すのです。

その本が私の相棒のように一緒に暮らしたのは10年ぐらいの間でした。た ぶん最後は誰かにあげたんだと、うっすらと思えているのですが、誰にあげ たかも、もう忘れてしまっているのです。

一月ぐらい前だったでしょうか、目の調子がすごく悪くなって、この調子で 行くとたぶんもうすぐ本は読めなくなる・・・と、思う時期がありました。

そこで、目の治療を始める前に、あとで後悔しないように、思い残すことが ないように、今の自分にピッタリな本を何冊か読んでおこうと思って、関東 で一番大きな本屋さんに行って探した本が、この『星の王子さま』だったの です。王子さまが、偶然に私の目の前に迫ってきたのです。

だから、この本にまためぐりあったその時は、興奮しました。ピッタリだと 思ったからです。おもわず小さな拍手をパチパチと静かな本屋さんでやって しまいました。

この『星の王子さま』を皮切りに、目の治療の前の私の読みたい本は、童話 になっていきました。そして安房直子さんの文庫本『南の島の魔法の話』を 読み、おまけに『安房直子コレクション全7巻』を読み、その安房さんの解 説の中で説明されていた、童話をやって行く上で、ずいぶんと参考にさせて いただいたと解説されていた宮沢賢治に入って行きました。

はじめて知ったんですが、宮沢賢治は生前に2冊の本しか出していませんで した。その内の一冊は『心象スケッチ 春と修羅』という詩集で、これは事 実上は自費出版で、本格的に出した初本となる本が、『注文の多い料理店』 でした。この本はなかなか売れず、宮沢賢治はこの初本をイーハトーブ童話 集の第一巻目としてその後の童話シリーズを出そうとしていたのですが、あ きらめたようです。

この『注文の多い料理店』の中で、私は『狼森と笊森、盗森』と『月夜ので んしんばしら』が好きになりましたね。『狼森と笊森、盗森』は、私も好き な場所で何回も行った小岩井農場のまわりの風景がよみがえって来て、蒼い 空にそびえる岩手山をついつい懐かしく思いました。私も岩手山を2回登っ ています。

それと、『月夜のでんしんばしら』には驚きました。読んで行くと、途中で「なんじゃ、こりゃ?」と思いはじめたのですが、そのまま読んで行くうち に宮沢賢治の心の中の創造力(これは想像力も含めた、つくり出す力です) に感心してしまったのです。安房直子さんがたいへん参考になったのですと 言われていたことがガッテンでした。

さて、この目の治療の前の読書会。お陰さまで文庫本2冊、単行本7冊を無 事に読み込むことが出来ました。その全てが面白いことに『童話』になりま した。一冊につき、アバウトですが10編の童話があったので、約90編の 童話を読ませていただいたことになります。

で、わかったことがあるんです。

私の頭は童話っぽい、てとこです。なので今は、しあわせ感がいっぱいです。
このしあわせ感をどう表現したらいいんだろう、と、お月さんを見始めまし たから、さあたいへんです。何かが始まるやも知れません。

 
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E-mail:bow@peace2001.org