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TOP > バウの道中記 > 2005/12/26
 

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 point 【rain-bow】
 point 【714Xと6人の医師】
 point 【古代への旅】
 point 【Pastime】
 point 【18のバス停】
 point 【I Thought About You】
 point 【HOMEに帰ろうぜ】
 point 【山月記に学ぶ】
 point 【風 散々と】
 point 【これで、いいのだ!】
 point 『注文の多い料理店』
 point 【曼珠沙華】
 point 【きつねの夕食会】
 point 【キラリ 札幌地下鉄】
 point 【ゴキブる】
 point 【水道水を飲む】
 point 【夏休み】
 point 【ガイア セブン】
 point 【田んぼの中の露天風呂】
 point 【父は空 母は大地】
 point 【ラジオの話し】
 point 【よければ一緒に】
 point 【シベリア鉄道】
 point 【1分で充分だった】
 point 【病みながらも生きて行く】
 point 【がんの催眠療法】
 point 【テニアン島の怪】
 point 【東京銭湯】
 point 【12月の雨の日】
 point 【しあわせって・・・】
 point 【ダダ・チャイルドの明輝人くんへ】
 point 【犬のようちえん】
 point 【東京タワー】
 point 【希望は踊っている】
 point 【Slow Dance】
 point 【道頓堀でカヌー】
 point 【野の花診療所】
 point 【バウ塾】
 point 【ジョン・レノンな私】
 point 【もっとCM見ようね】
 point 【朗報・みっつ】
 point 【あやまりの旅】
 point 【地球をいやそう】
 point 【言葉が消えた・・・】
 point 【四国から・・・】
 point 【3つのビルの謎】
 point 【聖地・チベット】
 point 【事業仕分け】
 point 【途中退席賞】
 point 【ノーナプキン】
 point 【船首漂着】
 point 【大ボラを吹く人たち】
 point 【きづきの瞬間】
 point 【LOVE ME TENDER】
 point 【親子3代つながった】
 point 【水虫の唄】
 point 【自分の足で】
 point 【あの純真さに学ぶ】
 point 【おいしいコーヒー】
 point 【何を目指したか】
 point 【ダムのない川】
 point 【愛おしくて】
 point 【タタの面白さ】
 point 【15秒のCM】
 point 【REGEND 重い扉】
 point 【起業課を新設】
 point 【開け!にっぽん】
 point 【ピンポン!】
 point 【夢から一歩】
 point 【名人戦】
 point 【セバスチャン氏との出会い】
 point 【やっぱカヌーだよ!】
 point 【カナダセミナー報告】
 point 【希望への讃歌】
 point 【アンソニー・フィリップス】
 point 【ウイルスの政局話し】
 point 【Muzinzo vol.1】
 point 【MOXとCANOE】
 point 【地球マンの声】
 point 【人間家族】
 point 【無為自然】
 point 【おくっとこ】
 point 【ベーシックインカム】
 point 【ロビー活動】
 point 【ハワイな予感】
 point 【フードバンク】
 point 【勇気ある卵】
 point 【類は友を呼ぶ】
 point 【内を向いて歩こう】
 point 【ウォーリーの家】
 point 【お弁当の話し】
 point 【素朴な里と人】
 point 【714X 未知の道】
 point 【似顔絵の作り方】
 point 【大好きだよ!】
 point 【ハプチョンに行くぞ】
 point 【予約販売 GOGO!】
 point 【最後のニュース】
 point 【足るを知る】
 point 【骨董通り散歩】
 point 【薪割りの季節】
 point 【Hymn To Hope 】
 point 【こころの意味】
 point 【行きと帰り】
 point 【お誕生日】
 point 【108の祈り・後】
 point 【108の祈り・前】
 point 【てるりん慕情】
 point 【オフコース】
 point 【読書三昧】
 point 【カナダ報告2】
 point 【どんでん返し】
 point 【ストリートビュー】
 point 【帰りたい】
 point 【カジカ鳴く夕暮れ】
 point 【日の目を見る】
 point 【うぶに還る】
 point 【純真な動き】
 point 【ぼ〜っとする】
 point 【常温核融合】
 point 【ナンバー117】
 point 【夢のひとつ】
 point 【カナダ報告】
 point 【タオと生きる】
 point 【ラップ療法】
 point 【Tibet Tibet】
 point 【千島学説セミナー】
 point 【ガストン・ネサーン】
 point 【BOOMERANG】
 point 【Yes,We Can】
 point 【宇宙を越えて】
 point 【マンハッタンのマグロの叫び】
 point 【食の研究所】
 point 【いのちの食べ方】
 point 【医学の進化】
 point 【育ち・なおし】
 point 【半農半X】
 point 【月に笑う夜】
 point 【911から見る未来】
 point 【中越沖地震】
 point 【慈しむ】
 point 【ひとり旅の冒険旅行】
 point 【HOME SWEET HOME】
 point 【動けば変わる】
 point 【豪快な号外】
 point 【今までのような暮らし】
 point 【森の魂 風の塔】
 point 【スローダンス】
 point 【白い森】
 point 【悲しい知らせ】
 point 【千島学説に学ぶ】
 point 【Beyond】
 point 【広島灯籠流し】
 point 【生徒諸君に寄せる】
  【サイコロの未来】
  【絶望に効くクスリ】
   【風になる】
  【まぁだだよ】
  【ほたるのものすごさ】
  【いいモノみっけ】
  【猫語の教科書】
  【廊下で立ってなさい】
  【21世紀第64回目 月の祭り】
  【アーティストが世界を変える】
  【天声人語】
  【自衛隊に入ろう?】
  【とある社内報2】
  【とある社内報1】
  【四方山ばなし】
  【歌舞伎町三者会談】
  【超秘密会議の打ち明け話し】
  【吹雪の中の水虫のうた】
  【イカ焼きとミックスジュース】
  【豊島問題改ざんサイト】
  【chanとまこっちゃんやど〜】
  【古武道とはなんぞや】
  【道後準備会】
  【竹炭名人芸】
※矢印をクリックするとメニューの一覧をみることができます。

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バウの道中記 2005年12月26日 梅田


【古武道とはなんぞや】

NHK国際放送(ラジオジャパン)のインタビュー収録のため、梅田にやってきた。久しぶり、生まれ故郷の大阪である。

今回この番組で進行役とインタビュアーをやって頂いた沖縄の古武道を極めた宇城憲治さんは、なかなか素朴で思いのほか低姿勢で、評判通りの面白い人物であった。

事前にNHKから送られて来た彼の資料を見て、私は宇城さんのことを始めて知ったのであるが、資料を見せてもらいネットで調べて行くうちに、私は宇城さんの生き方と、なかなかここまで普通の人では叶わないと言うところまで、まさしく古武道の『極』を極めたられた宇城さんに共鳴できるまでになっていた。

それにしても、どうしてここまで古武道を極めた人物が、こんな普通のおじさんを見つけ出してインタビューをやろうと考えられたのか、私はこの部分で大きな疑問があったのだが、私とは全く違った彼の生き方にも興味があり、取りあえずお会いできる嬉しさもあり今回の収録をうけることにした。

今回の様に、何らかの形で自分を極めた古武道家と呼ば れる人に直接お会いして、お互いの話しを聞き合うことが出来るのは私にとって2回目である。

甲野善紀さんと始めて出会ったのは10年前、阪神淡路大震災の恐怖感と不安感が神戸の街全体と、そこに住む人々のこころに、まるで津波のように押し寄せていた頃、私たちが本拠地としていた神戸元気村の受付テントの前に突如現れた時である。

彼を連れ立って来たのは長野美麻村の遊学舎の吉田さん。
「バウさん! 面白い人と陣中見舞いに来ました。取りあえず紹介します。」と言われて目を合わせながら甲野さんと握手を交わした時の感触がいまだに私の脳裏に残 っている。

その当時、一日数千人の人と出会って握手ばかりして来たのであるが、この時の甲野さんとの出会いはいまだに鮮明に私の触覚の中に生き続けている。

しばらく話しをした後だったが、私は甲野さんが持っていた、長細い包みに気づいて聞いてみた。

「甲野さん、ひょっとしてそれは日本刀ですか?」

彼はその当時当たり前のスタイルであった、ペットボトルの水でもなく、差し入れが入ったリュックサックでもなく、なんと日本刀の本物をこんな地震のど真ん中に持ち込んで来たのである。

しばらくして、薄暗くなり始めた公園の真ん中で、彼の『居合い抜き』と『剣の舞』が始まった。

そうそうと運ばれる剣の先。ピタッと静かに留まる彼の目線・・・・

雑然と破壊された神戸の街の公園で、その正反対とも言える、まるで一瞬の幻のように、異様なまでに美しい足の運び、人の姿の美しさ・・・・・
周りを取り囲むようにして集まって来たスタッフたちも、その『正直な技』に見入っていた。

『そうか、このままぶれづにやっていくことだ』

私にとってこの『正直な技』は、正しく時をえた、陣中見舞いになっていた。

それ以来、私は何かを極め尽くした人物も、私の生活の中でゴク普通に出会う、普通の人物と一緒ぐらい、好きになってしまったようだ。(むつかしいかな!)

さて、今回の沖縄の古武道を極めた宇城憲治さんとの対談は収録時間を大幅に延長して2時間を越えてしまった。

お正月を返納して編集する担当者の苦労が目に見える。

この収録で和歌山の友人の津田啓史(つだひろふみ)を宇城さんに紹介した。彼は昔から私の体を一番たくさん触れてきてくれた整体師で、宇城さんの大フャンらしく、これも日頃から私を支えて来てくれたクリスマスプレゼ ントになるまいか、と思っている。

収録を終えてから、NHKが用意してくれたホテルの一室で、くたくたになっている私の体を津田さんはいつものようにほぐしてくれた。

そのご恩返しに、和歌山に帰る彼を引き止めて、私はまたパソコンを覗かせながら2時間の話しをやってみた。

和歌山市の決定である。彼は私の話を聞きながら、この先の近未来に目線を向けて終止笑っていた。彼はニコニコしながら和歌山に向けて帰って行った。これでのんびり寝ることができる。

情けないないのは、超一流のホテルに泊めてもらったにも関わらず、この夜一眠りした後食べた夕食は380円の、のり弁当であったことである。それが私なのである。

さて、明日は徳島の鳴門に入って行く。
では、海外の友人たちにもお知らせください。

番組名:  NHKラジオジャパン(日本語番組)
       〔TOKYO発きょうの日本〕
       「至高のメッセージ 2006」タイトル
メディア: 短波放送(全世界向け)
       アジア地域周波数は17845KH
放送予定日:平成18年1月23日(月曜日)
         午前11時30分〜12時29分(日本時間)

再放送が、日本時間で同日13時30分〜、16時30分〜、18時から19時の間、翌1月24日(火)午前1時半〜、同午前3時
半〜、
 このうち。23日18時から19時の回はインターネットでもライブで放送されます。
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/japanese/index.html
 同ページの「インターネットで聴く」という右上の部分をクリックしてください。


 
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E-mail:bow@peace2001.org