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■ メールニュース『Open-J BOOMERANG』バックナンバー:2005年1月発行分一覧
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2005年1月には、以下のメールニュースが配信されました。
(上のものほど新しくなっています)
● Vol.483:オーストラリア報告(01/25)
● Vol.482:TSUNAMI・留学生帰国支援(01/12)
● Vol.481:TSUNAMI(01/08)
● Vol.480:今が一番つらいだろう(01/01)
●Vol.483:オーストラリア報告(01/25)
★グローバル・ピース・キャンペーン★
■転送・転載・大歓迎■
◆きくちゆみ◆
1月19日。きくちゆみ@オン・ザ・ロードinオーストラリア
昨晩はシドニーのキャラバンパーク(家族連れにとっては最適の安宿)で、家族
そろってテレビを見ました。この番組の放映を教えてくれたのは、オーストラリ
ア在住で『911ボーイングを捜せ』の翻訳者の一人である千早。番組はフラン
スのドキュメンタリーを翻訳したもので、タイトルはずばり「911 Didn't Happen
(911は起こらなかった)」。どんな内容か興味津々で見たのだけど、ちょっ
と期待はずれでした。
フランス人のティエリ・メサーンが書いた本『Effroyable Imposture(恐るべき
ペテン)』を中心にした話の展開で、それがどのように世界中に広がっていった
か(現在50カ国以上で出版。日本では出版されていますか?アメリカでは?)
を描いていました。でも、取り上げ方は、「陰謀説で大もうけをした」というレ
ベル。チェリ・メサンの本については、こちら:
http://www.asyura.com/2002/war14/msg/535.html
日本語版『911ボーイングを捜せ』のタイトルの元になったのは、この番組の
中でも取り上げられていたフランス語版のホームページ“Hunt the Boeing (フ
ランス語でなんと言うのか、聞き取れませんでした)”です。番組の中でも、私
たちが見慣れたペンタゴン崩壊前の写真や5メートルの穴しか開いていない写真
が映りました。
メサーンの本はフランスでベストセラーになり、この本のヒットに刺激されて翌
年の9月11日には、ドイツでも雨後のたけのこのように多くの911陰謀説を
テーマにした本が出版さたそうです。いずれもよく売れて、人々の興味の高さを
伺わせました。ついには、ドイツの調査報道の牙城である「Die Spieg
el(ディア・シュピーゲル)誌」までが911事件の陰謀説に取り組まざるを
得なくなりましたが、結局発表はしなかったとのこと。
私は20代の前半、シュピーゲル誌のアジア総局長のティッチアーノ・テルッツ
ァーニ氏のアシスタントをしていました。彼は私が知っている限り、ジャーナリ
スト中のジャーナリストでした。シュピーゲル誌が正面からこの問題を取り上げ
なかったのは残念。テルッツァーニ氏が生きていたら、きっと取り上げただろう
な、と思いました。
テルッツァーニの反戦の手紙:http://www.ryosukal.com/tt/lcg/
メサーンの本は当然、アラブ諸国で大ヒットしました。もともと反米のイランは
もちろん、親米のエジプトでもベストセラーに。陰謀説の皮切りは、事件から1
週間も満たない9月17日に、レバノンのテレビが報道した「9月11日、世界
貿易センターで働いている4000人のユダヤ人は、モサドの警告があったため
に仕事にいかなかった」というもの。これは日本でもネットで流れていましたね。
この番組の中では、実際は400人のユダヤ人が亡くなり、その追悼式を取り上
げ、25歳の息子を亡くしたユダヤ人の母親をインタビューしていました。でも
これだけでは、事実がはっきりしません。事前にこの事件を知らされたために、
生き延びた人がいたのかどうか、もう少し深く検証して欲しかったです。それが
できるほどの情報が 公開されていない、とういことなのでしょうか。
911事件は本当に19人のアラブ人テロリストの犯行なのでしょうか。19人
の実行犯とされた人たちのうち、数名はまだ生きていることも、この番組で取り
上げられていました。私自身は米国政府の発表はもう信じてはいませんが、仮に
発表どおりの事件だったとしても、アフガニスタンやイラクへの攻撃は不必要で
した。税金と資源の無駄遣いで、無実・無関係の人々のいのちを奪い過ぎであり、
この「対テロ戦争」はちっともテロ対策になっていません。こんな戦争でいのち
を奪われた人々とその家族はどんなに無念でしょう。戦争を食い止められなかっ
たことが、悔しいです。
戦争をしている国、しようとしている国のメディアは、国民に本当のことを知ら
せません。このことを肝に銘じて、米国メディアを批判的に見る必要があるし、
その翻訳をそのまま流すことが多い日本のメディアも要注意です。最近のNHK
はそのいい例といえましょう(がんばれ、長井プロデューサー!)。
1月20日には、ブッシュ大統領就任式にぶつける大規模なデモが、米国で予定
されています。今年の一般教書演説では、イラクからの撤退について触れるでし
ょうか。ブッシュ大統領は、最近イラクの占領政策について「見直し」という言
葉を口にし始めていますね。
1月末のイラクの選挙は、とてもスムーズに行われそうもありません。なんせ選
挙に行くこと自体がいのちがけなのですから、誰がそんな危険を冒してわざわざ
行くでしょう。選挙管理委員が全員辞表を出したり、選挙をボイコットする勢力
が増えたりしています。イラクの人々の米軍占領への抵抗は、収まらないどころ
か日に日に勢いを増しています。ファルージャであれだけ無実の人を殺してしま
った占領軍は、親米的だった人々まで完全に敵に回してしまいました。米国の占
領はここでも失敗だった、と言えます。
それにしてもふがいない日本とオーストラリア政府。国民の声より、アメリカ政
府の声を聞くのはどうして?実は、こちらに来てから、オーストラリア人と「ど
ちらがよりアメリカの第51州らしいか」を言い争っています・・・。日本とオ
ーストラリアは政治的に似ている部分があり、驚いています。国民の大半は戦争
にも軍隊のイラク派兵に反対ですが、政府が反対の声を押し切って派兵していま
す。両国がアメリカに「NO」といえない弱みは、何なのでしょうか。石油?経
済?それとも・・・。
小国でもお隣のニュージーランドは、イラクから軍隊を撤退させました。2月に
は初めてニュージーランドも訪れるので楽しみです。小さくて、きらりと光るニ
ュージーランド。もし日本以外の国に住むなら、この国は第一候補です。温泉も
あるし、気候が日本と似ているし、政府が先進的だから。
津波は止められないけど、戦争は止められる。次の戦争は止めたい。そのために、
できることをやり続ける。そんな気持ちで、明日から北上します。カースルヒル
20日)、コフスハーバー(21日)、バイロンベイ(22日)、ブリスベン
(23日)、サンシャインコースト(24日・デジャーディン・ゆかりさんの家)
で、ミニ上映会をする予定。米国と違い、この国には知り合いが殆どいないので、
上映会を設定するのは簡単ではありません。これまで出会った人のつてと、日本
在住のオーストラリア人の友人からの情報を頼りに動いています。それでもなん
とかコフスハーバーとサンシャインコーストは会場も決定し、人集めも始まりま
した。もし、オーストラリア在住で興味のありそうな方をご存知でしたら、私の
携帯を教えてください。04−1674−0870。もちろん、日本からもOK
で、国番号は61。しばらくメールへのアクセスができませんが、また続きをご
報告しますね。
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1月22日。きくちゆみ@コフスハーバー。朝2時起きでなんでもできる、モー
ドです。
シドニーとブリスベンの中間にある人口3万人弱の美しい町で、昨晩、講演会が
行われました。オーガナイズしてくれたのは、隣町のソーテルに住むイレーヌさ
ん。彼女はイラクへの攻撃が始まる前に、オーストラリアで平和グループを創っ
た最初の一人で、この小さな町でピースマーチを組織した人です。
「ここは小さくてのんびりした町だから、ピースマーチを呼びかけてもそんなに
人は集まるとは思わなかったの。私ともうひとりの友人とで呼びかけて、20人
もくればいいわね、って話していたのよ。そうしたら6千人もきて、本当に驚い
たわ」と、そのときの様子を語ってくれました。
全く初対面の私たちのために、ほんの数日の間に公民館を予約し、人集めをし、
自分のアパートを開放しくれました。日本語教師だったジャネットさんが二人の
子どもを見てくれ、お手製のアボガドと野菜の巻き寿司をごちそうしてくれまし
た。
開始は7時半からで、私たちは7時頃会場にはいると、日豪教会の初代会長のパ
ットさんと彼女の夫、イレーヌと友人数人がいすを並べていました。この催しが
決まったのは、ほんの数日前ですから、イレーヌは「20人くればいい」と話し
ていました。
ふたをあけると31名が来て、小さい部屋はびっしり。人数に比して小さなテレ
ビ画面をみんな食い入るように見てくれました。9時半までじっくり質問に答え、
『戦争中毒』のこと、劣化ウランのことも伝えました。森住卓さんの写真集の中
の無脳症の赤ちゃんの写真は、かわいそうで見てられない、という反応でした。
私は言いました。
「この子は私たち大人に劣化ウランが何をもたらすかを教えるために生まれてき
てくれた天使です。この子がいなかったら、この写真が撮られなかったら、私た
ちはさらに犠牲を重ねてしまうでしょう。だから目をそらさないでください」
講演会が終わると、ほぼ全員が握手をしてくれたり、ハグしてくれて、「ありが
とう」といいながら帰っていきました。なんとか私の話は、受け入れてもらえた
ようです。
若いお父さんが質問しました。「僕はこの情報を知って、怖くなってしまった。
あなたは自分がこんなことを伝えて歩いて怖くないのか。僕にはとてもそんなこ
とはできない。」
「もしこの情報が私だけのもので、私だけが伝えているとしたら、とても怖いで
しょう。でも実際は、こうして講演をするたびに、新しい誰かが伝える人になっ
てくれており、その結果、ネットと口コミだけでアメリカで数万枚、日本で数千
枚のDVDが売れています。だから、講演をすればするほど、私はより安全にな
ります。私がやりたいのは、すべての人のいのちを守ることですから、敵はいま
せん。どの人も大事です。今、戦争を支持し、戦争が必要だと信じている人が、
この情報を知ることはとても大事です。環境破壊をしている人が地球環境の厳し
い現実を知ることが、とても大切なのと同じ事です。劣化ウランの問題一つをと
っても、これを解決するには、あらゆる人の協力が必要です。だから、私はこう
してどこにでも行くし、誰とでも話をします。」
そう、敵はいないのです。もしいるとしたら、自分自身の中の恐れだけでしょう。
誰かが自分を傷つけるかもしれないという恐れ。でも、私は宇宙の法則を信じて
います。自分が出したエネルギー(言葉、行為、思いなど)が戻ってくる、とい
うこと。だから、私が愛に基づいて行動する限り、私に戻ってくるのは愛だけ。
これはベストゲームのルール3。(ベストゲームについては『バタフライーもし
地球が蝶になったら』をご参照ください)そして、この数年間、私が体験してい
ることは、その通りになっています。
すべての出会いに感謝しています。明日はまた、さらに北へ300キロ移動し、
バイロンベイという町でお話をさせてもらいます。奇跡は起こるものですね(ベ
ストゲームのルール5)。ここに来るまで、ほとんど誰も知り合いがいなかった
ことが、嘘のようです。
愛と感謝をこめて
きくちゆみ
■転送・転載大歓迎■
(署名部分省略)
●Vol.482:TSUNAMI・留学生帰国支援(01/12)
★グローバル・ピース・キャンペーン★
■転送・転載・大歓迎■
◆加藤寛明◆ 中越元気村共同代表
今回のスマトラ沖地震で桁違いの被害が未だ拡大し続けていることに、とても心
を痛めています。私自身新潟豪雨、中越地震を昨年連続して経験し、災害被害を
目の当たりにしていることもあり、「テレビの向こうの外国の話」とは思えず、
生々しく身近なことのように感じています。
今回私はグローバル・ピース・キャンペーンが呼びかけた【留学生帰国支援】プ
ロジェクトの窓口業務を担当することになりました。これも昨年来、新潟県民に
むけて皆さま方から暖かいご支援とご協力を頂いたことへの感謝の気持ちから生
まれ出たものです。力いっぱい誠実に窓口業務を担当しますので、ご支援とご協
力下さいますようお願いいたします。
このプロジェクトは、日本に留学のために来て、すぐに自分たちの国に帰って何
かをしたいと思っているにも関わらず、帰国する資金を持ち合わせていない留学
生たちに、帰国するための旅費を集めて提供し、彼らと豊富なノウハウを持って
いる地元のNPOやNGOを結びあわせて、その両者を支援するというものです。
留学生たちが地元に帰り、地元のNPOやNGOに参加することで、外部からの
一方的な支援だけでは補いきれない、長期的な個人の未来、地域の未来にも大き
な影響を与えることができると思います。
しかし、このメールニュースを読んでいない全国にいる留学生たちは、まだこの
プロジェクトのことをまったく知らない状態です。たくさんの留学生たちに、こ
のプロジェクトを知ってもらうためには、より多くの日本人にこの活動の事を知
ってもらい、知り合いの留学生に伝えてもらうことが有効だろうと思っています。
そのために、全国の地方紙に記事を書いてもらって多くの人に知ってもらうとい
う手法をとってやっていきたいと思っています。そこで、みなさんのお住まいの
都道府県の地方紙やラジオ、機関紙などへの広報をやっていただけないでしょう
か?
地元の新聞に、地元の人の取り組みとして、「あなたの近くにいる留学生に声を
かけてください」「留学生の渡航費にご寄付下さい」と訴えていただくことで、
留学生を紹介してくれる人や、寄付をしてくれる人にも呼びかけることができる
と思っています。
国内のそれぞれの地域で、新聞社と連絡をとったり、この活動の窓口となってく
れる方がいましたら、具体的にどんなことをするのか、詳しい情報交換をやって
いきたいと思います。また、留学生からの問い合わせの窓口にもなりますので、
下記のあて先までご連絡ください。(1月14日から16日までの間、電話で応
対することができません。ご了承ください)
■加藤寛明
■【TSUNAMI】留学生帰国支援特設サイト
http://www.everydayniigata.com/tsunami
■中越元気村
http://www.gassan.jp/genkimura/
■個人メールアドレス:hiroakijosekato@yahoo.co.jp
■ファックス番号:03-5501-9539
■電話番号:090-9386-9813
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■支援先JALAについて■
また、1月11日現在、インドネシア北部のNGO、「JALA」の代表のエデ
ィさんと日本からの支援およびインドネシアから日本に来ている留学生の受け入
れ体制などの連絡を取り合っています。
彼らは、スマトラ北部で古来から伝えられてきた伝統漁法をやっている少数海洋
民族を支援してきたNGOです。今回の津波でこの伝統漁法をやってきた少数民
族の人達は船、漁具をもなくし壊滅的な打撃を受けています。また、JALAは、
自然保護の立場からマングローブの再生なども地域の住民たちとの会話に重点を
おきながら繰り広げてきてくれました。
JALAからの報告では、このままでいくと、インドネシア政府や各国からの支
援の最下位になるらしく、そのためわたしたちはJALAを最優先の支援先とす
ることにしました。近い将来、日本から出向く留学生達も一緒になって、スマト
ラに古来から根付くネイティブな海洋民族の支援ができるように願っています。
以下にJALAの簡単なプロフィールの原文を添付します。
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JALA(Jaringan Advokasi Nelayan )は北スマトラ漁民支援ネットワークと
いう意味で1997年に創設された。伝統的漁民を支援するため各NGOと漁民
の連携をめざし、ニュースレター、本などを発行してマングローブや沿岸環境保
護の広報活動をおこなっている。現在の主な活動はトロール漁法規制運動で、北
スマトラ地域にかぎらず全国レベルにおいて漁民、他のNGO、政府とのネット
ワークを通して伝統漁民の暮らしを支援している。
今回の津波災害でとくに被害の大きい北スマトラ地域の漁民たちの救援活動を現
在おこなっている。
JALAの住所:
Jl. Monginsidi I, No.20A
Medan 20152
Sumatra Utara
Indonesia
Phone/Fax 62 61 4159343
E-mail: jalanet@indosat.net.id
代表:Edy Suhartono
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留学生一時帰国のためのご支援とJALAに向けてのご支援を心からお待ちいた
します。留学生には、また日本に戻って来るまでの往復の航空チケット(オープ
ンチケット)を提供します。JALAへお寄せいただいたご寄付は、こちらのほ
うで一括して振り込みの代行をさせていただきます。
■お振り込み先
■郵便振替:オープンジャパン 00980−5−12290
※通信欄に【留学生】または【JALA】とお書きください。
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◆大井わこ◆
札幌の大井わこです。
バウさんがMNで呼びかけていた被災国からの留学生一時帰国支援キャンペーン、
北海道での応援団になろうと手を上げました。
応援動機と、留学生との現状をお話します。これを見て、札幌以外の地域でも一
緒に動き出してくださる人が出るといいなと思っています(^^)
災害ボランティア初心者の私には、「希望留学生の一時帰国の為に募金を!」と
の文句があまりに抽象的で、ちょっと戸惑っていました。送金した郵便局からの
帰り、色んな疑問が湧いてきました。留学生が行って、どこで、どうやって、何
をするんだろう?受け入れ先はどんな所?とりあえず募金だけ集めて大丈夫?な
ど。
しかし、かつて留学していた身として留学生の立場で考えた時、北海道がこのよ
うな甚大な災害に見舞われた時、どんな事でも手伝いに帰りたいものだと思いま
す。瓦礫の片付けでも、外国からのボランティアの通訳でも、なんでもできる事
をしたいと思うはずと想像しました。そんな時どこの誰でも航空券を出してくれ
るのなら、迷わず応募する事でしょう。
視点が変った時、「これは北海道でも広く知ってもらおう!」と思い立ちました。
メールで友人、知人に呼びかけ始めるのと同時に、独自に募金活動をしている
「インドネシア留学生協会北海道支部」へ連絡をとりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000127-mai-soci
すると彼らは日本で寄せられた募金の送り先を決めかねているというのです。汚
職がひどくて、とても政府を通じて送れない。確実に被災者へ届けてくれる民間
の組織を探し、長期支援をできる体制を作りたい。そのために、留学生の代表を
国(インドネシア)に送りたいと考えていたところだというではありませんか!
一時帰国支援キャンペーンの存在を知り、とても喜んでいました。募金をしっか
り届ける第1歩が踏み出せるのですから。また、彼らには留学生を受入れてくれ
る現地の団体を見つけてもらったり、日本語とインドネシア語の分かるスタッフ
としてさまざまな場で活躍してもらえることでしょう。色んな可能性を探るため、
近日中に数名の留学生と会うことになりました。
バウさんのメールにあった「一瞬の津波で愛するすべてを無くした人たち。彼ら
は今が一番つらい時でしょう。ひとりでも多くの留学生が皆さんから送られた寄
付金で帰国できて『人を助ける生き方』が出来れば、10年後20年後に彼らが
その国を支える頃になって、今回のこの経験が宝物のように思える日が来ること
でしょう。」この宝物の種を蒔く事がすぐにでもできるのです。
またとても共感する下記もすぐに実現です。
「日頃から、アジア各地の貧困対策や文化向上に豊富なノウハウで関わってきた
地域のNPOとNGO。ここ日本にいる留学生たちを『結び』その両者を支援す
るのが今回の私たちの目的です。」
マンパワーと元気と自分達で奮い立つ力をサポートできるステキな機会です。
北海道でももっともっと広められるよう動きます。ホームページを作ってくれる
友人、呼びかけ文を英訳してくれる知人、プレスリリース原稿の赤ペン先生して
くれる心強い人に支えられています。(リリース原稿は、堅苦しく考えすぎなの
か、なかなか筆が進んでいませんが・・・)
他の地域の方も、一緒にしませんか?
北海道の支援アドレス作りました!北海道の留学生を知っている方、お知らせく
ださい。北海道からもっとできること知っている方、一緒に動いてくださる方、
ご一報ください!
genki_ryugakusei_hkd@yahoo.co.jp
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◆きくちゆみ◆
毎年農閑期の冬は取材を兼ねて、海外の環境や平和の活動をする仲間を訪ねて旅
に出ます。今年は1月10日からオーストラリアとニュージーランドと韓国で、
『911ボーイングを捜せ』の上映会をしてきます。2月12日から1週間帰国
して、関西〜東京まで10箇所で講演会と上映会に参加したあと、21日から3
月中旬まで沖縄です。
メールニュースも続けますが、日々のことはブログで発信しますので、よかった
ら覘いてくださいね。まだなれないので、更新はあまり頻繁にできないかもしれ
ませんが(向こうでのネット環境もわからない)、自分の記録のためにも書き続
けたいと思っています(日記は3日以上続いたことはないけど・・・)。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/
Good Newsです。11月1日に配布を開始したばかりの『911ボーイ
ングを捜せ』のDVD千本がもう私の手元からなくなりました(今、次の500
本を発注中)。信じられない勢いです。マスコミにはまだ取り上げられていない
ですから、バウさんが全国を歩いてくれたり、バウさんと出会った仲間たちの口
コミ、そしてこのメールニュースが大きな役割を果たしてくれています。もちろ
ん、作品そのものの持つ力も大きいです。本当にありがとうございます。
私たちの留守中の発送は、昨年同様アコくんと山田ファミリー(バウさんとは別
人)がやってくれますので、心配せずにご注文ください。本とDVD(またはビ
デオ)のセットが人気です。
ハーモニクスプロダクション 00180−7−666318
*通信欄に作品名、DVDかビデオ、本とのセットかどうかを明記のこと。
*『テロリストは誰?』(映画のみ3500円、本とセットで4千円)、『91
1ボーイングを捜せ』(映画のみ2500円、本とセットで3千円)、『戦争中
毒』(1300円)です。
上記の作品の上映会を全国各地で開催してくれる人が増えています。新しい上映
会開催申し込みフォームができましたので、今後開催される方はこちらからお申
し込みください。規模の大小は問いません。数人でも数百人でもいいので、上映
会を開催してみませんか?難しくありません。
http://www.wa3w.com/postmail/schedule-form.html
もうひとつ、うれしいお知らせは、第2回東京平和映画祭の上映作品が決定した
こと。1月末から「チケットぴあ」(Pコード:551−053)にてチケット
の発売が開始されます。前回も満員御礼だったので、お早めにお求めくださいね。
■第二回東京平和映画祭■
2005年4月16日(土)午前10時から午後9時まで
国立オリンピック記念青少年センター 大ホール
『にがい涙の大地から』 海南友子監督
『教えられなった戦争〜沖縄編』 高岩仁監督
『影の政府:憲法の危機』(『テロリストは誰?』フランクドリル編集版より)
『911ボーイングを探せ!』ウィリアム・ルイス監督・
日本語版:グローバルピースキャンペーン制作
『アボン〜小さい家』 今泉光司監督
『AMANDOLA』〜希望の歌〜 リー・ハーシュ監督
■転送・転載大歓迎■
(署名部分省略)
●Vol.481:TSUNAMI(01/08)
★グローバル・ピース・キャンペーン★
■転送・転載・大歓迎■
■山田成雲■
オープンジャパンに届く【TSUNAMI】関係の情報の中で、特に読んでいた
だきたいイギリスの藤澤みどりさんからのメールの一部をご紹介します。
現地報告など貴重な全文は一番下にある、みどりさんのサイトの中のバックナン
バーからお読みください。また、メールマガジンの登録もお忘れなく・・・。
それにしても意外だったのは、日本とEU各国の温度差です。日本では大晦日に
マツケンサンバを踊っているというのに、EU各国ではキャンドルをアジアに向
けて灯してくれました。
地球激動期に入った私たち。この試練に淡々と立ち向かった先に、私たちが望む
穏やかな日々が待ち受けているのかも知れません。そう信じて・・・・・バウ。
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◆藤澤みどり◆
ヨーロッパは一昨日(2005年1月5日水曜日)、南アジアの津波被害者への
共感をこめて、EU加盟国25カ国で4億5000万人が、正午の鐘の音ととも
に3分間の沈黙のときを持った。この大がかりな3ミニッツ・サイレンスは、死
亡が確定した人々や行方不明者への追悼として行われただけでなく、けがをした
人や親をなくした子どもたち、家を失った人々、親しい人を亡くした人々すべて
への連帯を表すために行われたものだ。
わたしは、まだ冬休み中の息子と自宅でその時を過ごしたが、ビッグベン(英国
国会議事堂の大時計)がテレビ画面の中で正午を告げると、同時に近所の教会か
らも鐘の音が響き、それから静けさが、ウイークデイの日中としては信じがたい
ような静けさが訪れた。
こんなに規模の大きなサイレンスは初めてだが、いままでに経験したダイアナ妃
やクイーンマザー、セプテンバー・イレヴンの被害者を追悼するサイレンスなど
では、あたりがほんとうの静けさに包まれるのにいつも驚かされた。サイレンス
の開始時刻が近づくと地下鉄もバスも最寄りの駅やバス停で停車してその時を待
ち、路上を行き交う車も路肩に寄って停車する。商店のレジや銀行の窓口にはサ
イレンスの告知と、その時間帯にはサービスが行えないとの但し書きが張り出さ
れ、動きを止めることによって支障がある事象を除いたすべての動きが停止する。
かつてもっとも驚いたのはラジオがまったく沈黙することで、初めてラジオを通
じてサイレンスを経験した際に、いくらなんでもラジオが完全に黙ることはない
だろうと、鐘の音か静かな音楽が流れるのを予期していたので、サイレンス開始
を告げる教会の鐘の後に完全な沈黙が訪れたとき、ちょっとどきどきした。この
静けさの中でサイレンスに参加するそれぞれが被害者を思い、神か自然か、ある
いは自分自身と対話し、祈る。
一昨日はテレビを見ていたのだが、やはり音は何もなく、全国の何カ所かに置か
れたカメラがとらえた映像が、あらかじめプログラムされているのだろう、一定
の間隔で次々に切り替わっていた。取引のその場で立ちつくし頭を垂れるシティ
の人々、ショッピングセンターのアトリウムで沈黙する買い物中の人々、赤絨毯
の階段の途中で立ち止まった外務省のオフィサーたち、支援物資の荷造りの手を
止めたエイドワーカーたち、仏教寺院の人々・・・。動いていたのは、額を床に
こすりつけたり立ち上がったりして沈黙の祈りを繰り返すムスリムの人々と、寺
院の床をくったくなく這い回るスリランカ系の小さな男の子だけだった。
ロンドン市民にとって、これは大晦日の2ミニッツ・サイレンスに続く津波被害
に対するふたつめのサイレンスになる。しかし、世界の多くの場所で多くの人々
が悲しみを共有した大晦日のサイレンスや黙祷の儀式とは違い、この日の3ミニ
ッツ・サイレンスには悲しみや傷みだけでない、何か希望のようなものがかすか
に感じられた。
欧州各地のNGOに対して、それこそ洪水のように押し寄せる人々の善意が、ま
だ引きも切らずに続いているせいかもしれない。そして、そうした市民の志によ
る圧力が、政府の財布を緩ませている事実がある。あの日、ホリディ客として滞
在していた地で被災したにもかかわらず、そこにとどまったばかりか新たにボラ
ンティア組織を立ち上げた少なくない人々がいる。地域の経済を応援するために
休暇先を変更せずに、もしくは他の場所からこの地域に変更して、あえて新年の
ホリデイ客となった多くの人々がいる。そうしたことのすべてが始まりの予感に
満ちている、ように思える。思いたい。
3分間の沈黙を通して、ヨーロッパの人々の気持ちが南アジアに正面から向き合
った時間、もしかすると、これが今世紀はじめの転換点のひとつかも、と思わせ
る3分間だった。何かが変わるかもしれない。何かを変えられるかもしれない。
_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/
■インド洋の大津波被害についての情報を更新します■
お伝えしたい情報がたまり過ぎて、またまた今号も長くなりました。テキストは、
情報量の少ない地域のものを中心に集めました。プリントアウトしてどこでも読
めるように、またインターネットにアクセスのない人と情報を共有できるように、
テキストはアドレスだけでなく全文を掲載するようにしています。時間のあると
きに読めるものだけお読み下さい。そして、もしお気持ちがあれば、確実に援助
を形にするNGOにどうか寄付をしてください。(藤澤みどり)
*このメールマガジンは転送を歓迎しますが、紙媒体への転載についてはそれぞ
れのテキストの筆者および訳者にご相談ください。
[MAGCHIMERA WARTIME 17] 2005年01月07日発行
CONTENTS
▼ アチェ:アラン・ネアンとのインタビュー(Zネット)
▼ アチェ被害状況、救援に関する情報(続報)
▼ 核施設に何が起こったのか、明らかにされない津波被害(インド)
▼ スマトラ島沖大地震とビルマ ー 被害状況と支援について
*************************************************************
アチェ:アラン・ネアンとのインタビュー(Zネット)
益岡賢・訳
*************************************************************
*Zネット掲載のインタビュー和訳と訳者による解説
(訳者の許可を得て掲載の順番などを適宜編集しました。また、一部のテキス
トをやむを得ず省略しています。ぜひ下記アドレスにて全文をお読みください)
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/aceh0501.html
*Zネットの当該ページ
Aceh: An Interview with Allan Nairn
http://www.zmag.org/content/showarticle.cfm?SectionID=44&ItemID=6954
2004年1月4日
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*訳者による解説
(前号マグキメラ16号に掲載した)「アチェ:占領と津波の犠牲」と重なりも
ありますが、日本語の情報が絶対的に限られていること、また援助の具体的なこ
とについてもそれなりの言及があるので、紹介します。
アラン・ネアンは、ジャーナリスト・人権活動家。とりわけインドネシア・東チ
モールを中心に取材と活動を重ねてきた。1991年東チモールのサンタクルス
虐殺の際の目撃者で、同じく現場にいた「デモクラシー・ナウ!」のエイミー・
グッドマンをかばって、インドネシア軍に米国製M19ライフルで頭蓋骨を割ら
れた。米国によるインドネシア軍への軍事援助停止を訴え、米国議会でこのとき
の体験を証言。つい最近、アチェに入っていて米国に戻ったばかり。
アチェへの災害援助募金をお考えの方は、インドネシア民主化支援ネットワーク
のウェブサイトを是非ご覧下さい。
http://www.nindja.com/
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デリック・オキーフ:先月の地震と津波が引き起こした破壊の最新の状況を、特
にアチェについて、教えて下さい。
アラン・ネアン:アチェの海岸沿い地域は地震と津波に襲われました。バンダ・
アチェのかなりの部分が水につかり、海の一部となりました。被害が最も大きか
ったのは西岸で、村全体が完全に破壊されました。けれども、これがアチェを襲
った最初の破滅ではなかったのです。その前にアチェは不必要かつ避けることの
できた貧困により大きな打撃を受けていました。アチェは資源が豊富で、天然ガ
ス産地としては世界でも大規模な地域の一つです。天然ガスの大部分を韓国と日
本に輸出していながら、それによる収入はエクソンモービル社とジャカルタの中
央政府の懐に入り、貧しいアチェの人々にはほとんど何も行かないのです。その
結果、アチェの子どもたちの間で栄養失調と低栄養の子どもたちが40%にもの
ぼるという状況があります。
オキーフ:米国の活動家グループの多くが、インドネシア政府がアチェの災害援
助を妨害するのではないか、そしてこの状況を利用してアチェの政治活動家をい
っそう弾圧するのではないかと恐れています。そうしたことがアチェで起きてい
るということについて耳にしたり証拠を得たりしていますか?
ネアン:今こうして話しているときにも、インドネシア軍がそうしています。軍
は、海岸から離れた東アチェや北アチェで1ダース以上の村々に攻撃を続けてい
ます。インドネシア大統領スシロ(・バンバン・ユドヨノ)が戒厳令を解除する
と言っているにもかかわらずです。実際、戒厳令を解除はしていません。そして
インドネシア軍の報道官が出てきて言うには、「大統領が止めろと言うまでは攻
撃を続ける」のです。
インドネシア軍はまた援助の流通を妨害しています。軍は、バンダ・アチェ空港
で国際的な援助供給の輸送を統制しており、そこでハンガー(格納庫)を徴用し
ました。さらに、今日の午後、いくつかの村では供給品が配布されたけれども、
その際「紅白」証を持っている人々にしか供給品は与えられなかったという報告
を得ています。この「紅白」証は、インドネシア警察がアチェ人に発行する特別
なIDカードなのです。そうしたIDカードを入手するためにはインドネシア警
察署に行かなくてはなりません。そして警察は、軍に反対したり政府に批判的で
はないと認めた人々にしかそれを与えないのです。もちろん、多くの人は警察に
行ってカードを申請することを恐れています。
人々は非常に大規模な援助を提供しています。世界中で人々が寄付を行なってい
るのです。けれども、そうした寄付のほとんどは国連機関や大規模な主流派慈善
団体を通して行われています。そこに大きな問題があります。そうした機関や団
体はすべて、インドネシア政府と契約関係にあり、その契約のもとでは資金をイ
ンドネシア政府を通して提供するか、政府と調整して活動するかの義務を負って
います。つまり政府官僚や軍士官が援助品を盗むことが可能なのです。そして、
実際それが起きていることがわかってきています。そして援助が盗まれなかった
としても、軍が援助を使って人々を統制しようとする可能性があるのです。
オキーフ:アチェの政治的対立の背景はどのようなものですか?
ネアン:アチェを襲った破壊の第二波は、インドネシア軍でした。アチェは世界
で最も弾圧の激しい地域の一つなのです。何年ものあいだ、実質上の軍事戒厳令
下に置かれてきました。現在、国際援助隊員や外国のジャーナリストがアチェに
どんどん行っていますが、津波があるまでは、こうした人々はインドネシア軍に
よりアチェ立ち入りを禁じられていたのです。アチェの人々が自由選挙を望んで
いるというのが理由です。アチェの人々はジャカルタの中央政府とインドネシア
からの独立を選ぶ選択肢のある住民投票を望んでいるのです。
1999年、バンダ・アチェのグランド・モスク前でデモがありました。そのと
きには40万人から100万人の人が集まりました。アチェの人口が400万人
ですから、全人口の10%から4分の1です。人口比率で言うと、最近の世界史
の中で最大の政治的デモの一つです。軍はこのデモに対して、住民投票を呼びか
ける文民の政治運動を弾圧することをもって答えました----活動家を暗殺し、失
踪させ、強姦し、そして虐殺を続けてきたのです。津波が新たな大量墓地を作り
出す前に、インドネシア軍の虐殺によりアチェのあちこちで大量墓地が作られて
いたのです。
インドネシア軍は、実際、軍とGAM(自由アチェ運動)----独立派の武装ゲリ
ラです----との間の武力紛争を促しました。インドネシア軍はときにGAMに武
器を売りさえしたのです。軍はアチェでの戦争を好んでいました。というのも、
第一に、軍事的に負ける可能性はなく、第二に、軍の政治的存在を正当化するた
めに使えるからです。インドネシア軍は世界でも最も抑圧的で腐敗した軍の一つ
で、スハルト退陣後はインドネシアで極めて不人気になっていました----軍に反
対する強固な人々の運動があったのです。けれどもアチェで戦争を長引かせるこ
とにより、インドネシア軍は人々に対して、「どうだ、我々は武装反乱に直面し
ており、お前たちを守るために我々が必要なんだ」ということができたのです。
そして第三に、アチェの戦争を通してインドネシア軍士官は多くの汚職に手を染
めて儲けることができるのです。軍士官たちはビジネス、小規模事業主や貧しい
人々から体系的に金を強請りとっているので、アチェに居座りたいのです。また、
自分たちが負けるかも知れない政治的な場での挑戦を避けるために民間人の運動
を弾圧し、自分たちが確実に勝つ唯一の場である軍事的紛争を促しているのです。
オキーフ:今日アチェの人々が置かれた状況は、スハルト独裁下と同じくらい悪
いように聞こえます。アチェ独立運動とジャカルタ政府の対立が始まったのはい
つですか? そしてもともとの理由は何だったのでしょうか?
ネアン:アチェはインドネシアより古い国(nation)なのです。アチェはいにし
えの王国として現アチェと現マレーシアのかなりを支配していました。第二次世
界大戦後、インドネシアという国が、植民地主義者オランダに対する蜂起を通し
て誕生したとき、アチェはオランダを打ち負かすのに主導的役割を果たしました。
それからアチェは実質的な自治と自ら望む道を行く自由を確保しながら新国家イ
ンドネシアに参加するということで、インドネシアを構成する他の島々と取引を
成立させたのです。けれどもすぐに、ジャカルタの中央政府はその約束を破棄し、
アチェ人たちは大きな不幸に陥りました。そして1965年から67年にスハル
トと軍が権力を握り、権力を確実なものにするためにインドネシア全土で虐殺を
行なったときに、アチェの独立運動に対する軍事的弾圧の時代が幕を開けたので
す。
アチェの人々は永年にわたって政治的解決の道を探りましたが、それはうまく行
きませんでした。それから1970年代に武装ゲリラ運動であるGAMが結成さ
れました。けれども、GAMが結成される前から、インドネシア軍と警察は、ア
チェの人々を殺してきたのです。
オキーフ:アチェでは、米国企業の利益とインドネシア軍による弾圧との関係は
どんなものでしょうか?
ネアン:大きな関係が一つあります。それはエクソンモービル社です。エクソン
モービル社の天然ガス施設がアチェの経済を支配しています。さらにエクソンモ
ービル社は自社の敷地内にインドネシア軍を兵営させています。エクソンモービ
ル社はインドネシア軍に防衛費を支払い、インドネシア軍は虐殺犠牲者の遺体を
エクソンモービルの土地に埋めます。エクソンモービル社からの収入はジャカル
タ中央政府の大黒柱となっています。アチェにはほとんどその収入は環流しませ
ん。
オキーフ:米国で活動する立場として、米軍ヘリがこの数日援助提供のために飛
んでいる光景、例えばここ2年のイラクでの米軍の作戦と大きく異なるこの光景
については何を思いますか?
ネアン:苦々しいまでに皮肉なものです。米国が果たした役割を見るためにはイ
ラクと比べるまでもありません。インドネシア軍はずっと米国に雇われてきたの
です。米国は、軍がスハルトを政権に就けるときにこれを支援し[*下記参照]
1965年から67年に40万人から100万人を虐殺していたとき[*下記参
照]にも軍を支援してきたのです。インドネシア軍が東チモールを侵略する際に
米国は青信号を出し、この侵略で東チモールの人口の3分の1にあたる20万人
が殺された[*下記参照]のです。
[*米国とインドネシアの関係の理解の助けに]
*インドネシア・1965年:米英の共謀
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/usukindon65.html
*地獄の記憶:1965/66年の「忘れられた虐殺」を巡って
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/indon65.html
*東ティモール回想 −概観と教訓−
http://www.asahi-net.or.jp/~gc9n-tkhs/bunseki5.html
米国議会が介入して米国による対インドネシア軍事援助のかなりを削減すること
になったのは、1991年のディリ虐殺[*下記参照]後、米国で草の根のロビ
ー活動が功を奏してようやく実現したのです。インドネシアへの軍事援助停止に
対して、米国政府は反対し、ブッシュ一世大統領は反対し、クリントンも反対し、
現ブッシュ大統領も反対しています。そして今、ブッシュはインドネシアへの軍
事援助を再開しようとしているので、米国議会では大きな争点となるでしょう。
人々が議会に十分な圧力をかけて議会がブッシュの動きに抵抗できることを期待
したいと思います。
[*1991年のディリ虐殺* 東チモールの首都ディリ、サンタクルス墓地で
非武装の平和的デモにインドネシア軍が無差別発砲、約300人を虐殺した事件
で、この虐殺は15年におよび東チモールでインドネシア軍が繰り返してきた多
数の虐殺のなかではじめて映像に収められたものが持ち出され、世界に伝えられ
た]
いずれにせよ、米国は永年にわたってインドネシアによる虐殺に深く共謀してき
ました。占領下の東チモールで、そして最近ではパプア、そして今まさにアチェ
で。ですから米軍ヘリが援助品を提供するためにアチェに行くというのはとても
皮肉なことなのです。
オキーフ:大きなNGOがインドネシアとアチェで活動することの問題について
言及していました。人々が救援活動に貢献する方法、そしてもっと広くアチェの
一般的な状況への関心を高める方法はありますか?
ネアン:はい。幸いにして、インドネシア軍が国連や大規模な主流派救援経路と
協力している状況を迂回する方法があります。アチェ人たちの草の根グループに
直接募金することです。こうしたグループは永年にわたって難民キャンプで活動
し、また----自ら危険にさらされながらですが----人々に直接援助を提供するこ
とができます。というのもこれらの草の根グループには、インドネシア政府や軍
との契約関係がないからです。そうしたグループの一つは「アチェ人民危機セン
ター」(PCC)で永年にわたりインドネシア軍が設置した「再教育キャンプ」
----追い出した農民の思想を軍のプロパガンダ担当者が「浄化」するための施
設です----の中に入って活動してきました。こうしたキャンプの子どもたちは餓
えていることが多く、きれいな飲み水も得られず、学校にも行けず、そこでPC
Cの人々がキャンプに入って子どもたちに教育や自足の支援をしてきたのです。
現在これらの人々は災害援助でも活動しています。何年にもわたってこのグルー
プの組織者たちはインドネシア軍に狙われてきましたが、これまで持ちこたえて
きました。とても勇敢な人々なのです。
現在、米国の東チモール行動ネットワーク(ETAN)が、援助をPCCをはじ
めとする草の根グループに提供するチャネルとなっています。ですから、募金し
たいときには、ETANのウェブサイト http://www.etan.org/ にアクセスし
て下さい。
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*訳者による解説
1999年。東チモールでインドネシア軍が虐殺と破壊を欲しいままにしている
中、最後までインドネシアの肩をもち続け、破壊と虐殺に「貢献」した日本政府
は、その後、自衛隊の海外派遣という憲法違反行為を既成事実化するために、東
チモール復興支援という名目を利用しました。NGOや民間人による援助のほう
が遙かに安価で効率よく、また技術移転もきめ細かくできるにもかかわらず。
同様に、軍事戒厳令下で弾圧・殺害・失踪・虐殺・強姦が続けられていたアチェ
の状況についても放置してきたにもかかわらず、今自衛隊を「災害支援」として
つぎ込んでいます。アチェに関して言えば、軍や政府の妨害や盗みを回避させ、
援助が国連や大規模援助団体を通してもきちんと人々に届くためには、政治的な
働きかけが必要ですが、日本政府はそれを行なってはいません。
現在まで、アチェは密室状態に置かれてきました。内部からの、とりわけ「大手
メディア」の情報が非常に限られていました。インドネシア軍はアチェを侵攻す
る際、米軍がイラクで採用した「軍属メディア」システムを借りてきて強化し適
用したためです(この点でも、米軍のイラク占領とインドネシアのアチェ侵攻と
はよく似ています)。こうした状況で起きた今回の地震・津波です。
直接の支援としては、日本では、インドネシア民主化支援ネットワークが呼びか
けを行なって募金を集めています。アチェの人道支援や人権ロビイングを着実に
行なってきたNGOです。ぜひ、そちらもご覧下さい。(益岡賢 2005年1月6日)
(編者より・・・益岡さんのサイトでは、この後に、バングラディッシュの少数
民族ジュマへの冬季衣類配布計画の募金依頼が掲載されていますが、ここでは省
略しました。お志のあるかたはぜひそちらにもご協力ください)
*************************************************************
アチェ被害状況、救援に関する情報(続報)
役人、ボランティア、メディア、産業界へのメッセージ
インドネシア政府と軍、災害に対して遅い対応
エリート・ボランティアと政治的ボランティア
インドネシア民主化支援ネットワークのメルマガより
*************************************************************
*インドネシア民主化支援ネットワークのメルマガより適宜抜粋編集して掲載しま
す。割愛したその他の情報や最新情報は下記サイトでお読みください。
http://www.nindja.com
■スマトラ島沖地震:アチェの被害者への緊急カンパのお願い
◇振替口座 00190-8-76398 アチェ人道支援キャンペーン
-------------------------------------------------------------------
■2005年1月2日
●役人、ボランティア、メディア、産業界へのメッセージ
(Tim AirPutih, 05/01/02)
<役人のみなさん>
もうアチェに出発するのはたくさんです。わたしたちの大統領は、すでに国民福
祉担当調整相をアチェで任務に就かせました。これ以上の役人が来る必要はあり
ません。役人は勝手な見方をするだけですし、出発しようとするボランティアの
席を奪っています。
アチェは、食糧、医薬品、ボランティアを運ぶ輸送手段を必要としています。海
外のボランティアのほうが、わたしたちより支援の方法を知っている状態です。
わたしたちに恥ずかしい思いをさせないでください。マルクの人びとが、どうや
って支援物資を配給すればいいか悩んでいるのをみてください。数百人のボラン
ティアが、支援できずに呆然としているのをみてください。数万人のシムルーの
人びとが支援を必要としているのをみてください。
<ボランティアのみなさん>
アチェは観光地ではありません。休むところでもありません。あなたが来ること
が迷惑にならないようにしてください。本当にアチェを支援するためには、強い
動機と、明らかな目的をもっている人が必要です。遺体を運び、埋葬し、瓦礫を
取り除き、病人に薬をあげ、食糧を配給する人が。アチェは、写真を撮って、戻
ってから「わたしは、アチェのボランティアよ!」と胸を張るための場所ではな
いのです。
<メディアのみなさん>
アチェを、ドラマの舞台にしないでください。本当に起きていることを伝えてく
ださい。アチェは広いです。まだまだ報じなくてはならないことがあります。ア
チェの人びとを客体としてではなく、主体として伝えてください。
<産業界のみなさん>
この災害が貧困を生み出さないために、一時、ビジネスをするのをやめてくださ
い。彼らの必需品を売りつけ、彼らをより沈めてはなりません。社長さんたちの
訪問は必要ありません。どうか、彼らがいっそう崩壊しないよう施設を準備して
ください。(Tim AirPutih, 05/01/02)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
MAGCHIMERA WARTIME 17 2005年01月07日発行
【編集・発行】藤澤みどり
【melma ID】m00101856
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メールマガジン MAGCHIMERA WARTIME
http://www.chimerafilms.co.uk/children_mag00.html
「湾岸戦争の子どもたち」写真展UKツアー
http://www.chimerafilms.co.uk/children.html
ニューズメール(英語版)バックナンバー
http://www.chimerafilms.co.uk/children_nme.html
ニューズメール(日本語版)バックナンバー
http://www.chimerafilms.co.uk/children_nmj.html
「シュタイナー学校とその他の日常」
http://www2.diary.ne.jp/user/162840/
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マグキメラの【登録・解除】はホームページから
http://www.chimerafilms.co.uk/children_mag00.html
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転送歓迎。部分転送も歓迎しますがホームページのURLを付けてください。
■転送・転載大歓迎■
(署名部分省略)
●Vol.480:今が一番つらいだろう
★グローバル・ピース・キャンペーン★
■転送・転載・大歓迎■
■山田成雲■
■スマトラ沖地震■
12月31日現在、私たちグローバル・ピース・キャンぺーンでは、スマトラ沖
地震の被災地となったインドネシア、タイ、スリランカ、インドの4ヶ国内で日
頃から人道支援、救援活動、平和活動、地域活動などをやってきた信頼出来るグ
ループと連絡をとり合っています。これらのグループの紹介は順次やっていきま
すので詳細につきましてはもうしばらくお待ち下さい。
■【留学生の一時帰国旅費】にご協力ください■
また私たちは、これらの国の被災地から現在日本に留学のためにやってきている
留学生たちのグループと連絡を取ることを優先的に進めています。残念なことに
彼らはすぐにでも自分たちの国に帰って何かをしたいと考えているのですが、ほ
とんどの場合、帰国する資金を持ちあわせてはいない状況です。出来ましたら、
この留学生たちが、自分たちのふるさとに救援活動のために帰国する旅費を緊急
に集めたいと思いますので、多少でも構いませんのでご寄付いただきますようお
願い致します。
日頃から、アジア各地の貧困対策や文化向上に豊富なノウハウで関わってきた地
域のNPOとNGO。ここに日本にいる留学生たちを『結び』その両者を支援す
るのが今回の私たちの目的です。
私たちは1999年9月21日に起きた台湾地震の時に、いち早くこの留学生の
一時帰国受付を開始して、143名の台湾からの留学生が、祖国でボランティア
活動をすることができました。その頃までの台湾ではボランティアという言葉も
あまりなかった状態でしたが、日本から生まれたこのプロジェクトがきっかけと
なって、『人を助けるという生き方』が見直されるようになりました。
http://www.peace2001.org/genkimura/
■今が一番つらいだろう■
一瞬の津波で愛するすべてを無くした人たち。彼らは今が一番つらい時でしょう。
ひとりでも多くの留学生が皆さんから送られた寄付金で帰国できて『人を助ける
生き方』が出来れば、10年後20年後に彼らがその国を支える頃になって、今
回のこの経験が宝物のように思える日が来ることでしょう。
_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/
お振り込み先
郵便振替:オープンジャパン 00980−5−12290
※通信欄に【留学生】とお書きください。
留学生には往復の航空チケットを渡します。
_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/
何かしたい。自分の街で募金活動をやってみたい・・・あなたの少しだけの勇気
と行動力が、暗い世界を明るい方向へと変えて行きます。皆さんの力で一日も早
く留学生が一時帰国できるようこのプロジェクトにご協力の程、切にお願い致し
ます。
OPEN JAPAN
グローバル・ピース・キャンペーン日本事務局 山田成雲
http://www.peace2001.org mailto:open-j@peace2001.org
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
◆きくちゆみ◆
『911ボーイングを捜せ』は反響が大きく、配布から1ヶ月で約千本が出て行
きました。どうもありがとうございます。12月に完成したばかりのDirctor's
Cut(『911ボーイングを捜せ 2』、として後に日本語版制作予定)のDV
Dを米国より入手いたしました。限定30本です。
ご入用の方は、代金3000円を下記郵便振替口座にお振込みの上、通信欄に
「Director’s CutのDVD」と書いてください。このビデオコピ
ーが欲しい方には、手数料1000円でお分けします。そのときは、Director's
Cutビデオコピー、とお書きの上、千円をお振込みください。
ハーモニクスプロダクション 00180−7−666318
12月22日の冬至。このメールニュース読者の中には100万人のキャンドル
ナイトに参加した人も多いと思います。この日を境に日が長くなる、つまり光が
増すターニングポイント。
イラクの状況はますます泥沼化し、イラクの人々の苦しみは出口がないように見
えます。これ以上悪くならないように、少しでも困難な状況にある人々に光がさ
しますように、と祈っていました。
そんな祈りもむなしく、アルグレイブ刑務所では虐待やレイプが日常化している
ニュースが届きました。ファティマがいのちからがらに届けた手紙は、あまりに
も残酷で言葉を失います。これを流すべきがどうか逡巡しましたが、ダライラマ
の「悲惨なできごとは人間の慈悲心を増す」という言葉を信じて、勇気をもって
転載します。
イラク・レジスタンス・レポートより Iraqi Resistance Report
http://www.geocities.jp/urknews/resistance_report_20041218.html
_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/
2004年12月18日 土曜日 Saturday, 18 December 2004
★バグダッド Baghdad
●レジスタンスがアブグレイブ捕虜収容所を攻撃
Resistance assaults Abu Ghurayb prison camp.
現地時間18日午後4時に届いたイスラム・メモは、イラク・レジスタンス勢力
がバグダッド郊外のアブグレイブ捕虜収容所に対して大胆な攻撃を遂行したと伝
えた。レジスタンスの攻撃は午後0時25分頃に始まり、通信員がレポートを送
るときもなお続行中だった。(中略)
今回のレジスタンスの攻撃は、伝えられるところでは、ファティマという名前の
女性収容者からの手紙が戦士たちを激怒させ、そのことが引き金になったという。
ファティマからの手紙は、最近になって、密かにアブグレイブの外に持ち出され
た。ファティマの兄弟はアブグレイブ地域では有名なイラク・レジスタンス戦士
である。米侵略兵はいつか戻るだろうと彼の家を急襲したが、彼を見つけること
ができなかった。それで彼に投降を迫る試みとして、彼の姉妹を収容所に連行し
た。彼らの家族は敬虔で正直ということで知られている。イスラム・メモは彼女
の手紙のコピーを入手した。
◆ファティマからの手紙;
慈悲深く、慈悲厚き神の御名において。
「言え、これぞ神にして唯一者、神にして永遠の絶対者。生まず、生まれず、
一人として並ぶ者はない」(コーラン第112章)
私が聖典からこの章を選んだのは、それが私とあなたがた皆に大いなる衝撃であ
ったし、そして信仰心に特別な畏怖を与えたからでした。
私の兄弟はムジャヒディンとなって神の示した道を歩んでいるのに、私は皆さん
に何を語ることができるでしょう。皆さんに話します。私たちのお腹には、私た
ちをレイプしたブタとサルの子によって、不義の子どもができました。そうでな
ければ、彼らが私たちの身体を傷つけ、私たちの顔にツバを吐き、首にかけたコ
ーランの小さなコピーを破ったと言えたででしょうか。
神は偉大なり!皆さんは私たちの置かれた環境を理解できないのでしょうか?皆
さんが私たちの身に起こったことを知らないというのは本当でしょうか?私たち
は皆さんの姉妹です。神は、明日、このことを皆さんに報告するよう求めていま
す。
神に誓って、私たちは収容所に入れられて以来、一夜としてサルやブタどもに飛
びかかられることなしに過ごしたことはありませんでした。私たちは神への畏怖
とは別に、純潔を守ってきました。神を畏れたまえ!私たちを奴らもろとも殺し
てください!それは気高い行為となるでしょう。神を畏れたまえ!奴らの戦車と
飛行機を追い払ってください!アブグレイブ収容所の私たちのもとに来てくださ
い。
私は、神に誓って、あなたの姉妹(ファティマ)です。彼らはある日、私を9回
以上レイプしました。あなたは理解できますか?あなたの姉妹がレイプされたと
想像してください。あなたがそれを想像できないのは、私があなたの姉妹だから
です。私と一緒に13人の少女がいます。全員が未婚です。そして全員が衆人環
視のなかでレイプされました。
彼らは私たちに祈ることさえさせません。彼らは私たちの衣服を奪いとり、服を
着させようとしません。私がこの手紙を書いているとき、一人の少女が自殺しま
した。彼女は残酷にレイプされたのです。兵士は彼女をレイプしたあと、彼女の
胸と大腿を撃ちました。彼女に信じられない拷問をおこなったのです。彼女は死
ぬまで独房の壁に頭をぶつけました。自殺はイスラム教で禁じられているとはい
え、彼女はそれ以上は耐えきれなかったのです。神も彼女を許してくれると祈っ
ています。
兄弟たちよ、今一度言います。神を畏れたまえ!私たちを彼らともども殺してく
ださい。そうすれば私たちに平穏がおとずれるでしょう。
助けて!助けて!助けて!
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第二次世界大戦ではアジアの10代の少女たちが、日本軍の従軍慰安婦にされま
した。同じ活動をしている男性から、「彼女たちはもらったお金で大きな家を建
てた」というメールをもらったことがあります。こういう認識の日本人は、どれ
ぐらいいるのでしょうか。自分の娘や恋人が外国の兵士に毎日強姦されることを
想像してみてください。お金をもらえば、あなたの娘や恋人、そしてあなた自身
は癒されるでしょうか。
今北朝鮮に対して向けられている憎悪とバッシングの嵐も、日本の過去の醜悪な
行為に対する後ろめたさの裏返しのような気がします。自分の過ちを認められな
い人は、同じことを繰り返します。
実は、ある媒体に以下のような原稿を書いたのですが、「今、北朝鮮による拉致
問題の解決が長引いているのは、彼ら自身の当初の約束にも反する不誠実な対応
そのものが、問題解決を困難にしていると考えます。そこで、別のテーマで原稿
を書いていただけないでしょうか。」と言われ、ボツにされました。日本の言論
の自由が心配になってきました。
_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/
経済制裁を叫ぶ人へ きくちゆみ
米国の国際行動センター(IAC)が制作した映画に『経済制裁による大量虐殺』
という映画がある。イラクへの12年間に渡る経済制裁が150万人のいのちを
奪い、その多くがこどもであったことを描いた作品だ。まだ観ていない方は、邦
訳版が『テロリストは誰?』の中に一部収録してあるので、ぜひご覧いただきた
い。 http://www.wa3w.com
「北朝鮮は悪の国。憎き金正日。今すぐ経済制裁を!場合によっては武力攻撃も
・・・」ん?これって、どこかで聞いた覚えがある。国名はその時々でキューバ、
イラク、パナマなど。憎き相手は、カストロ、フセイン、そしてノリエガ。
しかし経済制裁や武力攻撃で傷ついたり殺されたりしたのは、権力のトップにい
る彼らではなく、一般市民だった。日本人の多くが北朝鮮への経済制裁を支持し
ているのは、それが一般市民に何をもたらすかを知らないからではないか。経済
制裁が戦争よりも多くの人、特に子どもたちのいのちを奪うことを知ったなら、
心ある人はそう簡単に支持できないだろう。そのとき日本の世論はもう少し違っ
たものになろう。
北朝鮮はつきあいにくい。しかしどうしてあの国が生まれたのか。朝鮮戦争のと
き日本は何をしていたのか。そして、その前は。私はひとりの母親として、どの
子の死も望まない。経済制裁で私たちが追い詰めるのは、より貧しく、より幼い
いのちだ。権力者はいつだって安泰。市民同士が憎みあうことは、権力者の思う
壺。制裁より自由な行き来を、北風より太陽になる勇気を。
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拉致は許されません。自分の子どもを突然奪われ、何十年も行方知らず。本当に
残酷です。では、同じことを日本は何人のアジアの方々に行い、何年以上放置し
ているのでしょうか?日本がアジアを侵略しなければ、アジアの少女たちが従軍
慰安婦にされることもなかったでしょう。生き残った少女たちは、70代になっ
ても彼女たちの人生と尊厳を返してほしい、と謝罪と保障を要求しています。
日本政府が(そして私たち日本人全員が)このことに誠実に対応することなしに、
拉致問題の解決もありえないのではないでしょうか。海外からは「(日本は)自
分のやったことは棚に上げて自分たちだけが被害者のように訴えても、国際社会
には通用しない」との声が聞こえてきます。
少数派なのは承知であえて言います。私は、日本と北朝鮮の自由な行き来ができ
ることになることの方が、経済制裁をするより、拉致問題解決への近道だと思い
ます。北朝鮮に住んでいるのは金正日一人じゃないですからね。打倒サダム・フ
セイン!とイラクを攻撃し、経済制裁しても、殺されたのは一般市民でした。
2005年がもう少しおだやかな年になりますように・・・
■転送・転載大歓迎■
(署名部分省略)
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