このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

TOP > バウの道中記 > 2006/2/13
 

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

 point 【rain-bow】
 point 【714Xと6人の医師】
 point 【古代への旅】
 point 【Pastime】
 point 【18のバス停】
 point 【I Thought About You】
 point 【HOMEに帰ろうぜ】
 point 【山月記に学ぶ】
 point 【風 散々と】
 point 【これで、いいのだ!】
 point 『注文の多い料理店』
 point 【曼珠沙華】
 point 【きつねの夕食会】
 point 【キラリ 札幌地下鉄】
 point 【ゴキブる】
 point 【水道水を飲む】
 point 【夏休み】
 point 【ガイア セブン】
 point 【田んぼの中の露天風呂】
 point 【父は空 母は大地】
 point 【ラジオの話し】
 point 【よければ一緒に】
 point 【シベリア鉄道】
 point 【1分で充分だった】
 point 【病みながらも生きて行く】
 point 【がんの催眠療法】
 point 【テニアン島の怪】
 point 【東京銭湯】
 point 【12月の雨の日】
 point 【しあわせって・・・】
 point 【ダダ・チャイルドの明輝人くんへ】
 point 【犬のようちえん】
 point 【東京タワー】
 point 【希望は踊っている】
 point 【Slow Dance】
 point 【道頓堀でカヌー】
 point 【野の花診療所】
 point 【バウ塾】
 point 【ジョン・レノンな私】
 point 【もっとCM見ようね】
 point 【朗報・みっつ】
 point 【あやまりの旅】
 point 【地球をいやそう】
 point 【言葉が消えた・・・】
 point 【四国から・・・】
 point 【3つのビルの謎】
 point 【聖地・チベット】
 point 【事業仕分け】
 point 【途中退席賞】
 point 【ノーナプキン】
 point 【船首漂着】
 point 【大ボラを吹く人たち】
 point 【きづきの瞬間】
 point 【LOVE ME TENDER】
 point 【親子3代つながった】
 point 【水虫の唄】
 point 【自分の足で】
 point 【あの純真さに学ぶ】
 point 【おいしいコーヒー】
 point 【何を目指したか】
 point 【ダムのない川】
 point 【愛おしくて】
 point 【タタの面白さ】
 point 【15秒のCM】
 point 【REGEND 重い扉】
 point 【起業課を新設】
 point 【開け!にっぽん】
 point 【ピンポン!】
 point 【夢から一歩】
 point 【名人戦】
 point 【セバスチャン氏との出会い】
 point 【やっぱカヌーだよ!】
 point 【カナダセミナー報告】
 point 【希望への讃歌】
 point 【アンソニー・フィリップス】
 point 【ウイルスの政局話し】
 point 【Muzinzo vol.1】
 point 【MOXとCANOE】
 point 【地球マンの声】
 point 【人間家族】
 point 【無為自然】
 point 【おくっとこ】
 point 【ベーシックインカム】
 point 【ロビー活動】
 point 【ハワイな予感】
 point 【フードバンク】
 point 【勇気ある卵】
 point 【類は友を呼ぶ】
 point 【内を向いて歩こう】
 point 【ウォーリーの家】
 point 【お弁当の話し】
 point 【素朴な里と人】
 point 【714X 未知の道】
 point 【似顔絵の作り方】
 point 【大好きだよ!】
 point 【ハプチョンに行くぞ】
 point 【予約販売 GOGO!】
 point 【最後のニュース】
 point 【足るを知る】
 point 【骨董通り散歩】
 point 【薪割りの季節】
 point 【Hymn To Hope 】
 point 【こころの意味】
 point 【行きと帰り】
 point 【お誕生日】
 point 【108の祈り・後】
 point 【108の祈り・前】
 point 【てるりん慕情】
 point 【オフコース】
 point 【読書三昧】
 point 【カナダ報告2】
 point 【どんでん返し】
 point 【ストリートビュー】
 point 【帰りたい】
 point 【カジカ鳴く夕暮れ】
 point 【日の目を見る】
 point 【うぶに還る】
 point 【純真な動き】
 point 【ぼ〜っとする】
 point 【常温核融合】
 point 【ナンバー117】
 point 【夢のひとつ】
 point 【カナダ報告】
 point 【タオと生きる】
 point 【ラップ療法】
 point 【Tibet Tibet】
 point 【千島学説セミナー】
 point 【ガストン・ネサーン】
 point 【BOOMERANG】
 point 【Yes,We Can】
 point 【宇宙を越えて】
 point 【マンハッタンのマグロの叫び】
 point 【食の研究所】
 point 【いのちの食べ方】
 point 【医学の進化】
 point 【育ち・なおし】
 point 【半農半X】
 point 【月に笑う夜】
 point 【911から見る未来】
 point 【中越沖地震】
 point 【慈しむ】
 point 【ひとり旅の冒険旅行】
 point 【HOME SWEET HOME】
 point 【動けば変わる】
 point 【豪快な号外】
 point 【今までのような暮らし】
 point 【森の魂 風の塔】
 point 【スローダンス】
 point 【白い森】
 point 【悲しい知らせ】
 point 【千島学説に学ぶ】
 point 【Beyond】
 point 【広島灯籠流し】
 point 【生徒諸君に寄せる】
  【サイコロの未来】
  【絶望に効くクスリ】
   【風になる】
  【まぁだだよ】
  【ほたるのものすごさ】
  【いいモノみっけ】
  【猫語の教科書】
  【廊下で立ってなさい】
  【21世紀第64回目 月の祭り】
  【アーティストが世界を変える】
  【天声人語】
  【自衛隊に入ろう?】
  【とある社内報2】
  【とある社内報1】
  【四方山ばなし】
  【歌舞伎町三者会談】
  【超秘密会議の打ち明け話し】
  【吹雪の中の水虫のうた】
  【イカ焼きとミックスジュース】
  【豊島問題改ざんサイト】
  【chanとまこっちゃんやど〜】
  【古武道とはなんぞや】
  【道後準備会】
  【竹炭名人芸】
※矢印をクリックするとメニューの一覧をみることができます。

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

 

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得


バウの道中記 2006年2月13日 松山


【21世紀第64回目 月の祭り】

この2月13日は、21世紀に入って64回目の満月だ。
今年2回目の『月の祭り』に参加するため、四国松山の道後温泉にやって来た。

道後温泉と言えば、何はともあれ、道後温泉本館だろう。
いつ来ても木造の本館の前に立つと、なぜか心と体が洗われるような気分になるからだ。私たちが日頃から忘れかけている日本固有の風情、情緒と言うものがこれなのかも知れないと、いつも思ってしまう。

特に、まだ二階に上がったことがない人には是非とも二階に上がることをおすすめしたい。二階の広い座敷で湯上がりの浴衣を着て、うちわとお茶と煎餅に囲まれたら、なおさらの様に温泉風情を感じることができるであろう。

と言っても、この二階にも二つの座敷があって、私の場合いつも安い方の神の湯に座らせてもらっている。少し高いたまの湯の方へはまだ一度も入ったことがない。たった数百円の違いだが、その都度いつも真剣に考えてしまって、やはり安くて広い方の神の湯になってしまうのだ。

しかし、今回は道後温泉にゆったりと入ることが出来ないようだ。夕方6時に集合がかかっているのに、観光港から道後温泉どまりのリムジンバスで温泉入り口に着いたのが、すでに6時を過ぎていたからだ。

今夜の会場は、道後温泉本館の裏山の頂上にある松山ユースである。頂上と言っても元気な人なら登り口から、かかっても5分ぐらいだろう。しかし今の私には、心臓破りの丘となるので、久万高原でログを完成させたばかりのヒロが、仕掛け時計がある広場まで車で迎えに来てくれた。

ヒロは、四万十塾のカヌートレックのコース取りからガイドまで、立ち上げ時期から参画してしてくれた人物で、その後、パートナーの陽子ちゃんと一緒に西表島に住み始め、木工職人の勉強から島でやりはじめ、機織り機の修理、杼(ひ・縦糸に横糸を通していく竹富島特有の伝統機織り機)などを制作しながらカヌーのガイドをやって暮らして来た。

数年前に松山に帰って来てからも面白い。以前からの知り合いだった、内科医の清水先生が暖めて来たドデカイ構想の【由良野の森】に参画して、得意の木工技術を駆使して
今度はログのゲストハウスを数年がかりでほとんど一人で作ってしまったのだ。そして今はその管理人となっている。

まずは【由良野の森】のサイトをのぞいて欲しい。
http://www.yuranonomori.jp/

彼の面白い所は、ここまでやれる力があっても、控えめだと言えるところである。いつも黙々と縁の下の役割を自分で選んで、それでいて自分を見失うこともなく、淡々と楽しみながらやっている。そんなヒロを支えて来たのがパートナーの陽子ちゃんだ。

彼女の話しとなると、オーストラリアのアボリジニとの出会いの話しなど、また長くなるのでここでは簡単に紹介しておこう。

彼女はヒロと一緒に西表島に住んでから、竹富島から移り住んでいる石垣昭子さんと出会い、石垣さんのお弟子になって、沖縄伝統の染織技術をマスターしたのである。

彼女は糸作りから染色、機織りまで一人でやっていける技術を今この【由良野の森】で広めていこうとしているのだ。

【由良野の森】が出来た頃には、この石垣さんを西表島から迎えて沖縄の染織技術の講習会をやったとのこと。私はヒロと陽子ちゃんの生き方にいつも感心させられている。
二人を支えてくれたオーナーの清水先生に感謝したい。

西表島の石垣さんは、『ガイアシンフォニー5番』で出て来る人で、人柄などは下のサイトで見て欲しい。
http://gaiasymphony.com/

それにしても『5番』に出て来るラズローさんと私は会談をさせてもらい、この二人は同じ『5番』に出て来る石垣さんとこんな出会いがあったかと思うと、何か不思議な縁を感じてしまうのだ。

6時過ぎに松山ユースに着いた。玄関で四万十塾のとーるが出迎えてくれた。今回のコロクル(アイヌ語で村を持つもの)を、とーるに急遽お願いすることになったのだが、彼は時間のない中で、高知を中心にした各市町村のキーパーソンたちを愛媛の松山まで呼び集めてくれたのだ。

これは彼の思いやりから来るもので、私の体に負担がかからないように、より移動距離の少ないこの場所でという設定があるらしく、彼一流の心使いなのだ。

とーると私の最初の出会いは、今から十数年前に遡る。たしか長野美麻村にある遊学舎で行われたエコリーグの発足式だったと思っている。

講演が終わって、お腹がすいて食堂に行った時、ふと厨房の方を見たら190センチを越える巨体を動かしながら、大きなフライパンを振り回していた偉丈夫がいたのである。

『でっかいやつだぁ! すっごい迫力があるやつだ』と言うのが私の第一印象で、その時は話しもせずに帰ってしまったが、その後、彼は阪神大震災があってから一週間もたたない頃に、再び私の前に現れて、その日から神戸元気村の初代料理長となって、数多くの炊き出しを展開してくれた経緯がある。

最近では富士山でやったWPPDの厨房を彼が見事に仕切ってくれて、数千人分のうまい料理を作ってくれたのを覚えている人が多いだろう。
<http://www.wppd2004.org/index.html>

彼の料理は、大胆に素早く作りながらも実に見事にうまい。
その理由は、隠し味をいつも『気遣い』と『思いやり』としているからだろう。

これはただ単に彼を褒め讃えている訳ではない。それだけ大量に彼の料理を食べ尽くして来た私だからこそ言える賞賛の言葉なのだ。震災最中の神戸で、日本中の川旅の中で、 もちろん四万十塾のカヌートレックの中で・・・・・

彼が始めてカヌーと出会ったのは、震災から4ヶ月がたった頃だった。その当時、御影公会堂の裏ででっかいテピーを建てて住んでいた彼と一度息抜きをしようと相談して、その日の内に、ひょいと夜中の神戸から内緒で抜け出して、長良川を下った時のことだった。

とーると今は鶴岡にいるスターンとタンデムで乗り込ませたが、その後とーるがソロで乗りたいと言い出して、まだパドリングを覚えて間もない状況で、カヌーが沈してしまい、はるか遠くの下流の方まで流されてしまったのだ。

『無抵抗な状態で、流されるままでしかない自分』

彼にとってこの大事件がきっかけとなって、その後どっぷりと『水』の世界にのめり込み始めたようである。

震災から1年半ぐらいたった頃だろうか、彼は長野に帰るか、それとも何処か新しい場所に移り住むかという時期をむかえたらしく、私に相談をかけてくれた。

その当時の私の考えは、とーると同じことを考えていて、復興という名の元にコンクリートと新建材で再生されていく神戸の街を根源的な部分で疑問視していたので、早い時期に田舎に引きこもりたいと考えていた時期だったのだ。

「四万十川に住みたい。四万十でガイドを一緒にやるか!」というのが、その時の私の答えであった。

あぁ〜なつかしい! 今から思えばこの瞬間は、とーるにとっても、私にとっても分水嶺のような瞬間だったのだ。 

この時を境にしてとーるの夢は着実に前に進み、私は神戸の「やることだらけ」の生活に追われて行ってその後6年間も街中に取り残されてしまったのだ。

今や、とーるは名実ともに日本を代表するカヌーイストとなっている。カヌーの積算航行距離は日本でナンバー1となったのだ。

この3月はNHKの番組で犬と一緒に四万十を下るらしいから、どこかで探して放送を見て欲しい。
四万十塾:<http://www.40010.net>

8時になって二階の会議室に行ってみら、集まった人が多いので驚いた。30人を越える人が集まってくれているのだ。それもほとんどの人が今回の私の話しを聞くのが始めてという人ばかりである。

私はいつもの様に、これまでに至った経過と今後3年間に推移して行く世界の情勢、現在研究開発している基礎実験の内容などを丁寧にパソコンを使いながら説明していった。
おかげさまで20を越える新たな市町村の窓口が生まれた。

ここにつどった仲間たちに感謝したい。遠く京都から駆けつけてくれたかねやん、徳島から参加のchan&koko、山の中の塩やさん・・・・・この人たちのキャラはいずれ公開する【ヒト博物館】で更新して行くので、楽しみにして欲しい。

さて、この夜『月の祭り』に集まったヒトの中で、ひときわ際立った動物的な風貌の「くまさん」を紹介しておこう。

彼は震災で倒れた神社の鳥居を集めて神戸中にモニュメントを創っていった神戸芸術村の立役者でもある。もちろん彼は、今治市を担当することとになった。

では、ご用意はいいでしょうか?ここは慎重に・・・・・
http://www.h5.dion.ne.jp/~stonemia/sub50.htm

 
TOP > バウの道中記 > 2006/2/13

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

E-mail:bow@peace2001.org