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【バウの道中記】2007年10月5日 武蔵野 月に笑う夜

【止・観】

やっと今年も秋が来たようですね。
富良野の友人からの便りでは、すでにユキムシを見たらしいです。
例年より10日も遅れたらしいです。

知床の最高気温が13°ぐらいになり、秋シャケの遡上が佳境になる頃、北海道の中央にそびえる大雪山の平らな頂きから、いっきに里にむけて紅葉が押し寄せます。

私はこの13°が待ち遠しく、この時期になると、こころはいつも大揺れに揺れるのです。

さて、今年はどこで紅葉を迎えようかと、秋の気配が始まる前から、浮き浮きしながら行きたい場所への思いにこころを馳せています。
全国の紅葉情報:
http://weathernews.jp/koyo2007/

ところが・・・嬉しいことに・・・
今年の私の誕生日の10月9日は、紅葉真っ盛りの北海道へ行けることになりました。嬉しいな〜!これは最高!!!

私にとってこんな嬉しいことは、またとない。
一年で一番好きなこの時期に、しかも紅葉真っ盛りの、おまけにど真ん中に行けるのですから・・・

オンネトーの紅葉を見ることができそうだ。
チミケップ湖畔のトドマツに遊ぶエゾリスにも会えそうだ。
ルナ川の浅瀬に登って来るシャケにも会えそうだ。

今年は大雪山をぐるっと取り巻く石狩川の源流部にも足を踏み入れてみよう! てな具合に浮き浮きです。

さて、最近いろんな場所で『止・観』と言う言葉を使って、人の精神状態のあり方をご説明することが多くなりました。

どうしても自分の生き方が出来ないと、多くの皆さんが生き方、進路の決め方、考え方などで悩まれているからです。

『止・観』を簡単に説明すると、桶のような器に水を入れて行くと最初はチャポンチャポンと波が立っていますが、そのうちに次第に波は大きくなり、いずれ静かな静止したような水面になります。

この静止した静かな水面が『止』と言ぶ、こころの状態です。

この浮き世は、いろんな「情報」と「生きざま」が、うごめいていますが、そんな中にあっても、「一つの言葉」に桶の水をチャポンチャポンと騒がせるのでもなく、一つの「出来事」に大波を立てて、桶の中の水をこぼさない「こころ」になる。

これが『止』です。

この静止した静かな水面の『こころ』をいつも保てるようになると、その水面に、はじめて狂いのない、ゆがみのない何かが見え始める。

これが『観』です。

さて、今年はこの『止・観』の『こころ』で真っ赤に萌えたカエデやナナカマドを眺めて来よう。

 
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