インパク会場 カンボジアから帰って来て、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。この間、新聞、雑誌などにカンボジアのことを発表してきたけれど、このサイトには少し肩の力を抜いた写真ルポを書いていこうと思っています。あちこちに話は飛ぶけれど、私が見たまま聞いたままの「ナマ・カンボジア」をお届けします。お楽しみに。

 

鬼先生と生徒達

 見てください、この笑顔。
 これは授業中の鬼先生と生徒さんたち。青い服の青年が私たちの面倒を見てくれたガイドの一人、コイ君。昼間はおばさんの製麺工場を手伝っている。朝は5時に起きるそうだ。農業の手伝いもしている。そのかたわら、日本語を習いに来ている。
 日本語や英語ができると、カンボジアでは即、収入につながっていく。だからみんな日本語を必死で勉強している。その気迫というか、やる気というかがすごい。
 鬼先生の授業は1ヶ月10ドル。たった10ドル。その10ドルも払えない子が多い。授業料が未払いでも催促することはないそうだ。10ドルで何回授業に出てもいいそうだ。

 

1人ずつ自己紹介。名前、家族構成、将来の夢、趣味など大きな声で発表中。
2001/06/15(Fri)22:55:12

これまでのルポ
カンボジアは水の都だった
わからなくても真面目に
共産圏の地雷
地雷を踏むような気がしてしょうがない
リサイクルはさせない
マラリアになったらタイに行け
地雷原の小学校
ここがポル・ポトの墓だ

アンコール・ワットは水の都
タ・プローム遺跡の巨木たち
一人できる!の実践者

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文:田口ランディ


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