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TOP > バウの道中記 > 2009/3/3
 

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 point 【rain-bow】
 point 【714Xと6人の医師】
 point 【古代への旅】
 point 【Pastime】
 point 【18のバス停】
 point 【I Thought About You】
 point 【HOMEに帰ろうぜ】
 point 【山月記に学ぶ】
 point 【風 散々と】
 point 【これで、いいのだ!】
 point 『注文の多い料理店』
 point 【曼珠沙華】
 point 【きつねの夕食会】
 point 【キラリ 札幌地下鉄】
 point 【ゴキブる】
 point 【水道水を飲む】
 point 【夏休み】
 point 【ガイア セブン】
 point 【田んぼの中の露天風呂】
 point 【父は空 母は大地】
 point 【ラジオの話し】
 point 【よければ一緒に】
 point 【シベリア鉄道】
 point 【1分で充分だった】
 point 【病みながらも生きて行く】
 point 【がんの催眠療法】
 point 【テニアン島の怪】
 point 【東京銭湯】
 point 【12月の雨の日】
 point 【しあわせって・・・】
 point 【ダダ・チャイルドの明輝人くんへ】
 point 【犬のようちえん】
 point 【東京タワー】
 point 【希望は踊っている】
 point 【Slow Dance】
 point 【道頓堀でカヌー】
 point 【野の花診療所】
 point 【バウ塾】
 point 【ジョン・レノンな私】
 point 【もっとCM見ようね】
 point 【朗報・みっつ】
 point 【あやまりの旅】
 point 【地球をいやそう】
 point 【言葉が消えた・・・】
 point 【四国から・・・】
 point 【3つのビルの謎】
 point 【聖地・チベット】
 point 【事業仕分け】
 point 【途中退席賞】
 point 【ノーナプキン】
 point 【船首漂着】
 point 【大ボラを吹く人たち】
 point 【きづきの瞬間】
 point 【LOVE ME TENDER】
 point 【親子3代つながった】
 point 【水虫の唄】
 point 【自分の足で】
 point 【あの純真さに学ぶ】
 point 【おいしいコーヒー】
 point 【何を目指したか】
 point 【ダムのない川】
 point 【愛おしくて】
 point 【タタの面白さ】
 point 【15秒のCM】
 point 【REGEND 重い扉】
 point 【起業課を新設】
 point 【開け!にっぽん】
 point 【ピンポン!】
 point 【夢から一歩】
 point 【名人戦】
 point 【セバスチャン氏との出会い】
 point 【やっぱカヌーだよ!】
 point 【カナダセミナー報告】
 point 【希望への讃歌】
 point 【アンソニー・フィリップス】
 point 【ウイルスの政局話し】
 point 【Muzinzo vol.1】
 point 【MOXとCANOE】
 point 【地球マンの声】
 point 【人間家族】
 point 【無為自然】
 point 【おくっとこ】
 point 【ベーシックインカム】
 point 【ロビー活動】
 point 【ハワイな予感】
 point 【フードバンク】
 point 【勇気ある卵】
 point 【類は友を呼ぶ】
 point 【内を向いて歩こう】
 point 【ウォーリーの家】
 point 【お弁当の話し】
 point 【素朴な里と人】
 point 【714X 未知の道】
 point 【似顔絵の作り方】
 point 【大好きだよ!】
 point 【ハプチョンに行くぞ】
 point 【予約販売 GOGO!】
 point 【最後のニュース】
 point 【足るを知る】
 point 【骨董通り散歩】
 point 【薪割りの季節】
 point 【Hymn To Hope 】
 point 【こころの意味】
 point 【行きと帰り】
 point 【お誕生日】
 point 【108の祈り・後】
 point 【108の祈り・前】
 point 【てるりん慕情】
 point 【オフコース】
 point 【読書三昧】
 point 【カナダ報告2】
 point 【どんでん返し】
 point 【ストリートビュー】
 point 【帰りたい】
 point 【カジカ鳴く夕暮れ】
 point 【日の目を見る】
 point 【うぶに還る】
 point 【純真な動き】
 point 【ぼ〜っとする】
 point 【常温核融合】
 point 【ナンバー117】
 point 【夢のひとつ】
 point 【カナダ報告】
 point 【タオと生きる】
 point 【ラップ療法】
 point 【Tibet Tibet】
 point 【千島学説セミナー】
 point 【ガストン・ネサーン】
 point 【BOOMERANG】
 point 【Yes,We Can】
 point 【宇宙を越えて】
 point 【マンハッタンのマグロの叫び】
 point 【食の研究所】
 point 【いのちの食べ方】
 point 【医学の進化】
 point 【育ち・なおし】
 point 【半農半X】
 point 【月に笑う夜】
 point 【911から見る未来】
 point 【中越沖地震】
 point 【慈しむ】
 point 【ひとり旅の冒険旅行】
 point 【HOME SWEET HOME】
 point 【動けば変わる】
 point 【豪快な号外】
 point 【今までのような暮らし】
 point 【森の魂 風の塔】
 point 【スローダンス】
 point 【白い森】
 point 【悲しい知らせ】
 point 【千島学説に学ぶ】
 point 【Beyond】
 point 【広島灯籠流し】
 point 【生徒諸君に寄せる】
  【サイコロの未来】
  【絶望に効くクスリ】
   【風になる】
  【まぁだだよ】
  【ほたるのものすごさ】
  【いいモノみっけ】
  【猫語の教科書】
  【廊下で立ってなさい】
  【21世紀第64回目 月の祭り】
  【アーティストが世界を変える】
  【天声人語】
  【自衛隊に入ろう?】
  【とある社内報2】
  【とある社内報1】
  【四方山ばなし】
  【歌舞伎町三者会談】
  【超秘密会議の打ち明け話し】
  【吹雪の中の水虫のうた】
  【イカ焼きとミックスジュース】
  【豊島問題改ざんサイト】
  【chanとまこっちゃんやど〜】
  【古武道とはなんぞや】
  【道後準備会】
  【竹炭名人芸】
※矢印をクリックするとメニューの一覧をみることができます。

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【バウの道中記】2009年3月05日  武蔵野  月笑庵

【フードバンク】

数日前、北海道から面白い友人が訪ねて来ました。彼とは阪神大震災から の付き合いで、15年来の親友です。

いろんな災害現場の最前線で、何か緊急を要しながら足りないものがあれ ば、北海道の彼に連絡すれば、どんなものでも手配してくれる包容力のあ る存在で、私たち日本の災害ボランティアの中では、知る人ぞ知る大切な 人物です。山口幸雄氏:「災害救援ネットワーク北海道」代表
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/youyomi08/fri/m_080620.htm

そうそう、去年北海道で開かれたG8のグローバル化に反対するために世 界中から集った300人の人が、宿泊を予定していた札幌市から閉め出さ れた時に、たよった先もやはりヤンジー(山口氏)の管理する廃校でした。
http://tv.g8medianetwork.org/?q=ja/node/271

彼の存在の大きさは、なかなか普通の生活をやっている人たちには理解さ れないのかも知れません。それは、彼のやって来たこと全体を大きな視界 で見ることが出来る人が少ないからです。

そんな破天荒なヤンジーとの会話は、実に面白いんです!これは、やはり 私も彼と似た破天荒な生き方をやって来たからに違いない、といつも二人 出会えば、ついつい大笑いしてしまう仲なのです。

彼の判断力と実行力と思考回路は、実に私と似ている。もし私と似た人を 3人出せと言われたら、私は迷わずヤンジーをその一人だと言うでしょう。

彼は毎年冬になると、雪深い北海道を離れて、全国各地を災害救助に関し ての講演をして廻っているらしいから、御年60を越えてもまだまだ青春 のまっただ中なのでしょう。

そんな彼が今年も、四国と九州を廻っていると聞いたので、関東に来たら 寄って欲しいと連絡していたら立ち寄ってくれて、私の住む隠れ家の月笑 庵の近くの天然温泉で食事をとりながら、お互いこれからやろうとしてい ることを話し合うことになったのですが、やはりこの機会も二人にとって 的を射たグッドタイミングと言えるものでした。

やはり、いつも同じ方向に走っている親友は、実にありがたい!
互いの嬉しさのあまり、オジン二人で露天風呂で抱き合いました(笑)

さて、やっとここから本題に入ります。
フードバンクってご存知ですか?日本では生まれたばかりなのですが、発 祥地のアメリカでは、すでに200を越える拠点でフードバンクの事業が 展開されていて、本来廃棄処分にされてきた年間200万トンもの食材が 廃棄されずに有効に無償配布されているのです。

フードバンクと言うのは、品質や賞味期限にはまったく問題がないのに、 梱包用のダンボールが破損していたり、ラベルが微妙にずれて張られてい たり、期間限定品がその期間を越えてしまったりして、今まで食品会社の 中で廃棄処分になっていた食品などを一カ所に集めて、生活困窮者や福祉 団体や慈善団体に無償で提供するシステムです。

実は、ヤンジーは私にこのフードバンクの話しを持って来てくれたのです。

話しはこうでした。ヤンジーが私と会う前日、都内で日本のフードバンク の草分けである『セカンドハーベスト・ジャパン』から、是非とも北海道 でフードバンクを広めて欲しいと要望されて、引き受けることにしたらし いのです。『セカンドハーベスト・ジャパン』(第二の収穫と言う意味)
http://www.2hj.org/index.php/jpn_home

ヤンジーは、今北海道で評判になっている、地域食堂(地域の絆を作るた めに開設された食堂)や作業施設や福祉団体や慈善団体に、廃業したホテ ルやレストランから無料でもらった食器や厨房設備を無償で提供する『キ ッチン・ウエア・バンク』を主催してきたのですが、そのルートにフード バンクも乗せないかと提案されたらしいのです。

この話しを聞いて、私は驚きました。と言うのも、去年の年末から何度も 通っていた日系ブラジル人の解雇が問題になっている群馬県大泉町でも、 このフードバンクは、打ってつけだと思えたからです。

大泉町は関東で一番日系ブラジル人が多く住んでいる町で、人口の18% が日系ブラジル人で、そのほとんどの人があまり日本語が出来ないために、 単純労働の派遣社員になっていて、その内の4割の人が、現在職をなくし ている状態なのです。東京新聞:TOKYO WEB(2009・2・26)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090226/CK2009022602000101.html

それと、嬉しいことがもう一つ。20年ぐらい前になるのですが、まだ日 本でオーガニックやベジタリアンという言葉があまり通じなかった頃から 埼玉の田舎町に住みながら、在日の欧米人を中心のオーガニックファンに 世界各地から集めた有機系の食材を通信販売して来た、私の親友のジョン がこのフードバンク『セカンドハーベスト・ジャパン』の役員になってく れていたのです。これは、うれしかったですね!
アリサンフーズ:(ジョンが社長です)
http://www.alishan-organic-center.com/

そこで、翌日いろんな仕事を後回しにして、ヤンジーと二人で群馬の大泉 に行くことにしました。

大泉町には私の好きな肝っ玉かあちゃんの高野祥子さんが居ます。祥子さ んに二人でフードバンクのシステムを説明したら彼女も大乗になって、セ カンドハーベスト・ジャパンがある浅草まで一緒に行くことになりました。
http://www.jpf.go.jp/jfsc/member/event/0903.html

お陰さまで、ヤンジーが私の前に現れてからわずか1週間で、日本のフー ドバンクの最大手のセカンドハーベスト・ジャパンと派遣切りで揺れ動く 大泉町の『よろず相談所』を結びつけることが出来ました。

これでポルトガル語を学んでいる生徒たちの中で、派遣切りの影響で昼食 を持って来ることができない生徒たちにも、たとえ一週間に一度でも無料 の昼食が出せるようになるかも知れないし、同じように大泉周辺で職がな くなって食べることもままならない人たちにも、このキーステーションか ら無料の食材が配給されることになるでしょう。

セカンドハーベスト・ジャパンから食材の提供を受ける『日伯学園』。
園長の江梨香さんは、高野さんのお嬢さんです。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1199117212278_02/news/20080107-OYT8T00661.htm

それにしてもヤンジーが急遽大きな鍋でやってくれた『炊き出しランチ』 は空腹状態だった180人の生徒たちの笑顔と歓声に包まれました。
うれしかったなぁ〜、この時は!

この3ヶ月間、まともに北風で寒い群馬県で動いたね!だからでしょうか?
わずか一週間でいい形に落ち着きました。これで食べることだけは、何と かなりそうです。

 
TOP > バウの道中記 > 2009/3/3

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E-mail:bow@peace2001.org