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TOP > バウの道中記 > 2009/9/8
 

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 point 【rain-bow】
 point 【714Xと6人の医師】
 point 【古代への旅】
 point 【Pastime】
 point 【18のバス停】
 point 【I Thought About You】
 point 【HOMEに帰ろうぜ】
 point 【山月記に学ぶ】
 point 【風 散々と】
 point 【これで、いいのだ!】
 point 『注文の多い料理店』
 point 【曼珠沙華】
 point 【きつねの夕食会】
 point 【キラリ 札幌地下鉄】
 point 【ゴキブる】
 point 【水道水を飲む】
 point 【夏休み】
 point 【ガイア セブン】
 point 【田んぼの中の露天風呂】
 point 【父は空 母は大地】
 point 【ラジオの話し】
 point 【よければ一緒に】
 point 【シベリア鉄道】
 point 【1分で充分だった】
 point 【病みながらも生きて行く】
 point 【がんの催眠療法】
 point 【テニアン島の怪】
 point 【東京銭湯】
 point 【12月の雨の日】
 point 【しあわせって・・・】
 point 【ダダ・チャイルドの明輝人くんへ】
 point 【犬のようちえん】
 point 【東京タワー】
 point 【希望は踊っている】
 point 【Slow Dance】
 point 【道頓堀でカヌー】
 point 【野の花診療所】
 point 【バウ塾】
 point 【ジョン・レノンな私】
 point 【もっとCM見ようね】
 point 【朗報・みっつ】
 point 【あやまりの旅】
 point 【地球をいやそう】
 point 【言葉が消えた・・・】
 point 【四国から・・・】
 point 【3つのビルの謎】
 point 【聖地・チベット】
 point 【事業仕分け】
 point 【途中退席賞】
 point 【ノーナプキン】
 point 【船首漂着】
 point 【大ボラを吹く人たち】
 point 【きづきの瞬間】
 point 【LOVE ME TENDER】
 point 【親子3代つながった】
 point 【水虫の唄】
 point 【自分の足で】
 point 【あの純真さに学ぶ】
 point 【おいしいコーヒー】
 point 【何を目指したか】
 point 【ダムのない川】
 point 【愛おしくて】
 point 【タタの面白さ】
 point 【15秒のCM】
 point 【REGEND 重い扉】
 point 【起業課を新設】
 point 【開け!にっぽん】
 point 【ピンポン!】
 point 【夢から一歩】
 point 【名人戦】
 point 【セバスチャン氏との出会い】
 point 【やっぱカヌーだよ!】
 point 【カナダセミナー報告】
 point 【希望への讃歌】
 point 【アンソニー・フィリップス】
 point 【ウイルスの政局話し】
 point 【Muzinzo vol.1】
 point 【MOXとCANOE】
 point 【地球マンの声】
 point 【人間家族】
 point 【無為自然】
 point 【おくっとこ】
 point 【ベーシックインカム】
 point 【ロビー活動】
 point 【ハワイな予感】
 point 【フードバンク】
 point 【勇気ある卵】
 point 【類は友を呼ぶ】
 point 【内を向いて歩こう】
 point 【ウォーリーの家】
 point 【お弁当の話し】
 point 【素朴な里と人】
 point 【714X 未知の道】
 point 【似顔絵の作り方】
 point 【大好きだよ!】
 point 【ハプチョンに行くぞ】
 point 【予約販売 GOGO!】
 point 【最後のニュース】
 point 【足るを知る】
 point 【骨董通り散歩】
 point 【薪割りの季節】
 point 【Hymn To Hope 】
 point 【こころの意味】
 point 【行きと帰り】
 point 【お誕生日】
 point 【108の祈り・後】
 point 【108の祈り・前】
 point 【てるりん慕情】
 point 【オフコース】
 point 【読書三昧】
 point 【カナダ報告2】
 point 【どんでん返し】
 point 【ストリートビュー】
 point 【帰りたい】
 point 【カジカ鳴く夕暮れ】
 point 【日の目を見る】
 point 【うぶに還る】
 point 【純真な動き】
 point 【ぼ〜っとする】
 point 【常温核融合】
 point 【ナンバー117】
 point 【夢のひとつ】
 point 【カナダ報告】
 point 【タオと生きる】
 point 【ラップ療法】
 point 【Tibet Tibet】
 point 【千島学説セミナー】
 point 【ガストン・ネサーン】
 point 【BOOMERANG】
 point 【Yes,We Can】
 point 【宇宙を越えて】
 point 【マンハッタンのマグロの叫び】
 point 【食の研究所】
 point 【いのちの食べ方】
 point 【医学の進化】
 point 【育ち・なおし】
 point 【半農半X】
 point 【月に笑う夜】
 point 【911から見る未来】
 point 【中越沖地震】
 point 【慈しむ】
 point 【ひとり旅の冒険旅行】
 point 【HOME SWEET HOME】
 point 【動けば変わる】
 point 【豪快な号外】
 point 【今までのような暮らし】
 point 【森の魂 風の塔】
 point 【スローダンス】
 point 【白い森】
 point 【悲しい知らせ】
 point 【千島学説に学ぶ】
 point 【Beyond】
 point 【広島灯籠流し】
 point 【生徒諸君に寄せる】
  【サイコロの未来】
  【絶望に効くクスリ】
   【風になる】
  【まぁだだよ】
  【ほたるのものすごさ】
  【いいモノみっけ】
  【猫語の教科書】
  【廊下で立ってなさい】
  【21世紀第64回目 月の祭り】
  【アーティストが世界を変える】
  【天声人語】
  【自衛隊に入ろう?】
  【とある社内報2】
  【とある社内報1】
  【四方山ばなし】
  【歌舞伎町三者会談】
  【超秘密会議の打ち明け話し】
  【吹雪の中の水虫のうた】
  【イカ焼きとミックスジュース】
  【豊島問題改ざんサイト】
  【chanとまこっちゃんやど〜】
  【古武道とはなんぞや】
  【道後準備会】
  【竹炭名人芸】
※矢印をクリックするとメニューの一覧をみることができます。

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【バウの道中記】2009年9月8日  武蔵野  月笑庵

【タタの面白さ】

そうか〜!もう9月なんだよ。去年の9月から群馬の大泉あたりを歩き 出してからもう1年になるんだから、この一年はアッと言う間の一年だ った。たくさんの人と話しをしたし、いろんなお店にも入ったし、この 一年は群馬で頭を使いっぱなしの一年だった。

群馬を歩いてみて、これは不思議!と思ったのが企業と市民生活の関係 だった。地元の日本人に聞いても、日系ブラジル人に聞いても、みんな 同じ答え。「不景気だからしょうがない」とサンヨーや富士重工の大き な工場の方を見ながら言うのである。

「不景気だからしょうがない」って、言い訳する時には便利な言葉だけ ど、本当は違うんじゃないかと私は思っている。

動こうとしない人が、動き方が分からないとか、動く気がしないと言う のとよく似ていて、結局は動こうとしないから何も始まらないのだ。

大泉近辺には二つの大きな工場を支えて来た中小の工場もたくさん目に 入る。それらも夏が終わった森の、ミンミン蝉が泣き終わった時のよう に、シーンと静まりかえっている。

今までお祭りのように大量生産に騒いで来た工場って、一体何だったの だろう?工場って何の目的で稼働させているんだろう?この問いかけを 自分の頭にぶらつかせながら、この一年間、寒い中、暑い中を歩く毎日 だった。

で、で、で、少しだけ上の3行の答えが見えて来たのです。それも遥か 遠いインドからの『答え』です。

nanoって車が20万円台でインドで発売された話しを聞いた人は多いと おもうのですが、この車を作ったのがタタというインド有数の財閥系の 会社で、このタタと言う会社の約66%の株主が、インドでいろんな地 域で活躍しているNPOやNGOや市民団体なのです。

ひっくり返して話しをすると、だから世界一安い車をみんなのために開 発する使命もあって、またそこで生まれた収益が市民団体などに配当さ れて、その資金がインド全体の社会貢献へとつながっているのです。

さて、日本の企業はどうだろう?過半数の株式を、NPOやNGOや市民 活動団体などが持ち寄っている会社はあるのだろうか?それも一部上場 の企業の中では、考えられないことだろう。

どこの会社だっただろうか、今年770万円の高級車を発売したのは? それって、この先私たちが暮らして行こうとしている世界観から、あま りにもずれ過ぎていると感じているのは私だけだろうか。

インドでは、日本のスズキや世界各国の自動車メーカーが、タタに近づ こうとして、販売代金を下げ始めている。しかし、それらの目的は単純 に書くと売り上げを上げて、会社の収益を上げるだけの目的なのだ。

それに引き換え、タタは私たちが学ぶべき、新しいスタイルのビジネス を見せてくれているのです。そう。資本力から生まれた配当を市民側で 運用させれば、どれだけ地域が潤うかと見せてくれているのです。

もし、大泉にある大手企業がタタのような会社だったら、日本中の人か ら、いつも応援されて、こんな不景気の中でもリストラ騒ぎにもならな かったに違いない。

今年からタタのnanoは、ヨーロッパの規格にも通って、販売開始になり ました。早く日本にやって来ないかなぁ。ぼく一番に予約したいな〜!

さて、私たちのまわりの企業は旧態依然のままの資本主義で、いつまで 競争世界をつくって行くんだろうか?それは、ひょっとして私やあなた の責任だと、自分自身の中で考え始めた方がいいのかも知れません。

 
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E-mail:bow@peace2001.org