今、必要なこと | ふるさと義援金



 たくさんの町が破壊されました。水道やガス、道路などのインフラの整備は急務です。しかし、人も、道具も、重機も、燃料もまったく足りていません。あらゆる物が津波にのまれて流されました。日常を取り戻すまでには、たくさんの時間と労力と資金を必要としています。

全てを失った。仕事も失った。

 被災され着の身着のまま逃げられた方々は、住居と同時に仕事も失いました。生活に必要な様々な物資が全国から届けられています。しかし、決定的に不足している物があります。それは「お金」です。

まだ届かない!

 今回の災害のために世界中から義援金が集まっています。日本赤十字社に1396億円、中央共同募金会には192億円が集まりました(4/5現在)。米国赤十字社が3月29日に発表した義援金1億2千万ドル(約98億9千万円)も日本赤十字社に贈られます。
 しかし、それが被災者の手に届くにはまだ日数がかかります。

参照記事:※1※2※3

「一刻も早く仮払い金が欲しい」

 被災された方々の避難所暮らしは長期に及んでいます。そのため所持金はどんどん減っていく一方です。「自然水も飲めない。子供への水は有料のものになった」という声も聞かれます。避難所を出た後の生活への不安も募ります。
 しかし、今現在、仕事がありません。収入を得る方法がまったく無いのです。

 日本赤十字社、中央共同募金会(赤い羽根共同募金会)などに集まった巨額の「募金」は、すぐには被災者に届きません。

見上げる人01.gifだから、今こそ「ふるさと義援金」を活用しましょう! あなたが選んだ市町村に振り込んだ「義援金」は全額、被災された方に届けられます。

▲ ページトップへ

  ※1 東日本大震災:日赤への義援金594億円…配分には時間
 日本赤十字社は30日、東日本大震災の被災者のために取りまとめている義援金が594億円に達したと発表した。発生後15日間で160億円余が集まった95年の阪神大震災時を大きく上回る過去最高ペース。一方で、被害が広範囲にわたり、全容が把握できていないことから、配分を検討する委員会の設置などは未定で、被災者の元に届くにはもう少し時間がかかりそうだ。(毎日新聞 2011年3月30日)

→全文はこちら

  ※2 東日本大震災:義援金配分割合、18日までに決定--県方針 /岩手
 県は11日、県単独で受け取った東日本大震災義援金の配分割合は18日までに配分委員会を開いて決める方針を明らかにした。決定後、速やかに市町村に配分するという。被災で沿岸自治体の行政機能が低下していることもあり、様子を見ていたという。7日現在、県に寄せられた義援金は約39億9577万円となっている。(毎日新聞 2011年4月12日 地方版)

→全文はこちら

  ※3 第1次義援金232億円、3県に送金
 東日本大震災の被災者への義援金を受け付けている日本赤十字社と中央共同募金会は13日、福島、栃木、長野の3県に第1次義援金として計約232億8000万円を送金した。
 被災した15都道県と共同で作る「義援金配分割合決定委員会」が8日に決めた配分割合に基づき、11日に申請があった3県に送金した。他の都道県に対しても、申請があり次第、送金する。義援金は市町村を経て、被災者に届けられる。
(2011年4月13日22時08分 読売新聞)

→全文はこちら