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★グローバル・ピース・キャンペーン★ ◆今村 和宏◆ 1ヶ月ほど前の、『Open-J BOOMERANG』Vol.232で、数分の操作で米国議会に 意思表示する方法をご紹介しました。まずはその結果報告からです。 そのアクションでイラク攻撃全権をブッシュ大統領に与えるかどうかを決議する にあたって中枢的な役割を果たす42人の議員にファックスや電子メールが送ら れました。 たった2週間で70万通も届きました。そして類似のアクションが TrueMajority というサイトからも行なわれ14万通を超えるFAXメッセージが届けられました。 結果は驚くべきものでした。メッセージが届いた42人の議員のうち、なんと 15人が反対票を投じました。また、当初、85票程度だろうと予想された議会 全体の反対票は、最終的には156票にも達しました。 これもこの情報を知ったみなさんが、世界のために少しだけでも動いてみようと、 ご自分のマウスを動かしたから出来たと、改めて感謝いたしています。 狂気の振り子は少しだけ正常な方向に振り戻されつつあります。 ブッシュ政権のメンバーでさえ、口調をやわらげはじめました。 いまこそ、また私たちの意見を強く伝えるチャンスです。 以下は国連へ向けてのアクションです。 メールニュースの翻訳でおなじみの池上陽子さんがわかりやすく解説してくれます。 また、ふたたび日本からも世界に向けて意思表示をしましょう。 ◆池上 陽子◆ 緊急アクション! 国連安全保障理事会で、イラクの武装解除に関する議論が行われています。 私たちも、世界市民のひとりとして声をあげる権利があるはず。 でも直接会議に参加することはもちろんできません。 True Majorityのホームページでは、常任理事国の首長にFAXレターを送る、 という緊急アクションを展開しています。それは次のような呼びかけで始まります。 「我々は、世界市民として、国連安全保障理事会でおこなわれているイラク関連 の議論に関して発言する権利があります。常任理事国5カ国のリーダーたちに無 料でFAXを送り、必ず国連査察団が役割を果たすよう、またそれによってブッ シュ大統領の侵略戦争を食い止めるよう念を押そうではありませんか。」 今週中にも結論を出すと言われている国連安全保障理事会。 みんなで今すぐトライしましょう。所要時間は10分程度です。 FAXは1枚1枚あなたの名前で送られます。FAXは無料。 このリンクをクリックするだけです。 http://www.truemajority.com/index.asp?action=2247&ms=un2 リンクを開くと、常任理事国首長宛ての手紙を送るページが現れます。 はじめての方は必要事項をすべて記入してください。 ・Addressには、市町村名以外をすべて入力。市町村名はCityへ。 ・Stateは、"select"を残して "other"のところに都道府県を入力。 ・Zip Codeには郵便番号を入れてください。 ・国外在住の方はそちらの住所でOKです。 これまでにTrue Majorityのアクションに参加したことのある方はメールアドレ スを入力するだけでFAXを送ることができます。(ただし、米国民限定のアク ションには参加できません)今回参加すれば、これからもこうしたアクションが あるときメールでお知らせが届きます。ページの上の方に "Register" という ボタンがありますが、必ずしも登録する必要はありません。 また、過去の参加者でこのメールを受け取っている人は、内容を変える必要がな ければ、メールを返信するだけであなたの名前でFAXが送られます。 手紙本文はすでに窓の中に書いてあります。冒頭がAs a United StatesCitizen (米国市民として)となっていますので、As a Japanese Citizen(日本市民として) に直せばよいでしょう。 もちろん自分の言葉で手紙を書きたい方は自由に英語で書き換えることができます。 同じ手紙が5カ国(米、英、フランス、ロシア、中国)のリーダーに届きますので、 中立的な立場の丁寧な手紙がよいと思います。 最後にSend My Message のボタンを押すと、以下のようなメッセージが現れます。 THANKS FOR TAKING ACTION!(行動をとってくれてありがとう) Thank you for taking action, XXXXX. Your message has been sent to …… (行動をとってくれてありがとう、XXXXX。あなたのメッセージは・・・に送ら れました。) 英語が苦手な方も、ローマ字で名前と住所が書ければ自分の主張を常任理事国首 長に伝えることができるという画期的なアクションです。 是非あなたの声を国連安保理へ届けましょう! ■FAXされる手紙■ (リーダーの名前)殿 米国市民として(→日本市民として)、そして世界市民としての意見を聞いてく ださい。国連安全保障理事会において、イラクに圧力をかける場合、国連兵器査 察団によるイラク国内無条件査察を優先させるという案を必ず支持していただき たい。 また、今後の安保理決議では、いかなる国家も安保理の承認なくして単独で他国 を攻撃することができない、という規定をはっきり定めていただきたい。 それは、我々がもっとも恐れる無法状態に立ち向かうための、もっとも強力な武 器となるでしょう。これこそが法の支配というものです。 こうした見地から、現在安保理で話し合いが進められている二段階の和平プロセ スを支持し、米国によって持ち出された一触即発案に反対していただきたいと思 います。 イラクにおける不必要な戦争は、イラクの一般市民に、そして世界中の多くの人 々に悪影響を及ぼすでしょう。この難局を切り抜けるため、なんとしても平和的 解決策を模索していただくようお願いいたします。 お読みいただいてありがとうございました。 敬具 - - - - - - - - - - - - - - - - (翻訳:池上 陽子) 英文: Dear [Name of Leader], As a United States Citizen and a Citizen of the World I write to urge you to support measures in the United Nations Security Council that continue to pressure Iraq to allow UN inspectors to do their job without any hindrance. I urge you to make sure that any resolution you pass in the coming days does not authorize any nation to unilaterally attack another without the approval of the Security Council. To do so would undermine the most potent weapon we have against the lawlessness we all fear, namely the rule of law itself. To that end I urge you to support the two steps process currently being discussed in the Security Council and to oppose the single-step, hair-trigger resolution first introduced by the United States. An unnecessary war in Iraq would have terrible effects for people of Iraq and the world at large. I urge you to find peaceful solutions to the current impasse. Thank you for your attention. Sincerely, ■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★ ◆きくちゆみ◆ ■つい先ほど反戦ラリーから戻ってきました■ 赤ちゃん二人を連れてどうなることか、と思っていたら、偶然日本から来ていた 女友達と再会して彼女や彼女の友人が子どもたちをまとめて会場内の公園に連れ ていってくれて、私は自由に取材したり、森住さんの写真集や「戦争中毒」の販 売に専念することができました。 天使が空から舞い降りてきた、というのはこういうことを言うのですね。 サンフランシスコに集まったのは、主催者発表で10万人、ワシントンDCでも 20万人以上、ということでした。 CNNが「サンフランシスコでは8万人が反戦デモに参加」と伝えたそうなので、 あながち10万人という数字はうそではないでしょう。 ベトナム戦争以来最大の反戦集会となりました。 しかも今回はまだ戦争が始まっていません。 このデモのメインメッセージは「始まる前に戦争を止めよう!」です。 戦争が始まってからでは遅すぎることを、アメリカの人々は知っているのです。 何より若い人たち、家族連れ、女性の多いこと。ごく普通の人たちがこの戦争 には反対であることを意思表示しているのが感じられました。 デモの先頭は若い女性ばかりで隊列を組んでいました。 出発前の集会では米国だけではなくフィリピン、コロンビア、オーストラリア など世界各国の平和活動に携わる人々が演説をしました。オーストラリアの反核 医師のヘレンカルディコットの演説はイラクの劣化ウランが子供たちに何を引き 起こしているか、アメリカ政府がいかに軍需産業と大企業の利益を代表している かなど、核心をついていました。「早くアメリカ政府をあなたたちの手に取り戻 しなさい」というと大歓声があがりました。 ステージから降りてきたヘレンに声をかけると 「ゆみなんでこんなところにいるの!」とびっくりして再会を喜びました。 彼女と会うのはオーストラリアで最後に会って以来2年ぶりです。 午前中の集会の最後はDancing Brigadeという和太鼓を使った女性6人の(二人 は日本人か?)パフォーマンスで盛り上がり、そのまま通りを埋め尽くした群集 はシビックセンターに向けて出発しました。 プラカードの中で目だったスローガンは 「イラクに対する戦争反対」 「石油のための流血に反対」 「爆弾じゃなくてブッシュを落とせ」 「政権交代は自国(米国)で始まる」といったものでした。 私はデモ全体を何とか写真に収めようと舞台の一番高いところに登って写真を撮ろ うとしましたが、それでもあまりの数の多さに収まらないので、そばにいた屈強そ うなカメラマンの人に頼んで肩車してもらい、何とか全景を撮りました。 もちろん、そのあと彼のカメラでも何ショットか撮りました。 そのあと、すぐにデモの先頭の写真を撮りにいかなくてはならなかったのですが、 先頭はもうはるかかなたまで行ってしまっていて、とても走っても追いつけません。 たまたまインタビューした学生が自転車に乗っていたので、先頭まで先回りしてく れるか頼むと、快くOKしてくれ、別の道から先回りしてもらいました。 先頭に追いついたのは最終地点到着ぎりぎりのところでしたが、いいショットを 撮ることができました。 シビックセンターに到着するともうそこは人でいっぱいで、さまざまな平和団体が ブースを出し、家族がピクニックをしたりしていました。最初のデモ隊が到着して から最後のデモ隊が到着するまで3時間以上もかかりました。 広い通りを端から端まで(横1列が3〜40人)何キロにも渡って、さまざまなプ ラカードをもった人々が埋め尽くす様は圧巻でした。 10万人もの平和を望む人々のエネルギーの真っ只中で、アメリカは確実に変わり つつある、と感じました。 午後の集会ではバーバラリー下院議員もスピーチしました。昨年のアフガニスタン 攻撃に反対した唯一の議員で、サンフランシスコの隣のバークリーとオークランド 選出です。彼女がステージに上ると、歓声が沸き起こり、おさまりません。 いかにここの人々に支持されているのかがわかります。 彼女は「今日が2004年の大統領選挙に向けた新しい一歩となるでしょう」と いうとまた歓声。 舞台袖で取材していた私は、バーバラに「ブッシュよりあなたが大統領だったらよ かったのに」というと、「もしかしたら、いつかね」と笑っていました。 彼女がアメリカ初の女性で黒人の大統領になる日がいつか来るのも夢ではないかも しれませんね。 そうそう、日本からは保坂展人衆議院議員も参加してスピーチをしていました。 英語は苦手なようで、原稿を片手に一生懸命でした。でも堂々たるもので、 彼が日本にバーバラリー議員を招待したこと、日本の平和憲法のことを話し、 この集会のエネルギーを日本のみんなに伝える、というと大歓声でした。 さまざまなスピーカーの演説の中で「私たちの選んでいないブッシュ大統領」と いう言葉が何度も出てきました。 今日は大きな始まりの一歩かもしれません。 次の大きなデモは、マーチンルーサーキング牧師の誕生日、2003年1月18日、 ホワイトハウスで予定されています。 ぜひみなさんも安いフライトで(私たちは今回3万6千円のチケットで来ました) ワシントンに集合しませんか。 この週は12年前に前ブッシュ大統領が湾岸戦争を開始した週であり今回戦争開始 が予想されているときでもあります。 アメリカが民主主義の国ならば、必ず、人々の声に必ず耳を傾ける日が来ることで しょう。そして日本でも、石油のための戦争に決してお金を出さないように、私た ちは大きな声をあげていかなくてはなりませんね。 森住さんの「湾岸戦争の子供たち」の写真集は大評判で、今日の集会では200部 ぐらい売れました。「戦争中毒」は450部も売れました。 明日、あさってと彼のスライドショーがこちらで行われます。ベイエリアにお友達 がいる方は、間に合ったら知らせてあげてくださいね。またとないチャンスです。 森住卓スライドショー: Oct27(Sun) 2:30-4:30pm Asian Resource Center, 310 8th St., Oakland Oct 28(Mon) 7-9pm University of San Francisco, Lone Mtn.Room 141 on Turk St at Parker St., San Francisco 私は両方とも参加しています。 ■事務局 山田和尚から■ 最近アメリカ政府が頻繁に使い出した、劣化ウランについて、虎の巻となるような レポートを「ル・モンド・ディプロマティーク」の中から発見しました。 どうかジュネーヴからの勇気ある繊細なリポートをごらんください。 『きれいな戦争という汚い嘘』 ロバート・ジェイムズ・パーソンズ(Robert James Parsons) ジャーナリスト、ジュネーヴ 邦訳・萩谷良 http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/articles02/0203-2.html ■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★
◆猿田ゆう◆
『アフガンの子ら』5000人製作委員会
■5000人の力を合わせて1本の映画を世界に向けよう■
フィリピンのゴミ捨て場で暮らす子どもたちを描いたドキュメンタリー映画
『神の子たち』(2001年公開)から半年。
ついに、四ノ宮浩監督による新作映画が製作開始されます。
この映画は、20年に及ぶ内戦および2001年10月以降のアメリカ軍による
空爆を経て、ようやく「平和」になりつつあるアフガニスタンを舞台に、その地
に生きる子供たちを取材し、少しでも多くの人々に戦争・平和について考えてい
ただくことを目標に、映像を通し、広く現状を伝えるべく製作公開するものです。
日本国内はもちろん、ニューヨークでの公開も目指しております。
監督の四ノ宮自らが2002年6月から実際に現地アフガニスタンに住民として
暮らしていく中からでしか得られない、アフガニスタンの子供たちの目線に根ざ
した、真実の映像を多くの人々が知り、感じ、考えてもらえる力のある作品を目
指します。
『戦争と平和―アフガンの子ら―』は“5000人の力を集めて1本の映画を作
ろう!”を目標に『アフガンの子ら5000人製作委員会』を作り、映画製作資
金となる1口1万円の寄付金を募集しております。
(1口未満の寄付金も受け付けております)
ご参加いただいた方は製作委員として、タイトルクレジット及びHP上でお名前
を掲載させていただきます。また、公開時にはご招待券を送らせていただきます。
是非、より多くの皆様のご理解とご協力・ご支援をお願い致します。
ご参加いただける方は下記の口座へ直接郵便局からお振込いただくか、
ぼきんやどっとコム:
http://www.bokinya.com
のほうでweb上からも参加が可能です。
もしくはオフィスフォープロダクションまでご連絡ください。
専用の振込用紙をお送り致します。
皆様のご理解ご賛同・ご支援を宜しくお願いいたします。
口座番号:00100-9-66498
加入者名:オフィスフォープロダクション
1口 1万円(1口未満の寄付金も受け付けております。)
※2口以上(2万円以上)お振込頂いた方はビデオ「神の子たち」、もしくは
「忘れられた子供たち」のビデオ(個人観賞用)をプレゼントいたします。
ご希望の商品をお書き添え下さい。
又、四ノ宮浩監督へのメッセージも宜しくお願いいたします。
現在のところ、当方ではより多くの方々に出資して頂き、ご参加いただこうと、
全国各地で前作の上演会(「神の子たち」と「忘れられた子供たち」)を展開し
ていただく方も募集いたしています。どうかご尽力下さいますよう、お願いいた
します。
連絡先/オフィスフォープロダクション内
アフガンの子ら5000人製作委員会
担当:猿田ゆう
〒160-0004 東京都新宿区四谷 4-11 みすずビル4F
電話 03-3354-3869 FAX 03-3354-3902
E-mail: offifour@ma4.justnet.ne.jp
http://www4.justnet.ne.jp/~offifour
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◆村岡宏治◆
■「アマゾン・インディオからの伝言」著者 南研子講演会■
[企画意図]
毎年、四国の面積分の熱帯雨林がなくなっていて、悲観的な見方をしてあと5〜6年、
楽観的にみても20年でアマゾン一帯がなくなるといわれています。
地球の3分の1の酸素を作るアマゾンの熱帯雨林を失うということは、私たち人類に
とってどういうことなのか…。私には想像しえないものがあります。
昨今の異常気象、地球温暖化などは熱帯雨林の減少が1つの原因だとされています。
南研子さんは、89年イギリスの歌手スティングが「アマゾン保護キャンペーン」の
ため来日したときボランティアスタッフで係わったことから、NGO「熱帯森林保護
団体」RFJ(RAIN FOREST JAPAN)を設立し、熱帯林とそこに暮
らす野生種の保護、住民であるインディオの医療・教育プロジェクトなどの活動を開
始しました。
現在までに14回にわたりインディオとともに毎回2ヶ月以上暮らし、支援活動を行
なっておられます。
アマゾンの破壊と私たちの暮らしが実は密接な関係にあり、スライド上映でその現実
が明らかになると語っておられます。
あたりまえと言われていることはいったいなんだろう…。
あたりまえに空気を吸い、あたりまえに水道の蛇口をひねる…。
しかし多くの環境破壊はそのあたりまえさえ、危うくしているのかもしれません。
ひとりひとりの力は微々たるものでも、その力こそが大きな変革をもたらすことであ
るならば、今こそ耳をかたむけ、現実を知り、考え、できることから始めることが大
事なのではないでしょうか。
この会をきっかけにアマゾンに対する興味と支援者が増えることができればと、
そんな思いをもって、この講演会を企画しました。
日時:11月2日(土)PM2:00〜4:30
会場:広島市留学生会館(広島市南区西荒神町1番1号)
広島駅より徒歩5分
内容:スライド上映とトーク
料金:前売り1000円、当日1200円
主催:南研子講演会実行委員会
代表:松岡敏子TEL/FAX 082-923-5166
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ユニティ・デザイン
村岡宏治
〒724-0203
広島県賀茂郡福富町久芳3616-1
TEL&FAX 0824-35-3395
>unity@land.linkclub.or.jphttp://www.unity-design.jp/
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■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★ ◆きくちゆみ◆ いよいよ26日、こちらでもイラク攻撃に反対する大きなデモが行われます。 私は23日に家族でロスに入り、明日の朝、こちらの平和活動家たちと一緒に サンフランシスコへ向けて出発します。 ロスの空港には「戦争中毒」著者のジョエルと出版社(者)のフランクが迎えに 来てくれました。その日の朝、第2版の「戦争中毒」1万2500部が届き、 それを運び込んでいたので遅れた、と謝りながら空港にやってきました。 こちらも入管で時間がかかったので(別室に呼ばれていろいろ質問された) それほど待たなかったのですが。 「戦争中毒」は自費出版だったのですが、初版2万部がたった一人の覚悟を決め た人間(フランクドリル氏)によってすべて売り切れたのです。 それもたった6ヶ月で!これはすごいことです。 「戦争中毒」はマイケルムーアのStupid White Menのようなヒットになる可能性 があります。来週からいよいよアメリカの書店でも販売開始です。 (日本の書店にももう並んでいますよね?) 彼らによれば、アメリカの反戦運動はベトナム戦争以来の盛り上がりをみせていて、 あさってのデモも、ベトナム戦争以来最大のものになるだろう、ということでした。 東京ー大阪ぐらい離れているサンフランシスコにロスからもバスを何十台も仕立て て出かけていきます。 私たちは8人乗りのワゴン車でフランクと彼の友人たちと一緒にいきます。 メディアは反戦デモや集会のことは一切放送しません。 ここのところ、アメリカのニュースはワシントン周辺の狙撃連続殺人事件のことで持 ちきりでイラク攻撃についてはあまり報道されていません (もちろん報道しないだけで、戦争の準備は着々と進められているのでしょうが)。 スナイパーによる無差別殺人で突然命を奪われることの恐怖をアメリカ人は味わって いて、そのことで他国で突然アメリカの爆弾によっていのちを奪われる幾多の人々へ 思いを馳せるきっかけになっている、と言っている人もいました。 人のいのちを奪う行為はいかなるものでもやめさせなくてはいけませんが、普通のメ ディアからしか情報を得ていないほとんどのアメリカ人が、アメリカ政府が海外でやっ ていることを知ること(そしてそのあまりの残酷さにたとえ知る機会があってもそれ を信じること)は、まだまだ至難の業です。 「戦争中毒」と森住卓さんの写真集のの普及が、それを少しでも助けてくれるといい のですが。 ブッシュ大統領はイラク攻撃に関して少しトーンダウンしている、との情報もありま す。イラク攻撃決議案は無事米国議会を通過したものの、反対票を投じた156人の 議員たちは、集会などにゲストとして呼ばれてよく発言しています。 その中の一人、シンシアマッキニー下院議員(ジョージア州)が次の選挙では落選す ることがわかり、私はショックを受けています。 彼女は今度の選挙で任期満了なのですが、民主党のプライマリー(予備選挙)で落選 してしまったのです。彼女ほど平和派で明晰な女性はいなかったと思います。 彼女はいつも高得票で当選していたのですが、9月11日の事件の徹底調査を議会に 求めたために、イスラエルロビーから反発を買い、彼女を落とすためにものすごい額 のお金が注ぎ込まれて、プライマリーで落選してしまいました。 彼女は議員をやめても、おそらく彼女のライフワークとして追及を続けるでしょうが、 とても残念でなりません。ある意味でバーバラリー議員よりももっと明確にものをい う人だったので。 我が家のちびちゃんたちは、片言の日本語で誰にでも話しかけ、誰にでもかわいがら れています。まったくどこに連れて行っても物怖じしない赤ちゃんたちです。 将来が楽しみ、というか恐ろしいというか・・・。 それにしても、ちゃんと彼らの将来があるようにこの戦争を防がないといけませんね。 デモが終わりましたらまた速報を流します。 ■山田和尚からのお願いです■ 日本でも『戦争中毒』が出版されました。出来たのです。みんなでやりました。 ジョエル・アンドレアスの描いた痛快なコミック「戦争中毒」がついに日本語版で 出版の運びとなりました。これまでたくさんの方から、「早く日本語で読みたい」 と言われていましたが、合同出版から発売、全国主要書店に並びました。 翻訳は、私たちOPEN JAPANのメールニュースでの呼びかけに応じてくださっ た有志の方々が、がんばりました。この場を借りて、お礼を申し上げます。 どうしてあのアメリカが、軍国主義を脱け出せないのか、本当の理由はこの本をお読 みになると理解できます。どうかみんなでつくったこの本をお読み下さい。 ◇各界からのコメント◇ 「最高の政治漫画。辛らつなほどに面白い。アメリカ軍国主義・外交政策・貪欲な 企業、この三者の国内外での結びつきを知りたいと思うあらゆる年齢層に勧める。」 マイケル・パレンティ (歴史家) 「『戦争中毒』は、アメリカの対外政策の本質と、それが我々国民にどのような影 響を及ぼしているのか理解することに関心あるすべてのアメリカ人の必読書である。」 マーティン・シーン (俳優) 「道をたずねに庭に入ってきた侵入者を殺す。石油の利権が守られなければ攻撃。 景気が悪ければ戦争を! アメリカって、そんな国なの? ロックンロールを産み出した アメリカは大好きな国だったのに……。今のアメリカは大嫌いだ。なぜ? の答えがこ こにあります。」 湯川れい子さん (音楽評論家) 「世界人口の4.5%を占めるだけの米国は、そのアメリカ流の暮しぶりを維持するため に世界中の資源と文化を傲慢にも強奪している。『戦争中毒』は、アメリカがその恥 ずべき消費スタイルを満足させるために、なぜ戦争に依存する必要があるのか説明し てくれる」 ブライアン・ウィルソン (ヴェトナム復員兵、反戦活動家) 登場人物はすべて実名、その発言はすべて実録! 目からウロコが落ちる衝撃のアメリカの反戦マンガ! 発行 : 合同出版(株) 本体価格:1300円 (+税) TEL:03-3294-3506 FAX:03-3294-3509 ■アマゾンからもご注文できます■ http://www.amazon.co.jp ■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★
◆山口 晴康◆
今年1月から5月にかけて、シアトルからニューヨーク・グラウンドゼロまで主にア
メリカの核、軍事産業の拠点をヒロシマの灯が巡るピースウォークを先導したアメリ
カニューヨーク州にある日本山妙法寺グラフトン道場の安田行純法尼(通称じゅんさ
ん)が、11月1日から広島、四国愛媛、香川、そして岡山、兵庫、大阪、最終奈良
の天理にある桃尾の滝まで約三週間、平和行進を行います。
アメリカより、一緒にニューヨークまで歩いた人たちや、対イラク戦争の経験者で今
は平和活動を行っている元軍人の人たちなど、約九名が来られ、日本の人たちと共に
歩きます。
当初は9・11の遺族の方(お兄さんを亡くした男の人)も来日して一緒に歩く予定
でしたが、先のバリ島でのテロ以来、その方のお母さんがとても心配され、”もし飛
行機や見知らぬところでテロに会って何かあれば・・もうこれ以上息子を失いたくな
い!”という強い思いで断念されたそうです。
いまのアメリカの、特にご遺族にすれば無理のないことだと思われますが、その亡く
なったお兄さんは一度は貿易センタービルの外まで逃げて無事だったそうですが、
車イスの同僚を助けに戻って命を落とされたのだそうです。
そしてその美談をブッシュ大統領が報復戦争を正当化することに使っているそうで、
来日予定だった弟さんはそれに強く抗議していると聞いています。
そんな平和を望む多くの遺族の人たちのメッセージを携えて広島から歩かれるという
ことです。
どこかで機会がありましたら1日でも参加されたり、平和の集いを一緒に持たれたら
どうでしょうか。
詳しくは下記の呼びかけ文をお読みください。
WALK IN BEAUTY, ハル 山口 晴康
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Peaceful Tomorrow Walk from Hiroshima, NY
平和な未来へのグラウンド・ゼロからの行進
「昨年9月11日に起きた同時テロ事件の1周年を、更なる戦争を引き起こす言い訳
に使うアメリカ政府に対し、今こそ私たちが全力を尽くしてこれを止めなければなり
ません。私たちは愛する家族や友人を一瞬に失いました。
その死を“平和な明日”へ向かい行動することで償いたいと願っています」
(Peaceful Tomorrows9・11遺族の会 Kelly Campbellさんのメッセージより引用)
2002年晩秋の11月1日、「広島平和公園」をスタートし、奈良県天理市の「桃
尾の滝」まで三週間の平和行進が行われます。
この行進は「Peaceful Tomorrow Walkfrom Hiroshima, NY〜平和な未来へのグラウン
ド・ゼロからの行進」と名付けられ、
日本山妙法寺アメリカ・ニューヨーク州グラフトン道場の安田行純法尼の発願による
ものです。
安田法尼は、今年の前半(1月15日〜5月12日)アメリカ西海岸のシアトルから
ニューヨークのグラウンド・ゼロ(世界貿易センター跡地)まで、57年間灯し続け
られていた広島原爆の火をたずさえたアメリカ横断「広島の灯諸宗教合同巡礼」を先
導されました。
この行進はアメリカ各地で深く傷ついた数え切れないほどの多くの人々の心に愛の光
をともしました。今回の行進ではヒロシマの火は運びませんが、ニューヨークの爆心
地グラウンド・ゼロに到着したその深い思いと平和な明日への願いと誓いをたずさえ
て、共に「合同巡礼」を歩かれたアメリカの方々、そして対イラク戦争の経験者で現
在は平和活動に従事している元軍人の方たちが、9・11遺族の会のメッセージを携
えて、日本のグラウンド・ゼロ広島から
歩きます。
Peaceful Tomorrow とは、ニューヨークの同時多発テロで亡くなったご遺族の方々の
間で生まれた平和グループの名称で、非暴力運動の指導者である故マーティン・ルー
サー・キング牧師の言葉から名付けられました。
“Wars are poor chisels for carving out peaceful tomorrows”
戦争で平和な未来は創ることはできない― Martin Luther King Jr
日本には平和憲法第九条があります。これは日本国民だけのものでなく、
世界中の人々の宝です。日本政府はこの憲法をなくして有事法制という法律を作り戦
争への道を再び築こうとしています。
これ以上広島・長崎の原爆で亡くなった人々、9月11日に亡くなった人々の犠牲を
無駄にすることはできません。
今現在も、アフガニスタンで、イスラエル、パレスチナ、イラク、中東諸国、東南ア
ジアはじめ世界中で多くのいのちが犠牲になり、そしてなりつつあります。
国と国の利害をこえて、この美しい地球を守るために、
ともに一歩でも「平和な明日」への願いを込めて歩いてください。
この行進の最終地点である奈良・桃尾の滝は、古来からの神々や仏様が住まわれる聖
地であり、日本の滝行の発祥の地でもあります。
日本山妙法寺は、大正5年、山主藤井日達上人がこの地で断食、滝行でお受けになっ
たビジョンによって世界平和実現に向けて行脚することにより始まりました。
ここに一人の日本山僧侶のご誓願により、約20年にわたり黙々と建設されてこられ
た石造りのお仏舎利塔がこのほど完成し来る11月23日に落慶大法要が行われます。
お仏舎利塔は約二千年前にインドのアショカ王が戦争の空しさに気づいて二度と戦争
をしないという「不殺生戒」を立てて、当時インドに八万四千の塔を建てた歴史があ
ります。
二十世紀に入って再びお仏舎利塔が非暴力・平和のシンボルとして、世界中に建立さ
れはじめました。
その非暴力のシンボル、平和の塔に向かって一歩一歩ヒロシマより歩いてゆきます。
■Peaceful Tomorrow Walk 日程■
11月 コース
1 (金) 広島平和公園→広島港(フェリーにて)→愛媛県松山
2 (土) 松山 今治
3 (日) 松山城→桜三里PA
4 (月) 桜三里PA→西条JRいしづちやま
5 (火) JRいしづちやま→土居or延命寺えひめTS
6 (水) えひめTS→香川県豊浜 JRみのうら
7 (木) JRみのうら→姫浜→金比羅宮
8 (金) JRことひら(電車にて)→岡山県JRうえまつ→倉敷 阿智神社
9 (土) 阿智神社→岡山 曹源寺
10(日) 曹源寺→西大寺→備前 JRにしかたかみ
11(月) JRにかたかみ→兵庫県赤穂 普門寺
12(火) レストデイ (赤穂)
13(水) 普門寺→斑鳩寺→太子町 太子東
14(木) 太子東→加古川 地球学校又は鶴林寺
15(金) 地球学校又は鶴林寺→神戸JRまいこ
16(土) JRまいこ → 神戸JRすみよし
17(日) JRすみよし → 宝塚 大法教団
18(月) 大法教団→大阪 アメリカ領事館→日本山妙法寺大阪道場
19(火) 大阪道場→四天王寺→奈良 竜田
20(水) 竜田→法隆寺→天理
21(木) 天理→石上神宮→日本山妙法寺桃尾の滝御仏舎利塔
22(金)
23(土) 桃尾の滝御仏舎利塔落慶大法要
毎日約25k歩きます。コースは、多少変更する場合もございます。一日、一時間で
も、共に歩かれたい方はもちろん、途中の食事や宿泊場所のご提供、また荷運びなど
のサポートも有難く歓迎させていただきます。できれば毎日のウォーク終了後、地元
の方との交流の場を持ちたいと願います。
夕食を共にしながら少しの時間でも、それぞれの文化、平和への想いが触れ合う機会
が持てれば幸いです。尚、その際日本の習慣でもありますお酒での歓迎はご遠慮させ
て頂きます。平和行進は、ノーアルコール、ノードラッグ、ノーバイオレンスが基本
です。
どうかご理解の上、ご協力よろしくお願い申し上げます。
詳細につきましてはどうぞ何なりとお問い合わせください。
これまで十数年間各種の行進やインディアンのランニングの縁にあった私たち
(山口晴康、堀越由美子)がこのPeaceful Tomorrow Walkの日本側呼びかけ人になり、
皆様方にお知らせとお誘いをさせていただきます。
なお本行進の総合世話人として、2000年より、広島の灯を運ぶ行進に参加し、
2002年のアメリカ横断「広島の灯諸宗教合同巡礼」の行進に参加した
中野信吾がお世話させていただきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
Peaceful Tomorrow Walk 呼びかけ人 山口晴康 堀越由美子
堀越由美子 連絡先:
〒542-0086
大阪市中央区西心斎橋1-10-6
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愛知県西尾市寺津町亀井66
携帯090−6576−4727
中野信吾
携帯080−3030−3083
詳しくはホームページをご覧下さい
http://www1.harenet.ne.jp/~susumu/peacefultomorrow.html
walk@pr4.harenet.ne.jp
*2000年広島の灯を運ぶ行進(ヒロシマ2001ピースウォーク)、
2002Hiroshima Flame Walk(広島の灯諸宗教合同巡礼)につきまして、
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.otsukimi.net/walk/
*最初のお知らせ(チラシ)にありましたNYテロの遺族の方の来日は、都合によりな
くなりました。
日本国憲法第九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
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■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★ ◆ジャミーラ高橋◆ 2002/10/20 アッサラーム・アライクム 19日、12時近くに帰宅しました。イラク現地は、例年は10月ともなれば涼しく なるのに今年は例外的に暑いというふうに聞きました。サダム・フセインの大統領信 任投票の15日を挟んだ前後のバグダードの五つ星の4つのホテルは、招待客と報道 陣でごった返していました。 私はこれに招待されて行ったのですが、ここのところの体調不良が現地でひびいて、 またイラクからの帰路が夜道1000キロの車になったため、ダマスカスで3時間の 仮眠も効き目が無く、ドバイまでの機中はまったくの病人、ドバイで6時間ホテルを 取って漸く一息ついて帰ってきました。今は下痢と発熱ですが、これは回復の兆候で しょう。 先ず皆さんにお詫びとお知らせを早くしておかなくてはならないと思いまして、メー ルをしております。私と一緒に来るはずのイラクの2医師の来日は延期になりました。 これは出発1日前に連絡を受けて、在日イラク大使館と話し合った結果先に延ばす事 にしたのです。受入れをサポートしてくださっている各方面の方々には本当に申し訳 ないと思っておりますが、イラクは(戦争と経済制裁で)文明から切り離された国で、 私たちには理解できないことが起きるのです。 笑い話ではありませんが、イラクの医師が隣国ヨルダンの学会に出席のためには、自 分の給料を飲まず食わず20年間貯めないと行けないという状況がずっと続いて来た のですから。 国内の通信設備が機能しないというのはまあ許される話で、水道水が慢性的に濁り、 しかも20%の人々にはそれさえ届かなく、あんなに地下資源の豊かな国で熱暑のバ スラに6時間の電気の配給しかされないという実情です。 慌しい中での今回の訪イは、2医師との面談はおろか通信事情が悪くて電話で話すこ とも出来なかったため、全てを私のカウンターパート「平和と友好連帯」にゲタを預 けて帰って来ました。 予定は未定ですが、2医師の来日は11月26日夜東京着で、12月3日夜関空より 帰国の途というプログラムを置いてきました。2医師がこれで確実に来られるのかど うかは、これからの交渉です。 これが順調に行ってくれると、次のプログラムが動きます。 イラク市民調査団は12月6日〜15日モスクワ経由で行きます。 この方がダマスカス〜バグダードの飛行機の乗り継ぎが良いのです。 但しこれも予定は未定で、私の考えは2医師の来日が優先されますから、もし変更し た時に待てないようでしたら他のグループを見つけて行かれたらよいと思います。 このデリゲーションの件について、「平和と友好連帯」の代表 Dr.Al-Hashimiに話す と、大そう喜ばれて「日本からなら何人でも受け入れる」と。 因みに Dr.Al-Hashimiの団体はラムゼー・クラーク(元米司法長官)の国際行動セン ターの80名からを受け入れたところです。定員は50名としても良いでしょうね。 2000年4月に招待されて行った時は、イラクは国会議員の選挙で、私はバスラの 選挙区を外国の監視団として見て回ったことがあります。 しかし今回は、折りしも折の、サダム・フセインの信任投票ということで、 「ナァム・ナァム・ナァム リルカーイダ サダーム・フセイン( Yes Yes Yes, theleader is Sadam Husein )」、全国この一色でよくぞというくらい盛り上がって いました。 投票日当日は、用意されたバスや飛行機で、ゲスト・報道陣はそれぞれの希望すると ころへ分散。私は北のモースル市へ。モースルには約150人が飛行機で飛んで、三 手に分かれて小学校や女子中学や集会所を使った投票所を6つずつ見て回りました。 有権者は身分証明書を見せて、名簿をチェックして投票用紙を貰って、「ナァム (Yes)」または「ラー(No)」に印をつけるというものでした。 人が集まれば「ヤーサダーム、サダーム」の歓声の踊りが始まり、白い幕の向こうで 記入したあと投票箱に入れる形式になっていましたから、いたずら心で反対票を投じ ることだってできるのに、そんなことを思いつく人はいないだろうなあというほど、 その場の雰囲気はみんな真剣でした。血の気の多い男どもは指を血に染めて投票用紙 に印をつけていたり、子供たちの応援もすごく、一体何歳から投票資格があるのだろ うかと、思わず聞いてしまいました。もちろん「18歳からの男女」ということでし た。 イラクの北と南を米英は飛行禁止空域と勝手に設定し、モースルにも米英機は我が物 顔で飛来して、市民を標的にしてしょっ中爆弾を落としているのです。 理由は、手を緩めないぞという見せしめであり、嫌がらせです。「毎日のように犠牲 者が出る、われわれは戦うしかない!」と握りこぶしを握りなおしていた市民たち。 「キッチン・ナイフ(包丁)でも戦う」と。 薬が無くて子供たちが今もどんどん死んでいるのだと訴える母親。<イラク人は、よ くぞこんなに元気で、強い>と感心する裏を覗くと、誰一人として無傷な人はいない のです。 1979年を境にして世界は激動の時代に突入しましたが、革命国家イラクの若いリ ーダーとして登場したフセイン大統領が取り組まざるを得なかったものは戦争でした。 何で戦争ばかりするの?と平和主義者は非難するかもしれませんが、世界を牛耳って いる「戦争屋」のシナリオに書き込まれているから、まず避けることは至難の業。 キッシンジャーのそそのかしに乗って始まって、イ・イ戦争も、ガルフ・ウォーも避 けられませんでした。 戦争による犠牲者、それから爆弾よりもあまねく市民の生活を直撃してきた経済制裁 が12年以上も続いてきましたから、死者の数は人口の1割はゆうに超えているでし ょう。 イラクのあちこちでよく目にするのは、12〜3歳の少年のような体格で大人の顔を した青年です。戦争のショックでホルモンが狂ってしまったことと、食べられなかっ たことが原因だそうです。 石油が一滴も売れなかった時代でも政府の配給はありましたが、1日ホブズ(円形パ ン)1枚では成長期の子供の身体を支えることは出来なかったのです。 そんな苦難を通して、生き残った人たちが、<わがリーダーに文句をつけるな、内政 干渉をするな>と、一丸になってサダーム・フセイン支持に立ち上がっている姿が、 この盛り上がりなのです。 アラブには馬を並べて駈けて鉄砲を打ち鳴らすフェスティバルがあるし、また男の誇 りとも言うべき刀を未だに腰につけている国もあります。日本の武士道に通じる刀を 大切にする社会です。 サダム・フセインが鉄砲を鳴らしたり刀を抜いたりというしぐさは、一種のアラブ武 士道のようなものと思うのですが、欧米人はこれを解せず独裁者というイメージを持 つのでしょうが、フセインの登場でイラク社会は貧富の格差が是正され、正義が機能 する社会になったと聞きました。 モースルで一緒になった韓国新聞社の人曰く、「同じ悪の枢軸といわれるイラクは北 朝鮮とは全然違い社会がオープンだ。経済制裁というタガが取れれば、すぐ先進国に 仲間入りする国ですね」と。 ところが今度イラク、特にバグダードを爆撃をしようという意図は、現在の北と南の 占領を広げて、全土の占領を遠慮会釈も無く完成しようという行為で、イラクを再度 植民地化することが目的です。 今度はどんな爆弾が使われるというのでしょうか。 この爆弾でイラクに完全なガンの病巣を作り、敵の目的はこの湾岸地域一帯の豊富な 石油資源の分捕り作戦です。特にサウディアラビアの解体です。 環境破壊しながら殺人を繰り返しながら、その犯人を世界の誰もが捕らえられないな んて、一体みんな目を覚ましているのでしょうか。 これはイラクだけに限ったことではなくて、日本人も眠っているうちに、あなたの財 産も命も、みんな彼らの手の中で、思うがままですョ。 絶好調なフセインの人気はそれとして、敵の目をくらますためにこの期だからこそ、 身を引いて院政を採ったらどうかと・・・ 私はモースルから帰ってから、お祭り騒ぎの街をよそに、テレビを見ながら1日考え ていました。 革命評議会は錚々たるメンバーで構成されているけれども、サダムは自分の後継者は どら息子の長男ウダイではなくて、次男のクサイを決めているとか。 そうではなくて、敵がささないように、アッと驚く若手を指導者に持ってきたらどう かと。 1日置いて17日に、選挙の結果が革命評議会副議長のエイザト・イブラヒーム氏よ り発表されました。「100%信任されました」と。投票人数は聞き取れなかったけ れど、あの勢いだと90%以上の投票率だったでしょう。 何しろ敵には何百年に亘って、ひたすらかすめ取りながら蓄積してきた財産がありま す。敵は国際金融資本家と一口に言われている人たちで、世界の半分以上の資産を所 有しているといえども、一握りの人たちです。 地球の財産をこんな一握りの人たちに独占されるべきものではなくて、人間は等しく 共有できるものなのです。そうは思いませんか? おいしい水も空気も、味の良い農作物も・・・こんな身近なところから取り返さなけ ればならないのです。 ウランなどで汚染されてわれわれがみんな死に向って行くなんて・・・ああ恐ろしい。 彼らにいま「NO」をつきつけないで、いつその機会があるでしょうか。 「イラクへの戦争は、NO!」これが地球を、私たちを救うのです。 (帰ってからすぐパソコンに向ったのですが、やはり体調が悪くて休み休みで、遅く なりました。ジャミーラ) ジャミーラ高橋 jamila@gray.plala.or.jp * * * * * ★イラクへの不当な戦争を食い止めるために、26日の全米統一行動に応えて、日本 でもいろいろなデモが計画されています。ブルキッチ加奈子さんから、次のようなア メリカ大使館前でのアクションの呼びかけが届きました。 平日のアクションですが、大使館が開いている目の前での大切なアクションです。 ぜひ参加しましょう! ====================== STOP!イラク攻撃 始まる前に止めよう 10.25 アメリカ大使館前 アクション 12:00〜14:00 ====================== (ブルキッチさんの呼びかけ) こんにちは。ブルキッチ加奈子と申します。私はパートナーや友達、いろいろな報告 会であった人たちや在日外国人の人たちと連絡を取り合い、新たな戦争をさせないた めにアメリカ大使館に抗議行動に行っています。 私たちは個人個人でも集まれば大きな力になる、という意味でグループという形を取 っていません。 日本での平和のための行動は今までバラバラでなかなか大きくまとまってこなかった と思います。アメリカから今月の26日にデモがある、という呼びかけがありました。 私たちが考えたのは25日の金曜日にアメリカ大使館前に集まることです。 26日は日本では土曜日になり、大使館前にプレッシャーをかけることはできず、 ピースウォークという形ではメディアや沿道の人々に訴えるだけになってしまいます。 アメリカに対してはっきりNOを言うという意味で、日本のアメリカ代表である大使 館に行くことが大事です。それに大使館前での抗議行動は大小にかかわらず必ず本国 に報告されるのです。 例えば大使館の前をアメリカの作る戦争に反対する人たちが1万人集まって囲んだら、 大きな声を出さなくても強い圧力になると思います。 重要なのは人数と同じ目的に向かう気持ちです。 ブルキッチ加奈子(旧姓:戸谷)/ブルキッチ・スーレイマン 042−853−6303 SulejKana@hotmail.com The 21st century has barely begun and it’s the same old news: WAR! WAR! WAR! WAR! Most wars in the 20th century were caused by the U.S.A. The U.S.A. kills at will! The U.S.A. kills for oil! The U.S.A. kills because it’s good for U.S. economy! We must try to stop this war on Iraq, not because it’s Iraq, but because our fellow innocent human beings will die again. ENOUGH IS ENOUGH! NO MORE WAR! U.S.A. BACK OFF! October 25th (Fri) at 12:00 The demonstration starts in front of the U.S.embassy アフガニスタン難民への救援物資は、 http://www.eeeweb.com/~backup/ をごらん下さい。 ■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★ ◆きくちゆみ◆ 本当は募金をくださった方ひとりひとりに会計報告をしなくてはいけないのですが、 費用と時間がかかってしまうので、インターネット上だけの報告とさせていただきま す。私の呼びかけをFAXなどで転送してくださった方は、お手数ですが、この報告 も転送していただけると助かります。 10月18日現在、森住卓さんの写真集を米国議員や国連代表部にプレゼントする 「湾岸戦争のこどもたちプロジェクト」に86名から431,339円のお振込をい ただきました。どうもありがとうございました。お電話やメールでご連絡をいただい たまま、振込みが確認できない方もまだいらっしゃいます。どうかお早めにお振込を お願いいたします。 お陰さまで、米国議会上下両院議員に手渡すプロジェクトは10月8〜10日にかけ て無事終了しました。昨年アフガニスタン攻撃に反対した議員は、バーバラリーさん 一人でしたが、今回は156名が反対してくれました。アメリカも少しずつ変ってき ています。 かかった費用は、以下の通りです。 写真集代(送料/税込み) 270,000円 交通費 $478、50 62,205円 コピー代 $31、35 4,076円 ガソリン代 $50 6,500円 食費/宿泊代 $55 7,150円 送金手数料 2,500円 ===================== 合計 352,431円 現在は、NY国連本部の190カ国の国連代表部に写真集を手渡すために第二弾の募 金を継続しています。米国議会がイラク攻撃を承認してしまった今、なんとか国連で 歯止めをかけたいと思っています。予算は、写真代、送料、交通費、宿泊費、食費な ど全て含めて20万円程度だと思います。あと12万円ほどで実行できます。 また、森住卓さんの写真展がバークレイで開催されることがついに決定しました。こ の写真展にかかる費用は、およそ150万円程度で、現在、アメリカ在住の日本人女 性数名が個人で立替えております。フレーム代だけで、7〜80万円もかかるそうで す。国連への寄贈が終わりましたら、残金は全部こちらへ寄付いたしますので、どう か引き続きご支援をお願いします。 振 込 先:ハーモニクスライフセンター 郵便振替:00110-1-144224 *通信欄に「湾岸戦争のこどもたちプロジェクト」と明記のこと。 なお、森住卓さんの米国内での写真展に協力したい方は、こちらへ直接寄付できます。 川嶋京子さんらベイエリア在住の日本人女性たちががんばっています。バークレイ図 書館がついに決定し、次回はサンフランシスコ市庁舎を口説いている最中です(なか なか開催地が決定しなくて苦労しているのですが、できれば全米でやりたいです。み なさん、ここでやったらどうか、とか、この人にコンタクトしたら、という情報があ りましたら、きくちまでお寄せください。 mailto:yumik@awa.or.jp 劣化ウランの影響を受けたイラクの子どもたちの写真はアメリカ人、特にジョージ・ ブッシュ親子に見てもらいたいものです。もちろん、日本人も必見。湾岸戦争の26 %もの費用を支払った責任がありますから。 振 込 先:「湾岸戦争の子供たち」写真展〜米国実行委員会 郵便振替:00160-1-566790 ■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★ ◆きくちゆみ◆ イラク攻撃決議案は米国議会を通過してしまいましたが、アメリカではこの戦争の費 用(1000〜2000億ドルとの試算)をどう捻出するかはまだ決まっていません。 前回の湾岸戦争のときは、約500億ドルの費用のうち、日本が130億ドルも支出 しました。最初90億ドル出し、足りないといわれ追加で40億ドルも出したのを覚 えていますか? あの酷い戦争の26%もの費用が私たちの税金から賄われたと思うと、無念でなりま せん。戦争はどれも悲惨ですが、湾岸戦争がとくに「酷い」と思うのは、劣化ウラン 弾が使われたからです。 オーストラリアの医師で反核活動家でもあるヘレン・カルディコットさんは「湾岸戦 争はもうひとつの核戦争だった」「アメリカ合衆国は二つの核戦争を行った。最初は 1945年に日本に対して、2番目は1991年にイラクとクウェートに対して」と 語っています。彼女の証言の意味は、森住卓さんの写真や劣化ウラン研究会のホーム ページをご覧になれば理解できるでしょう。 森住卓ホームページ http://www.morizumi-pj.com/ 劣化ウラン研究会ホームページ http://www.jca.ax.apc.org/DUCJ/ 先週、米国議員全員に森住さんのフォトアピール『Children of the Gulf War』 (湾岸戦争の子どもたち)を手渡しましたが、今度は国連代表部(約200カ国)に も手渡そうと思います。アメリカがだめなら、国連で止めよう、というわけです。 引き続きメールの転送や募金などのご支援をお願いします。 募金先:ハーモニクスライフセンター 郵便振替:00110-1-144224 *通信欄に「湾岸戦争の子どもたちプロジェクト」と明記のこと。 なお、森住さんのフォトアピール『Children of the Gulf War』(英語版) は1冊500円で買うことができます。入手したい方は、 広島:090-7897-2095(嘉指信雄) 長崎:095-848-6879(濱崎均) USA/Atlanta:404-898-0586(スティーヴ・リーパー) へお申し込みください。 そして、今度は日本でも国会議員にこれを手渡そうと、ロビー活動が始まります。 一日でも数時間でもご参加ください。以下、『世界がもし100人の村だったら』の 池田香代子さんからの呼びかけです。 ==================== 池田香代子@「100人村基金」管理人です。 重複して受け取られる方、すみません。 米議会はイラク攻撃を容認しました。 ノーベル賞委員会は、元米大統領に平和賞をさしあげることにしました。 それは、委員会が「今自分たちにできること」としての選択だったのだろうと思いま す。 日本が賛成しなければ、アメリカはイラク攻撃できない、という説もあります。 私たちも、「今自分たちにできること」をしませんか? 先日アメリカでは、「平和を求める退役軍人の会」が、森住卓氏の写真集 「Childrenof the Gulf War」 をすべての議員さんにプレゼントする、というアクシ ョンをし、きくちゆみさんの呼びかけに応じて、日本からもたくさんのカンパが寄せ られました。これを、こんどは日本でやります。 企画タイトルは「100人村イラク写真アクション」です。 イラクの市民、ことに子どもたちの間に広がる劣化ウラン弾による健康被害を取り上 げたこのフォト・アピールを国会議員のみなさんに見ていただき、「戦争は何をもた らし、何を奪うのか」を考えていただこうと思います。 森住さんのお許しをいただきました。本は「100人村基金」で買います。 数人で、森住さんの写真をプリントしたTシャツを着て(着なくてもいいです(^_^;)) 議員会館を1室づつ回り、「Children of the Gulf War」(英語版、日本語キャプシ ョンを挟み込む)を手渡します。 10月21日から始めます。 700人以上の議員さんを訪問するには、それなりの人数と日にちが必要です。 たとえば10月21日〜11月1日(10月26、27日の週末は除く)の10日間 で回るとすると、1日70数人の事務所を訪問することになり、2〜3ユニットは必 要かもしれません。 1ユニット最低2人で作るとすると、のべ40〜60人は必要です。 ある日の午前だけとか、細切れの時間でもけっこうですので、たくさんの方の参加を 希望します。東京のお近くにお住まいの方、よろしくお願いいたします。 池田は、たいへん申し訳ありませんが、講演などがびっしり入っていて、21日と 22日だけ参加します。 現在、すでに呼びかけに応えてくれた人たちがこのアクションのためのメーリングリ ストとホームページを作り、相談しながら着々と作業を進めています。 その様子は以下のホームページで見ることができます。 作業表URL http://members.jcom.home.ne.jp/0378193301/index.htm 訪問日程URL http://members.jcom.home.ne.jp/0378193301/schedule.htm 過去の投稿URL http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageListForm/iraq-action@freeml.com まだまだ人手が足りません。生議員さんたちや生秘書さんたちとお話しするのは、 おもしろい経験だと思います!たくさんのみなさんの参加を希望します。 遠くに住んでいて国会に行けない人でも、いろいろサポートの方法はあります。 参加を希望される方は、メーリングリストに参加してください。 加入には承認が必要です。 ご希望の方は、 owner-iraq-action@freeml.com まで、お知らせください。 平和を求める声は世界中で日に日に大きくなっています。 日本のわたしたちにしかできないことをしませんか。 連絡先:池田香代子 hon-yaku@aox4.so-net.ne.jp ==================== 転載、ここまで。 今日『戦争中毒(日本語版)』の見本刷りが届きました。なかなかいい感じ。 でも一ケ所誤植を見つけてしまった!早くニ刷りを出して直したいので、みなさん 買ってくださいね。(なんて変かな〜?)全国の書店には早くて18日、遅くて22 日までには並ぶそうです。 出版サポーター(1万円で10冊ゲット)もまだまだ募集しています。見て気に入っ たら、サポーターになってこの本も広げて下さい。 サポーターの申し込み先もハーモニクスライフセンター(上記)です。 通信欄だけ『戦争中毒』出版サポーターと書いてください。 今週は、東京で森住さんのスライドとお話し会もあります。お近くの方はぜひ。 私も行きたいなあ。ちょっと遠いけれど。 森住卓「イラク・湾岸戦争の子どもたち」 10月19日(土) 18:00〜 北野市民センター(京王線北野駅下車、ダイエーの7,8F) 問い合わせ:042-595-0421(若林健一) 同時開催 写真展「イラク・湾岸戦争の子どもたち」 10月18日(金)〜20日(日) 因に、私は森住さんと10月26日にサンフランシスコで合流する予定です。 無事アメリカへ入れれば、の話ですが。 平和を求めて集っている世界中の人々と心を合わせたいと思います。 追伸:19日の朝日新聞「私の視点」に意見広告のことで原稿を書いたので、 ぜひ読んでくださいね。今週号の『SPA!』、今月号の『婦人の友』も合わせて ご覧下さい。原稿や対談が出ています。 ■転送・転載大歓迎■
◆山田和尚◆
ユキムシが飛びかう釧路湿原、鮭の遡上の時期をむかえた知床、そんな北の世界を
案内するガイド業から離れ、先日やっと本州にもどってきました。
この1ヵ月間、わたしはいろんな場所からこのBOOMERANGを流してきました。
湿原をみわたす細岡展望台、屈斜路湖畔、知床峠、羅臼港、ノサップ岬・・・
さて、今回は中禅寺湖からの配信です。
いつも『月山・炎の祭り』の中心にいるひとりの男性が、井戸の底から悲痛な叫びで
助けをもとめています。どうか耳をかたむけてやって下さい。
◆草島進一◆
突然ですが、長文失礼いたします。
山形県鶴岡市在住の草島進一です。95年の阪神淡路大震災で、バウさんと一緒に、
当初の神戸元気村の立ち上げから3年間、神戸元気村の副代表として活動をしていま
した。ニックネームは、カヌーの先端を意味するバウさんに対して、後部を意味する
スターンです。私は、3年間の神戸での経験と、あのがれきの中で、被災者の笑顔を
懸命につくりだそうと、多くのプロジェクトを立ち上げていった、あの新しい文化を、
ダムの水の受水問題で揺れていた故郷、鶴岡で何とか活かせまいかと故郷に戻り、活
動をおこなってまいりました。
その活動の経緯については、朝日新聞で活動の経過について触れていただいた事があ
りますのでリンクしておきます。
http://www.asahi.com/paper/osaka/shinsai/anohi02.html
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月山ダムからの水が、鶴岡市内に2001年10月より引かれ、市民は、高い水道料
金と、冬冷たく、夏ぬるい、そしてカルキ臭い水になって、浄水器をつけたり、ペッ
トボトルの水を買わなければならないようなことになったりしつつ、不満が高まって
います。
これまでは、地下水100%の水道水を、28本の深井戸と、4本の浅井戸からくみ
上げて、浄水場で浄水した後、家庭に送るなどし、まかなっていました。
水道水がダムの水に変わっても、この既存の井戸は未来の資源として、しっかりと守
らなければ。と考え、議会の場で追求をつづけ、別組織で、市民事業としてこの廃棄
予定の井戸を使うプランなどを提示するなどを行って参りました。
しかし、鶴岡市は、全く聞く耳もたずで5月には2本の井戸が速攻でつぶされました。
(映像がホームページ上にございます。Quick TIME 映像)
http://www.jca.apc.org/water-w/
周辺市町村も羽黒町というところに非常に良質の「貴船水源」という水道用の水源が
あり井戸があるのですが、これも市民事業の提案をおこなっているのですが、今、埋
め戻される寸前に陥っています。
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毎日新聞 9月28日朝刊 山形版
「日本酒の仕込水に」
■羽黒の住民団体、町長に 井戸廃棄中止を要望■
地下水を利用して井戸端交流する住民グループ「庄内おいしい水ファンクラブ」(諏
訪友幸代表48人)のメンバーが27日、羽黒町の中村博信町長を訪れ、井戸の廃棄
中止を要望した。同町の赤川流域にある10本の井戸は、昨年10月まで水道水源だ
った。月山ダムの完成に伴い、広域水道に切り替わり、借地にある不要になった3本
を来月中に、約130万円をかけて埋め戻す。諏訪代表は「日本酒の仕込み水として
使うなど、さまざまな産業に利用できる。地域固有の財産を地域の人が、利用できる
ようにしてほしい」と話した。地権者の理解を得た上で、同クラブがポンプ代などの
費用を肩代わりし、井戸の活用を図りたいと提案した。中村町長は「借地の井戸は埋
め戻し、土地を地権者に返すという約束。すぐに返答はできないが、(要望)は検討
はしたい」と話した。
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阪神大震災の際、井戸が非常に役にたったのは私も覚えています。
また、映画「アレクセイと泉」の泉のように、井戸は、まさにそこに生きる人のため
の命の源であり、たとえ放射能汚染がおきても、そこに井戸さえあれば、暮らしが続
けられる。そうした大切な資源であると考えています。
昨年の9・11以降、アフガンで、ダムを空爆した事件がありましたが、環境に左右
されやすいダムや表流水よりも井戸や地下水は、「いのちの水」として機能できうる
ものと考えるものです。
下の文章の中にも記述いたしましたが、震災以降、危機管理の面でも井戸が見直され
ているようです。また、食品産業や酒造りも水がいのちであります。
尚、市の方には、10月7日、次のような提案をバウさんとともに、市長に提出しま
した。
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鶴岡市・羽黒町の水道水源井戸の災害防災井戸としての転用と活用についての提案
平成14年10月7日
富塚陽一 鶴岡市長殿
元、神戸元気村 代表 リスポンス協会 代表 山田 和尚
元、神戸元気村 副代表 ウォーターワッチネットワーク代表
鶴岡市議会議員 草島 進一
昨日6日、鶴岡市にて防災訓練がおこなれました。庄内地域においては、庄内平野東
縁地震、地震の空白域ともいわれる山形県西方沖地震が想定され、いつ、大規模地震
がきてもおかしくないとされております。私達は、阪神淡路大震災の際、震災直後よ
り「神戸元気村」というボランティアグループを立ち上げ、以後7年間にわたり震災
被災地の復興支援活動に従事して参りました。草島は、当初から3年間にわたり、活
動をおこなってまいりました。
その際の現場の経験から申し上げるとすれば、被災地の当初の水確保が、とても大変
だったということであります。上水道は寸断され、道路もがれきなどで通行不能なと
ころもあり、給水車も通行が困難。そうした状況下で、「水が必要」という要望を受
け、民間のボランティアが自主的に大坂から水をポリタンクに入れ、バイクで又、震
災後1週間ほどで、ようやくほとんどの避難所に給水車がいくようになっても又、被
災地では避難場所にいかず、倒壊家屋の周辺に居残っておられる方もいらっしゃるた
め、その被災者のために、ボランティアで水を届けるということもありました。
また、私達が活動した灘区周辺は、ほぼ100%といっていいほど水洗トイレだった
のですが、水がなくなり使えずほぼ1ヶ月ほど、公衆トイレのほとんどが満杯状態に
なり、使用不能で不潔な状態が続いていました。こうしたとき、灘区の酒蔵の井戸水
や、西宮の宮水他、地域に古くから残る井戸など、被災者の方が自主的に汲みにいけ
る井戸の存在は、非常に貴重だったことを覚えています。又、震災当初、近隣の火事
の際、水道破断により消火栓も使えない中で、消防車の水利として機能せず、実際井
戸水をバケツリレーをし、消火活動を行った経験談も被災者の方からうかがうことも
ございました。
又、震災後数週間経過した後であっても決して清潔でない、川で洗濯をしたりしてい
る場面なども目にしておりましたので、特に飲料水だけではなく、炊事、洗濯、洗顔
など、生活用水としても水は貴重であり、この水については、行政の一元管理されて
いるものの他に、「汲み行けば汲める」多元で良質な水源が必要であるということを
強く感じた次第であります。
以下、震災後の井戸の活躍について、朝日、毎日、読売 大阪本社版からのピックア
ップです。
1月17日 芦屋市内では、消防車が到着してもホースから水が出ず、近くの井戸よ
りバケツで水を汲んで消化にあたった。
1月18日 西宮市内で井戸水を求めて1メートルの列ができた。神戸市兵庫区の木
造アパートより出火。約500人が近くの井戸水をバケツリレーし、約
40分後に消化した。
1月20日 全域断水の芦屋市で18日より電気が復旧。深さ7メートルの民家の井
戸をポンプでくみ上げ、200人が利用した。
1月24日 菊正宗酒造は同社の「宮水」井戸場(西宮市)で平日の午前9時〜午後
3時の間、宮水を無料提供。
1月28日 神戸市兵庫区で、戦前に掘った井戸が生活用水として使われている。
1945年3月の空襲のときも同じ井戸水で消火した。
この阪神大震災以降、こうした現場の声を踏まえ、国でも地震防災対策特別措置法に
おいて、第3条第一項16号「地震災害時における飲料水、電源等の確保等により被
災者の安全を確保するために必要な井戸、貯水槽、水泳プール、自家発電設備その他
の施設又は設備」とあり、井戸活用としての優遇策もとられ奨励されております。
自治体単位でも国分寺市をはじめ、杉並区や練馬区、世田谷区などでこうした多元的
な水源確保のために防災井戸が考慮され、例えば東京都練馬区では、災害時に飲料水
として利用可能な深井戸が23本あり、それとは別に、生活用水として用いる浅井戸
を「ミニ防災井戸」と呼んで505本(98年3月時点)、市民と協定しています。
又、96年度から避難所を想定した小中学校103校で井戸を掘る工事を始め、98
年4月現在、66校ですでに完成しているといった現状です。宮城県仙台市では、民
間の井戸を募集、可能な限り確保して災害応急用井戸として位置づけ、災害時の活用
が考慮されているなど、自治体単位で、多元的な生活用水、飲料水の確保という観点
で、井戸の防災井戸としての活用がおこなわれております。
今回、羽黒町、鶴岡市の飲料用水源として利用されてきた深井戸が次々と潰されよう
としております。「ダム水源にかわったため、借用地に設置した井戸は、撤去し、以
前の田畑の現状に戻す」という契約の元、廃棄するというものとうかがっております。
しかし、阪神大震災後、様々な自治体でこうした井戸の利活用、自己水源への配慮、
方策がとられていますし、このようにして「神戸の震災を未来の自治体の防災対策に」
と懸命な努力がなされている今、又、いつ大規模地震がおこるとも限らない庄内の現
況において、危機意識が極めて乏しいように感じられます。
今回廃棄処分予定の深井戸ですが、現在、水位が8メートルほどには上昇しておりま
すので、12メートルほどまで利用可能な手押しシリンダーポンプなどを設置するこ
とによって、災害防災用井戸として使用可能であると考えます。
以上の事から、次の事を強く求めるものです。
記
●現状の飲料水源用の井戸から、電動ポンプ、電源板などを取り去った後、井戸の管
を活用し、防災用井戸として機能する手押しポンプをとりつけ、地権者を含め、地域
の共有財産として災害時に活用できうるようにするなどの協議、検討の場を設けるこ
と。
●協議、検討の場がとられるまで、作業の一時中断することを求めます。
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今、埋め戻されようとしている井戸は、土地所有者から、土地の一角を借用して、そ
こに井戸を堀り、市や町が活用をしてきたところです。土地所有者の方も、ほとんど
は土地を返されても今の農業の状況上、田畑にはなかなかできないと漏らしている状
況なのですが、行政からは、選択肢や、充分な説明がなされないで、一方的に「埋め
てから返す」といったことしか伝えられていないようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
又、月山から流れる赤川とその扇状地については、昭和53年から2年間、現在熊本
市の地下水源の調査をおこなっている柴崎達雄先生らが調査をおこない、25万トン
の持続性補給量がある良質の水源として評価されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
井戸の開発費用は、1本5千万円と聞いています。その内、井戸を掘削する金額が3
千万円とも聞いています。埋め戻せばこの財産が完全にふいになります。
======================================
どうか皆さんに「鶴岡の井戸や地下水」を守る賛同者になっていただければ幸いです。
これをお読みになった皆さんからのメッセージなど、いただけませんでしょうか。
又、鶴岡市にも電話や、メール、ファックスなどをいれるなどお願いできませんでし
ょうか。また、メール、ファックスに書き込まれる内容は、攻撃的な抗議文にならな
いように丁寧なお願いの文章にしていただくと、より一層効果があらわれると思って
います。
鶴岡市役所 電話 0235-25-2111 FAX 0235-24-9071
E-mail tsuruoka@city.tsuruoka.yamagata.jp
メール、ファックスなど、お送りいただいた方は、同文を stern@jca.apc.org まで
お寄せください。
よろしくお願い申し上げます。
■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★ ◆ 今村 和宏 ◆ ■ 平和を求める退役軍人の叫び ■ 今回はアメリカの VfP(Veterans for Peace = 平和を求める退役軍人の会)の リーダーの1人 Wilson Powell(ウィルソン・パウエル)氏の文章をご紹介します。 VfP は1985年に設立されたNGO。メンバーは6000人弱。全米の退役軍人 42万人強の1.5%にも満たない組織ですが、その存在感は抜群です。 アメリカ国内の学校や市民の集まりで戦争の悲惨さを訴える啓蒙活動をするほか、ア メリカが直接・間接に戦争被害を出した世界各国(中南米、イラク、パレスチナなど) に少人数で赴き、水道施設などの生活インフラを修復する作業を精力的にこなしてい ます。 かれらのモットーは "Wage Peace"(平和をおこそう)です。 http://www.veteransforpeace.org/ 9・11事件以後は、大メディアでは報道されない最新の情報や論考を数多く流し続 けています。アメリカでは反政府系、反戦系のオルターナティブなメディアの情報は 一般市民からは奇異な存在と受け取られることが多いのが現状。その中で、戦争を体 験し強い愛国心を持つ VfPメンバーの言動には説得力があり、一般市民の間でも一定 の評価を受けています。もちろん政府関係者も強くは叩けません。 VfP は、10月16日(水)に向けてホワイトハウス前で、退役軍人によるデモを呼 びかけました。1グループは警察許可が必要な25名規模を下回るようにして、たく さんの独立したグループをつくります。「単独イラク攻撃はするな」「国連を尊重し ろ」「フランス、ドイツ、アラブ諸国と歩調を合わせろ」といったプラカードを掲げ る予定です。 その VfPの事務局長を務めるウィルソン・パウエル氏は国務長官コリン・パウエルと は同じ名字を持つ退役軍人同士。ただベトナム戦争を経験した大先輩にあたり、日本 にも駐留経験があります。ゆっくり落ち着いて話す彼の語り口からは人への思いやり がにじみ出ています。 以下の文章は VfPのメンバーMLで仲間に向けて流されたもの。心の奥底からの怒り を吐露する内容で推敲の跡もあまり見られません。もちろん広い読者層は意識してい ません。でもその粗削りなところが読む者の心を突き動かします。 このように半分プライベートなものを日本語に翻訳して広く公開してもいいものなの か迷ったので、本人に許可依頼メールを送りました。すると以下のような短い答えが 返ってきました。 ------------------- I am pleased you find my thoughts so close to your own. You have my permission. Thank you. Wilson (Woody) Powell 私の思いをすぐ身近に感じてもらえたことが嬉しい。許可します。ありがとう。 ウィルソン(ウッディ)・パウエル ------------------- 大々的イラク攻撃はまだ始まったわけではありません。彼のような人間がアメリカや 世界中にいるうちはぜったいに希望があります。 ひとりひとりできることをやりましょう。 -------------------------------------------------------- どんな民主主義を輸出するんだ? 目覚めるなり怒りに駆られた。10月7日、我が大統領は、世界をより良い場所にす るために他国を攻撃して自由と民主主義を輸出するのだ、という話をした。その演説 の直前にCNNが放送した世論調査では、圧倒的多数のアメリカ国民が対イラク戦争 に反対であるとのことだった。 大統領はなぜ聞く耳を持とうとしないのか? なぜほんの一部の議員しか耳を傾けようとしないのか? 大多数のアメリカ人が街角で、教会の説教壇で、村の広場や市議会で声を上げ、石油 や世界支配をめぐる中東での戦争に反対しているのに、なぜ彼らは聞く耳を持たない のか? 大統領、そして議員たちは、アメリカや世界にとって何が正しいことなのか、良いこ となのか、我々よりそんなによく分かっているというのだろうか?我々は赤ん坊ほど に愚鈍だから、自分たちにとって何が良いかなど判断させられないというのか? 私は退役軍人だ。世の中には「民主主義を守るため」に戦争へ行った退役軍人が大勢 いる。この国のほとんどすべての国民は、家族に退役軍人がいるか、または戦争のた めに子どもや夫、妻、兄弟姉妹を亡くしている。 皮肉なことに、現政権のメンバーでもっとも声高に戦争を奨励しているのは、我が身 で戦争を体験していない人間たちだ。 この政府はまったくとんでもない神経を持ち合わせてる。国家予算では今いる退役軍 人すら養えないというのに、さらに退役軍人を生み出してほしいと国民に頼んでいる のだから。次の戦争が始まるときには、年金のうち戦争関連の障害に対して支給され ている分を返上するよう政府から要請されると聞いている。 どうやら我々軍人は、殺人のために与えられる銃弾と同じ程度の消耗品にすぎないら しい。 だが、私には選挙権がある。それを、聞く耳を持たない代議士たちを追い出すために ぜったい使ってやる。代わりに誰が議員になるかまではかまっていられない。私と同 じ政治的見解を持ってほしいとまでは言わない。ただ聞く耳だけはなんとか持ってほ しい。 退役軍人/市民 Wilson M. Powell -------------------------------------------------------- (翻訳:池上 陽子、今村 和宏) WHAT DEMOCRACY? I woke up angry. On October 7, my president talked about making the world a better place by attacking another country and exporting freedom and democracy. Just before he said that, a poll quoted by CNN, said the American People were overwhelmingly against going to war with Iraq. Why won't the President listen? Why won't all but a few members of Congress listen? Why won't they listen to the majority of Americans when they are speaking out from street corners, church pulpits, village greens and city commons, against engaging a unilaterally promoted war in the Middle East over oil and global control? Does he - do they - know so much better than we do what is right and good for America and the world? Are we so dumbed down by pablum- feeding that we cannot be trusted to know what is good for us? I'm a veteran. There are many veterans out there from wars fought "to defend democracy". Nearly every citizen of this country has a veteran in the family -- or has lost a child, a husband, a wife, a brother or sister to war. It is ironic that those in this administration most loudly calling for war have not been to war themselves. This government has a heck of a nerve to ask the people to create more veterans when the treasury cannot even afford to take care of the ones we have. We have been told that on the eve of another war, the administration is asking veterans to give up their pensions in the amount of their war-related disability claims. Apparently, we are as expendable as the bullets they give us to kill with. I have a vote, still. I promise I will use it to vote out those who will not listen. I'm beyond caring who takes their place. I won't ask that their politics agree with mine. But I will ask them to listen. Veteran/Citizen Wilson M. Powell ■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★ ◆きくちゆみ◆ 昨日、国会でライアン・アマンソン(Dは発音しないそうです)さんにお会いしてき て、 帰ってきたら「イラク攻撃決議案可決」のニュース。 がっくりきたけれど、反対票が上下両院合わせて156票というのを聞いて、 まてよ、これはすごいことだ、アメリカ議会も変ってきている、と感じました。去年 はバーバラ・リー議員がたった一人で反対したのが、今回は156名。これって、希 望が持てると思いませんか。 日米のメディアはさっぱりとりあげませんが、アメリカ国内で毎週のように行われて いる反戦集会やデモも、どんどん大きくなってきているし、ヨーロッパではイギリス を除いて殆どが反対しているし、国連も反対しています。 あとは国連安全保障理事会の決議がどうなるか、そしてそれでも米国が単独といって もイギリスも一緒?で攻撃するかどうか、というところがポイントです。 でもうれしいことに、勇気あるアメリカ人(そして日本人も)はどんどんイラクに入 っていっている。「人間の盾」になるんだ、って。 今日バグダッドで大きな平和コンサートがアメリカ人歌手のジェームス・トワイマン によって行われる日。全世界でこの模様はインターネットで中継されることになって います。この平和コンサートに合わせて、NY時間の午後1時(日本は夜中の1時) に平和の祈りをイラク、アメリカ、パレスチナ、そして全世界へ送ろうと呼びかけて います。夜更かしが得意な方はぜひ、あなたの居場所で静かなひとときを持ってくだ さい。夢の中で祈ってもいいかも。 ライアンさんは、9・11のテロでペンタゴンで働いていたお兄さんを亡くした若干 24歳。 「我々の悲しみを報復のために利用しないで」とブッシュ大統領に平和的解決を一環 して要求し、ピースフル・トゥモローズという遺族のグループを立ち上げた一員。 あの若さで完全なる非暴力を貫く精神はどこからきたのか、直接彼に触れてあらため て感動しました。 アマンソン一家のことは、彼らが最初にNYからワシントンまで平和行進をしたとき から聞いていて、いつかお会いできたらと願っていたのが、実現しました。 ライアンさんと会って、私が一番深く自分に問い掛けたのは、もしも自分の家族が殺 されたとしたら、「自分たちのような苦しみ、悲しみは誰にも味合わせたく無い」と 私は言える人間だろうか、彼らと同じような勇気を持っているだろうか、昨日から、 そして今も、自分の内側を探り続けています。 池田の小学校で悲惨な事件がありました。子どもを殺された母親が「子どもや私たち が感じた以上の恐怖と苦しみを犯人に与えたい」と証言していました。拉致事件の被 害者も、オウム真理教の被害者も「許せない」といいます。 私はどうでしょう。わかりません。 でも、勇気のある人はライアンさんだけでなく、日本にも沢山います。広島、長崎の 原爆の被害者は「原爆の苦しみを二度と誰にも味合わせたくない」と核廃絶の運動を 粘り強く続けています。今回ライアンさんを招いたのも、広島の「核廃絶をめざすヒ ロシマの会」でした。 復讐心を持つ限り、暴力の連鎖が止められない、というのは正論です。でも実際に愛 するものを失った人の痛みは、その人にしかわからないものでしょう。私もライアン さんたちのように、ガンジーのように非暴力を貫ける勇気のある人でありたいです。 講演が終わってライアンさんを宿泊先まで送っていくときに、歩きながら話したので すが、そのときに彼はこんなことをおっしゃいました。 「9・11の遺族の中に復讐を望んでいる家族なんていない。アメリカにわれわれ以 上にテロをなくしてほしいと望んでいるものはいないだろう。でも報復したらますま すテロが増えるのは明白だ。テロをなくしたければ、根本原因〜貧富の差がありすぎ ることや人種差別など〜を解決することしかないよ。僕たちを利用して戦争をしかけ るのは間違っている。戦争に賛成している人たちは悲しみを知らない人たちだ。本当 の悲しみを体験した人は復讐なんて望まない。戦争を望んでいる人たちは怒りで冷静 さを失っている人たちだけだ。」 今後も彼らとコンタクトをとりながら、イラクに対する戦争をとめるための具体的で 有効なアクションを作っていこうと、話し合いました。 ところで、米国議員に手渡された写真集『湾岸戦争のこどもたち』の実物を昨日、国 会議員会館で「劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエーション」の嘉指先 生から受取りました。美しく、悲しい、胸をうつ写真でした。 10月7、8日と2日間で、これが議員事務所へ手渡されたわけですが、一体何人の 議員が一枚一枚、この写真を丁寧に見てくれたのでしょう。少なくとも156人の人 が反対したことの陰には、アメリカと世界の沢山の人たちの平和を望む声が届いてい たことは間違いないですが。 まだ戦争が始まったわけではありません。希望がないわけでもありません。 次は国連代表部にもこの写真集を届けよう、という話も出ています。また次のアクシ ョンが決まりましたら、ニュースでご案内します。 最後に、この写真集と一緒に届けられたVFP(平和のための退役軍人会)会長の手 紙を池上陽子さんが訳してくださいましたので、御紹介します。 -------------------------------------------------------- 国会議員各位 森住卓さんの写真集「湾岸戦争の子どもたち」をぜひご覧ください。 これはtheGlobal Assoc for Banning Depleted Uranium Weapons 劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエーションから出版されています。 これらの写真は、最初の湾岸戦争がイラクの子どもたちに何をしたのかを示す、目に 見える証拠です。 アメリカ国民がこうした子供たちを再び傷つけたいと思っているなどとは考えられま せん。アメリカのために従軍した経験のある者として是非お願いしたい。ぜひ我々の 声に耳を傾け、イラクに対する先制攻撃に反対票を投じてください。 Veterans For Peace(平和のための退役軍人の会)は、戦争のコストを身にしみて知 っています。それは、戦争に関わるあらゆる方面の人間の苦しみです。しかも、一番 苦しむのは、一般市民、とりわけ子どもたちなのです。「医学的見地から人体に影響 がない」兵器である、などという説明は嘘でした。 アメリカ国民に、戦争で実際一番高い代償を支払わなくてはならないのが誰なのかを 学ぶ機会を与えれば、きっと誰もが別の方法で折り合いをつける道を選ぶだろうと信 じています。 軍事力を維持する目的は他にいくらでもあります。巨額の投資を受けている軍部の言 い分に惑わされてはいけない。彼らの主張が客観的であるはずがないのです。 我々は、今起こっている問題を「権力をもって正義を成す」ではなく「権力対正義の 対立」と解釈します。常識的な道徳観念をもって考えればわかるでしょう。 どうか、胸に手をあててしっかり考えてください。お願いですから、わが国がイラク に対して戦争を仕掛けるのかどうか、それがいつなのかを決める権限を大統領に一任 するという法案に反対してください。 このたったひとつの問題に対するあなたの決断は、あなたの議員生活でもっとも重要 なものとなるかもしれません。 戦争決議に反対票を投じてください。 David Cline 会長 October 8, 2002 ■転送・転載大歓迎■
★グローバル・ピース・キャンペーン★
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◆ 今村 和宏 ◆
■ 平和を求める9・11遺族の叫び ■
今回ご紹介するのは、テロ事件の被害者遺族が9月23日ブッシュ大統領に宛てた
手紙です。
9・11事件の遺族40人が中心となってつくったSeptember Eleventh Families
for Peaceful Tomorrows(ピースフルトゥモローズ:平和な明日を求める9・11
遺族の会)はサポーター700人を擁する団体。今年2月14日に正式に発足し、3
つの目的を持っています。
1. テロに対する効果的な答を見出す。
2. 世界中で暴力によって傷ついた人々に共通するのは何かを明らかにする。
3. 正義を求めるために平和的解決法を探求するなかで暴力の連鎖を断ち切る。
http://www.peacefultomorrows.org/
遺族たちはアフガニスタンを訪問し、アメリカの爆撃で家族を失ったり、自分自身が
傷ついたりした人々と心の交流をする中で、戦いでいちばん傷つくのが一般市民だと
いうことを確信しました。
「私たちが味わったのと同じ悲しみをどうして外国の無実の人たちに味わわせること
ができるでしょうか。イラクを先制攻撃することでアメリカと世界の安全は今よりも
脅かされます。」遺族たちは未だに癒されない悲しみの中からそうした切実な思いを
大統領に訴えました。
ブッシュ大統領はどうやってこの手紙に答えるのでしょうか。今のところ返事は帰っ
てきません。
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お知らせ:Peaceful Tomorrows 緊急来日
1. 暴力の連鎖を絶ち和解を求める院内集会(超党派)
アメリカの戦争に反対し行動する9・11遺族ピースフルトゥモローズ
を迎えて
日 時: 10月11日(金) 12:00〜13:30
場 所: 衆議院第2議員会館 第4会議室
ゲスト: ライアン・アマンドソン氏
ピースフルトゥモローズメンバー。9月11日のテロ事件で
兄をペンタゴンで亡くす。アフガニスタンでアメリカ爆撃の
被害者を支援。
カンパもしています。
2. 9・11遺族ピースフルトゥモローズメンバー Ruan Amundson を迎えての
学生対話集会
日 時: 10月12日(土) 13:00〜15:00
場 所: 津田塾大学本館(H310)
ゲスト: ライアン・アマンドソン氏
学生たちがライアン・アマンドソン氏との対話を通して、平和な未来を築く
ために「今わたしたちに何ができるのか」を考える。
--------------------------------------------------------
ブッシュ大統領
拝啓
私たちは、2001年9月11日に家族を失った遺族の会です。今こうしてあなたに
手紙をしたためているのは、対イラク戦争に国を導いていくあなたの方針に、私たち
がやむにやまれぬ不安を抱いていることをお伝えしたかったからです。
私たちはあの日以来、苦しみ抜いてきました。私たちほどテロリズムに終わりが来る
ことを願っている者はいないと思います。だからこそ、外交を軸に諸外国と歩調をあ
わせた上、暴力を使わずに、イラク政権によって引き起こされるかもしれない危機か
らアメリカ人を守っていただきたいのです。
私たちのグループ September Eleventh Families for Peaceful Tomorrows
(平和な明日を求める9・11遺族の会)は、私たちが受けたような血も涙もないテ
ロリズムによる苦痛や喪失感を耐え忍ぶ家族が、この先地球上に生まれることのない
よう力を合わせるために結成されました。
イラクに対する戦争が行なわれれば、多くの一般市民の家族が苦しむことになるでし
ょう。私たちの家族が9月11日に経験したのと同じ苦しみを、多くの人が、その時
いてはいけない場所にいたというだけで味わうことになるでしょう。戦争はまた、米
軍兵士達を危険な場所に送り込むのですから、死や苦しみを受け止めなくてはならな
いアメリカ人家族も増えるでしょう。イラク問題の解決に戦争以外の方法をとってい
ただきたく、こうしてあなたにお願いしているのは、アメリカ軍人のため、そしてイ
ラク市民のためにほかなりません。
あなたは、私たちの愛する家族の命日を、故人に思いを寄せるためではなく、9月
11日の出来事には関わりを持たない国への戦争を呼びかけるために使いました。
私たちはがっかりしています。
そればかりか、イラクでの戦争が始まれば、9月11日の事件に関与した人間を逮捕
して法で裁くために必要な資金や人材がそちらに割かれてしまう心配もあります。
この戦争で中東の地域全体が不安定になれば、ほかの国々でも数えきれないほどの一
般市民が命を落とす恐れすらあります。殺される人が増えれば、テロリズムの火に油
を注ぐようなもので、テロ組織にとっては人集めがたやすくなり、つまり私たちはも
っと脅かされるようになるのではないか。そう思うと、胸が痛みます。
もうひとつ心配なのは、新たな戦争によって、アフガニスタンに安定と民主主義をも
たらすために貢献する余力を、アメリカが失ってしまうのではないか、ということで
す。私たちのグループは、今年、幹部2名をアフガニスタンに送りました。グループ
のメンバーが会った普通のアフガン人家族の多くは、アメリカがアフガニスタンを見
捨てるのではないかと心配しています。アメリカがアフガニスタン再建支援の責任を
放り出すなど、あってはならないことです。アフガニスタンが不安定なまま放置され
たら、アメリカの人々にどれだけの影響を及ぼす恐れがあるかは、私たちが誰よりも
よく知っています。
最後に、私たちが深く心を痛めているのは、あなたがイラクに先制攻撃を仕掛けるつ
もりであること、そして、必要であれば単独でも行動に出ると言っていることです。
国同士のつながりや依存度がますます強くなっている世界で、こんな前例を作ってし
まうことはとても危険です。世界のリーダーとしての役割をになうアメリカがそのよ
うな行動に出るべきではないと思います。ほかの国々が自国の問題を解決しようとす
るとき、最後の選択肢ではなく、最初の選択肢として軍事行動を取ってもよいのだ、
という悪い手本になってしまいます。
この一年、私たちひとりひとりは、愛する家族の死に対する答えを、怒りの衝動にか
られて探し回るのではなく、私たちのような苦しみを味わう家族を生まない世界を作
るという真心からの願いを糧に探し求めてきました。あなたにもいっしょに、平和な
明日への道を追求してほしい。それが私たちの愛する家族の死に報いることになると
思うのです。アメリカには安全な国であってほしい。そして何よりも、地球上のどこ
かで、9月11日が繰り返されるのを見たくはありません。
お返事を心からお待ちしております。
敬具
2002年9月23日
September Eleventh Families for Peaceful Tomorrows
(平和な明日を求める9・11遺族の会)
--------------------------------------------------------
(翻訳:池上 陽子、今村 和宏)
英語原文:
http://www.peacefultomorrows.org/letters/bush_iraq_letter.html
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◆きくちゆみ◆
■『湾岸戦争の子どもたちプロジェクト』のご報告■
私が10月7日夜にメールやFAXで個人的に呼びかけをしました森住卓さんの写真
集「湾岸戦争の子どもたち(英語版)」を米国議員535名全員に配付する『湾岸戦
争の子どもたちプロジェクト』は、最初の2万円が集まった時点でゴーサインを出し、
昨日と今日で全員への配付が終わります。日本の71名の方の寄付のお申し出があり、
無事満額達成しそうです。ありがとうございます。余剰金は、森住卓さんのサンフラ
ンシスコでの写真展の実現のために寄付させて頂きます。緊急のプロジェクトだった
ために、グローバルピースキャンペーンのニュースでお知らせできなかったのですが、
たった2日で日米の平和を願う人々が連携して、素晴らしいことをやり遂げることが
できました。お力添えをいただいたみなさまに、心からお礼を申し上げます。
米国議会の議決は明日、ともいわれていますが、まだまだ希望はあります。
このサイトから議員に反対の意志をFAX(無料です)で送ることができます。
今このFAXのことが議員会館(キャノンハウス)で話題になっています。ものすご
い数の戦争反対のFAXが集中しているからです。米国議員たちの議決に影響を与え
ることができるかもしれません。メールは無視できますが、FAXは実際に紙がくる
ので、無視できないのです。
>http://click.topica.com/maaazzBaaTTWPbaVrAhb/
(署名部分省略)
● Open-J Vol.237 : アメリカ政府の本音 (10/07)
★グローバル・ピース・キャンペーン★
◆ 今村 和宏 ◆
イラク攻撃に関する米国政府の言動を観察すると、建前としての公式発言の裏に、
本音部分が見え隠れします。それを以下のような形にまとめてみました。
まずは読んでみてください。
事態1:(2002年9月15日まで)
■大量破壊兵器を保有するとされるイラクは国連査察を認めない■
米国政府
○建前: 国連査察を無条件に受け入れないなら、爆撃あるのみ。
●本音: しめしめ、楽に攻撃できそうだ。
事態2:(9月16日)
■イラクは国連決議にもとづく査察を無条件に受け入れると発表する■
米国政府
●本音: 困ったな。攻撃決定が遅れるかもしれない。
○建前: イラクの言うことは信用できない。引き伸ばしを狙っているに違いない。
●本音: でも、フセインを十分侮辱しておけば、どうせ実質的な話は進まないか
ら、攻撃遂行に支障はないだろう。
事態3:(10月2日)
■イラク側と国連査察団の間で査察手順について合意。イラク側大幅譲歩■
国連決議にもとづき、宮殿は例外。その代わり、前回査察が中断した1998年
以降に建設された施設の資料をイラク側が自主的に提出。今まで認めなかった
バグダッド空港使用を認めたうえ、難色を示してきた航空機やヘリを使った上空
からの査察さえ、その安全性を最大限保障すると申し出る。
米国政府
●本音: これはやばい。ここまで譲歩されては、査察は順調に進み、大量破壊
兵器がほとんどないのがばれてしまう。宮殿も上空からX線写真で検査
できてしまうし。すぐ注意をそらさないと大変だ。
○建前: 既存の国連決議は穴だらけだ。
●本音: サダム・フセインを怒らせて交渉を決裂させるには・・・
○建前: より厳しい新決議が必要。宮殿も査察対象にして、交渉決裂なら即刻
爆撃という決議。新決議採択まで、査察再開すべきではない。
●本音: よし、これで万全。宮殿に非イスラムの一団が土足で踏み込むなんて
屈辱、フセインが容認するわけない。交渉はすぐ決裂だ。
事態4:(10月3日〜10日?)
■市民レベルの反対が表面化■
国連常任理事国などの先進国、アラブ諸国に圧力をかけ続けたにもかかわらず、
アメリカへの支援は控え目。新決議はなかなかまとまらない。異議を唱える国が
増え、市民レベルの反対が表面化。
米国政府
●本音: 他国の支援がないと経済的に厳しいが、急がないと攻撃できなくなる。
○建前: 機能しなくなった国連の決議がなくても、米国単独でもイラク攻撃は
やる。
●本音: でもこの立場を押し通すには、議会の裏付けがあったほうがいいな。
○建前: イラク攻撃への全権を大統領に委任する決議を議会が採択すれば米国
は一致団結して悪と闘う用意がある。
●本音: 議会上層部に圧力をかけて採択させれば、あとはもうやりたい放題。
なんとかなるだろう。でも市民の反対だけは忌々しい。まあ、最後は
「イラクと交渉する余地はない」と言えばいいか。
さてここでしっかり断っておかなければなりません。「事態」と米国政府の「建前」
の部分は客観的に確認できるものですが、「本音」の部分はもっともらしいフィク
ションです。それは証明することのできない推測です。
しかし、「本音」の部分を補うことによって、米国の建前の立場が事態の進展ととも
にころころ変わりながらエスカレートしていく、そのわけがしっかり理解できるとす
ると、この本音が真実である「恐れ」が出てきます。
そうした「恐れ」だけで、結論を引き出すのは危険ですって? そのとおりです。
ところが、米国政府は「イラクが、(所持しているかどうかも確認できていない)
大量破壊兵器を他国に対して使う「恐れ」があるので、先制攻撃が必要だ」と主張し
ています。
そして、有事法制も「攻撃を受けると推測される」「攻撃を受ける恐れがある」とき
に発動されるとあります。
わたしは「恐れ」によって行動することに「怖さ」を感じます。
みなさんはいかがですか。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2002年10月6日
追伸1:CNN の報道によると、イラクの駐米大使は5日、宮殿もフセインの私的空間
以外はすべて査察団に公開することを考慮していると、記者団に語った模様
です。米国政府は案の定、単なるリップサービスだと無視しています。これ
はCNN のサイトでは文字化されていません。
追伸2:これまたCNN の報道によると、イタリアでは5日、北から南まで100都市
で合計10万人が、アメリカのイラク攻撃、イタリアの軍事支援に反対して、
デモ行進したそうです。一週間前のロンドンの40万人(?)反戦デモに連
帯しての行動だとのことです。これはなぜかCNN のサイトで文字化されてい
ます。
http://www.cnn.com/2002/WORLD/europe/10/05/italy.march/index.html
今度の週末はフランスかもしれません。
■転送・転載大歓迎■
(署名部分省略)
● Open-J Vol.236 : お〜い! 東京もあるよ! (10/05)
■転送・転載大歓迎■
◆きくちゆみ◆
明日10月6日(日)は東京でもChance!がピースウォークを予定しています。
代々木公園に1時半集合。
http://give-peace-a-chance.j
◆きくちゆみ◆
明日10月6日(日)は東京でもChance!がピースウォークを予定しています。
代々木公園に1時半集合。
http://give-peace-a-chance.j
元気のある人は、正午にアメリカ大使館前に集合。
こちらは個人で、星川さんの呼びかけにこたえた人たちが集まります。
今村和宏さん、森沢典子さんも参加される予定です。
イラク攻撃は回避しなくてはなりません!
戦争じゃなく国連を通じた交渉で解決するよう米国に意思表示しましょう。
日本政府や英国政府にも米国の軍事行動を支持しないよう、働きかけましょう。
(礼儀正しく、心をこめた手紙がいいですよ)
*アメリカ大使館 FAX:03ー3589ー4235
*イギリス大使館 FAX:03ー5211ー1254
*小泉首相官邸 FAX:03ー3581ー3883
明日は世界同時にアメリカのイラク攻撃に反対する日です。
どうかできるやり方で、ご参加をお願いします。
◆星川 淳◆(作家・翻訳家/屋久島環境政策研究所)
■10・6イラク攻撃反対世界一斉行動!■
ようやくブッシュ政権のイラク攻撃計画にNO!の声が大きくなってきたアメリ
カから、10月6日に次のような世界一斉行動を起こそうという呼びかけが届き
ました。全世界の心ある人びとに、こういう形でアメリカ国内の反対を後押しし
てほしいという緊急要請でもあります。時間がないので、ざっと訳しました。
東京のアメリカ大使館と各地の総領事館に出かけてみませんか。組織母体が現わ
れるといいのですが、間に合わなければ個人個人でもじゅうぶん効果があると思
います。自分が参加できなくて申し訳ないですが、どうぞよろしく!
------------------------------------------------------------------------
●親愛なるピースメーカーへ
10月6日正午(現地時間)、あなたの国のアメリカ大使館か総領事館前で
「世界一斉デモンストレーション」に参加するグループを組織しませんか。あま
り時間がありませんが、もし可能なら効果は大きいし、全世界の私たちがみなア
メリカの政策を憂慮していること、「地球市民」として一緒に意思表示できるこ
とを示す場になります!
10月6日に全世界でアメリカの政策に反対する平和デモンストレーションをや
ろうという呼びかけは、ヘレン・カルディコット('85ノーベル賞・反核医学者)
と全米8つの平和団体の賛同を得ています。もしうまくいけば、10月6日には
ニュージーランドを皮切りに、オーストラリア、日本、中国、インドと、1時間
ごとに新しい街でデモがはじまる波状効果を生むことができるでしょう。
これまでデモンストレーションの実行が決まっている都市は、ハリファックス、
コペンハーゲン、ウィーン、ケルン、カトマンズ、カルカッタ、マニラ、ダッカ
で、リストはどんどん増えています。
この行動の目的は、イラクをはじめ、今後アメリカが攻撃をしかけるかもしれな
い国々の人たちの命を助けることです。また、国連、ジュネーブ条約、各種軍縮
条約、京都議定書や国際刑事裁判所条約のようにアメリカが締結を拒んでいる取
り決めなど、国際的なしくみの軽視をやめさせることもめざしています。
●あなたのグループがこの行動に参加できるなら
ぜひ抗議行動の計画を知らせてください。あなたの街をリストに加え、全世界の
メディアに参加都市を伝えることができます。
→ worldwidepeacedemo@hotmail.com
平和のために
「世界一斉平和デモンストレーション」オーガナイザー一同
-------------<転送歓迎>------------
●前代未聞の事態には前代未聞の行動を!
史上初の「世界一斉平和デモンストレーション」実現に手をかしてください!
(英語を含む他国語の呼びかけ文は
→ http://www.mamoveon.com/worldwidedemo/)
親愛なる友人たちへ!
10月6日はアメリカによるアフガニスタン爆撃開始1周年の前日です。この日
に行なう「世界一斉平和デモンストレーション」にぜひ参加してください。
ジョージ・ブッシュとディック・チェイニーとドナルド・ラムズフェルドは、ア
メリカを攻撃してもいない国に対して壊滅的な軍事行動をしかけようとしていま
す。国際法をあざ笑うようなこの戦争によって、罪もない何万人ものイラク人と
多くの米軍兵士が死ぬでしょう。
より良い未来のために身を捧げる全世界の何万人・何十万人という人びとが、
10月6日の現地時間正午、それぞれの国のアメリカ大使館か総領事館前に集ま
り、アメリカの戦争計画に対する抗議の声を上げてくれることを期待します。そ
うすれば、デモンストレーションは1時間ごとに世界を波状的に取り巻いていく
でしょう。
あらゆる国の人びとが次々に立ち上がって、アメリカ政府に抗議する劇的効果を
想像してみてください。
*イラク攻撃反対、いかなる国への強圧的行動にも反対!
*石油のための戦争反対!
*アメリカはジュネーヴ条約と国連憲章を守れ!
*アメリカは地球家族の一員になって、京都議定書・地雷廃止条約・国際刑事
裁判所条約などに参加せよ!
*軍国主義と新植民地主義に終わりを!
*全世界の核兵器廃絶を!
*国連の民主改革をめざせ!
これらは一例ですが、アメリカ政府に伝えたいどんなメッセージでも歓迎します。
(翻訳:星川 淳)
-----------------------------------------------------------------------
いま立ち上がれば、イラクにおけるこれ以上の死者と破壊を防げるかもしれませ
ん。アメリカの政策立案者たちに、世界を経済的・軍事的に制覇しようとする彼
らのもくろみは全世界から拒絶されていると示すことができるでしょう。私たち
地球市民が力を合わせ、環境悪化、世界的な飢餓、すべての子どもたちへの教育、
核の恐怖に終止符を打つ必要性といった多くの問題を解決しようとするとき、ア
メリカは良き隣人として、他の国々と平等な地球家族の一員であるべきです。
さあ手をつないで、すべての人びとが繁栄し、国際条約が尊重・活用され、力が
正義ではなく、国連憲章に謳われた保障が現実となる、平和な世界を創り出そう
でありませんか。
10月6日の行動に参加してください!
平和を胸に
アメリカの友人たちより
Global Action to Prevent War
Global Exchange
Global Network Against Weapons & Nuclear Power in Space
Helen Caldicott
Nuclear Age Peace Foundation
Pax Christi USA
Peace Action
WAND
Women's International League for Peace and Freedom
■転送・転載大歓迎■
(署名部分省略)
● Open-J Vol.235 : お〜い!こんどは 関西や! (10/05)
◆関 義友◆
アメリカ合州国がアフガニスタンを攻撃してから10月7日で1年が経ちます。
京都+大阪+神戸の平和運動の動きをご案内します。
<大阪>
10月6日(日)
アフガンにおける米国の戦争犯罪を裁く国際民衆法廷を開こう!
http://www005.upp.so-net.ne.jp/peace-kyoto/houtei/
10月7日(月)
大阪 反戦根回し大作戦
在阪領事館 総当たり(英、仏、中、ロ、独、カナダ、イタリア)要請行動
Don't attack Iraq !始まる前に止めよう!イラク攻撃!
http://homepage3.nifty.com/peacenow/1007Osaka.html
http://homepage3.nifty.com/peacenow/
※ぼくはこの作戦の発案者なので、もちろん参加します(^^)!
<京都>
10月6日(日)
ピースウォーク京都HP
http://www1.odn.ne.jp/~ceq25780/pw.htm
ピースウォークのよびかけ文
http://www1.odn.ne.jp/~ceq25780/pw2/2002.10.06.html
集合場所「御射山公園」の地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.0.13.232&el=135.45.51.280&fi=1
<神戸>
イラクへの戦争なんてとんでもない!と思っているみなさんへ
10月6日(日)のピースアクションをご案内いたします。
アフガン空爆から1年のこの日、もうこれ以上犠牲者を増やさないために
平和の行動に参加しましょう。
■よみがえれカレーズ上映会■
10時〜12時 神戸市勤労会館404です。増島さんと福田さんが担当。
参加費500円。アフガンのひとたちの素顔がよくわかるビデオですので
まだ観ていない方はぜひどうぞ。2時間です。
■ピースウオーク(担当YWCA)■
1時半に三宮駅南へ5分の花時計前集合。2時まで歌やウォークの準備をします。
ウォークは、月桃の花歌舞団の沖縄エイサーやチンドン太鼓が先頭に立ちます。
それぞれがおもいおもいのプラカードや横断幕を作って参加してください。
アメリカのイラク攻撃を何とかやめさせるために、イラクのこども達の写真を
プラカードにはるとか、通りすがりの人でもわかるように工夫してください。
もちろん手ぶらでも参加できます。
楽しい雰囲気をつくるために風船を用意したり、皆さんの小泉首相へのメッセージを
集めたりもします。
デモコースはセンター街を西へ進み、鯉川筋ー元町駅の東側を北上します。
北長狭通を東へ、東急ハンズの前を通ります。
デコボコ公園まで戻ったところで北野坂を北上しカトリック神戸中央教会まで行きま
す。
■ピースコンサート(担当ラブ&ピース)■
午後3時〜6時 カトリック神戸中央教会でやります。
(阪急三宮駅東口から北野坂を北へ400m、山手幹線をわたって最初の信号を左折
50m。)
ウォークからそのまま、宮田たけひろさんが皆がよく知っているフォークソングを披
露してくれます。司会は岡本光彰さん(サブで高橋が入ります)
その後に、月桃の花歌舞団の沖縄エイサーが続きます。
■青木タカのアフガン報告■
川西の青木タカさんが、4月に行ったアフガンの報告と日本にいる難民が自殺未遂が
相次ぐようなひどい状態に置かれていることをアピールします。
静かに集中したところで「神戸YWCA-フルート&ピアノデュオ」の演奏をしてもら
い、ブルースの福岡キコさんへと続きます。
さっちゃんとバナナーズの沖縄風ロック演奏のあとに俄さんによるサックスの演奏が
入り、最後は岡本光彰さんがエンディングでイマジンやギブピース・ア・チャンスを
うたいます。エンディングの前に暗くなるのでろうそくをみんなでともし、空爆で亡
くなった人たちのことに思いをはせます。
会場にはパンやドリンクの店も出しますのでみんなで楽しく飲み食いしながら音楽を
楽しめます。署名コーナーを作ったり、アフガンやパレスチナの大きなパネル写真を
展示します。
問い合わせ先は・・・
電子メールアドレス:dfadl300@kcc.zaq.ne.jp
携帯:090−3652−8652
高橋 秀典
(署名部分省略)
● Open-J Vol.234 : 良心からの宣言 (10/04)
◆ 今村 和宏 ◆
■NOT IN OUR NAME■
アメリカのイラク攻撃遂行への布石が着々と打たれていきます。
イラクが国連による兵器査察を無条件に受け入れると申し出ても、イラクと国連査察
団の間で具体的な作業手順の合意が結ばれても、アメリカはさらに厳しい条件を突き
付けて、イラク側が机をたたいて席を立つのを、今か今かと待っているようです。
米国下院(共和党優位)では、ブッシュ大統領にイラクへの武力行使への全権を委任
するための法案が2日、集中審議に入り、来週中に可決の見込み。
民主党優位の上院ではまだ意見が分かれていますが、「それでも有力議員の多くがホ
ワイトハウス支持に回ったので」、可決される可能性が高いとマスコミでは伝えてい
ます。
それが可決されれば、国連での議論にかかわらず、単独でも先制攻撃に踏み切る用意
があるといわれます。
そこで起こる疑問は、一般の人たちの中でこうした戦争熱に反対する人たちはいない
のか、ということです。マスコミ報道を見るかぎり、そうした様子はほとんど伝わっ
てきません。
実際は、ちょっと違います。政府とメディアが戦争気運を極限まで高めようとしてい
る米国社会でも、戦争に一直線に突き進もうとする流れに異議を唱える勇気を持った
人々がいるのです。『Open-J BOOMERANG』Vol.230では、米国のイラク攻撃をいさめ
る兵器査察専門家スコット・リッター氏を紹介しました。
今回は、アメリカの知識人、アーティスト4000人が9月19日、実名入りで
New York Times紙に公開した平和の意見広告を紹介します。
これは、もともと、6月1日に最初の文書が公開されて、6月14日にGuardian紙に
取り上げられ、ヨーロッパではある程度話題になりました。
http://www.guardian.co.uk/comment/story/0,3604,737060,00.html
http://www.guardian.co.uk/Print/0,3858,4433256,00.html
この意見広告の全文は以下のとおりですが、そこでは、政府が海外では無制限な戦争
を宣言し、国内では厳しく市民を抑圧する政策をとっていることをきっぱりと批判し
ています。また、政府がとる政策の流れにメディアが挑戦し得なかったことも指摘し
ています。
当初からの署名者はどんな人たちでしょうか。
ミュージシャンでは、ローリー・アンダーソンやモス・デフ、俳優ではオシー・デイ
ビス、エド・アスナー、ジェーン・フォンダ、スーザン・サランドンなど、また作家
ではアリス・ウォーカーやラッセル・バンクス、そのほか、イブ・エンスラーやトニ
ー・クッシュナーなどの脚本家もいます。さらに、ノーム・チョムスキーやマーチン
・ルーサ・キング3世、ハワード・ジン、エドワード・サイド、グロリア・ステイネ
ムなど平和運動の大物も名を連ねています。
これだけのものが、アメリカや日本ではまったく、取り上げられませんでした。
日本以外のアジアでは少し話題になっています。スペインからはすでに7月の時点で
知識人、芸術家たちが、連名で連帯を表明する文書を送っています。
http://www.nodo50.org/csca/agenda2002/intelec.es_24-07-02.html
それが今回9月19日にNew York Times 紙の全面広告として公表されたのです。
http://www.nion.us/
新聞紙面のPDF版 http://www.nion.us/nion_NYT9-19.pdf
もちろん、米国メディアでは取り上げません。そしてヨーロッパでも今回は記事にな
っていません。通信社でも新聞の広告欄の内容はほとんどチェックしないのが普通だ
からでしょう。
その後、インターネットを通して署名をした人は2週間で1万人を超え、10月2日
現在1万5千人以上が名前を連ねています。
この宣言に賛同するのだけれども、職場での圧力で署名できなかった人はこの何十倍
といるといわれています。家族を養っているから発言できない人は数限りなくいるの
です。
そうした人たちがどんどん表に出て集会やデモに出るようになってきました。
そうした動きを後押しするのが、以下の『良心からの宣言:我々の名を使うことは許
さない』から生まれた運動で、『抵抗の誓い』(以下参照)がその精神を要約してい
ます。
http://www.notinourname.net/
今週は、『良心からの宣言』の集いが全米各地の数十ヶ所で予定されています。
世界中に呼びかけられた平和のための連帯集会(10月26日)でもアメリカ各地で
さまざまなイベントやデモが準備されています。この意見広告を Los Angeles Times
紙 と USA Today紙に出すための募金も着々と集まっています。 Not In Our Name の
事務局はフル稼働です。
10月はまさに、こうした勇気あるアメリカ人の行動が盛り上がりを見せるかどうか
の正念場なのです。日本からも、彼らの勇気ある行動を見守り、広く日本の世論に知
らせ、応援していきましょう。
そうすることで、アメリカが内側から変わり、一日でも早く世界が平和に向かって進
むチャンスが大きくなると期待できるのです。
■今週の『良心からの宣言』の集い■
1.10月3日(木)午後7時30分(日本時間4日(金)午前8時30分)〜
「良心の夕べ:『良心からの宣言』の署名者のトークとパフォーマンス」がニュー
ヨークで開かれています。(Great Hall at Cooper Union, NYC.)
Robert Altman, Laurie Anderson, OliverStone, Gore Vidal, Jane Fonda,Mos
Def,Martin Luther King III, Susan Sarandon,Barbara Kruger, Allan Gurganus,
Michael Eric Dyson, Ozomatli, Jonathan Schell, ViggoMortensen ほか、
アーティスト、知識人、活動家などが数千人参加。「対テロ戦争」と公には語られ
ることのない「市民の自由に対する戦争」に異議を唱え、真の平和と自由を求める。
2.10月6日(日)『抵抗の誓い』
ニューヨークCentral Park, 1pm(日本時間7日(月)午前4時00分)〜
サンフランシスコUnion Square, 2pm
ロサンゼルスWestwood Fed. Bldg., 1pm
シカゴTribune Plaza, 1pm
シアトルVolunteer Park, 1pm
その他21ヶ所。 詳細は http://www.notinourname.net/events.html
■『良心からの宣言』訳文■
「『我々』の側につかないものは『我々』の敵と見なす」とブッシュ大統領は宣言し
た。ここに我々の答えがある。
良心からの宣言: 我々の名を使うことは許さない
自国政府が際限のない戦争を布告し、新しい手段で抑圧を強めようとする時に、
アメリカ合衆国の人々は何ら手を打とうとしなかった、などと世界に言わせてはなら
ない。
ここに署名した者は、合衆国の人々に呼びかける。2001年9月11日以降に発動
され世界の人々を深刻な危険にさらすような政策や政治方針に抵抗しよう。
我々は信じる。
どんな民族も国家も、大国による軍事的抑圧を受けることなく、自らの行く末を決め
る権利を持つ。合衆国政府によって拘留または起訴された個人もすべて、当然この権
利を持つ。
そして、疑問の提起、批判、意見の相違はその価値を尊重され保護されなくてはなら
ないと。
このような権利や社会的価値は常に論議の対象となり、誰もが勝ち取ることができる
ものであるべきと心得る。
良心を持つ人々は、自分で選んだ政府のすることに責任を持たなくてはならない。
今はまず何をおいても、我々の名において行われている不当行為に反対しなくてはな
らない。
アメリカ人すべてに呼びかける。
ブッシュ政権が世界中に拡大しつつある戦争と抑圧に抵抗しよう。彼らのやり方は、
不条理で、不道徳で、不当だ。我々が世界の人々と同じ考えであることを、あえてこ
こに表明する。
我々も、2001年9月11日に起きた恐ろしい事件に大変なショックを受けた。
我々も、亡くなられた数千人の死を悼み、悲惨な殺戮現場の光景に言葉を失った。
ただ、そこで思い出されたのは、バグダッドやパナマ・シティ、一世代前ではベトナ
ム戦争での同じような光景ではあるが。
我々も、多くのアメリカ人同様、湧き起こる疑問に苦しんだ。いったいなぜこのよう
なことが起こり得たのか、と。
しかし、国の最高指導者たちは、喪に伏す間もなく復讐の気炎を上げた。
極度に単純化された「善と悪の闘い」というシナリオが打ち出され、恐れおののいた
メディアは政府の言いなりにこれを吹聴した。
それによれば、このような悲惨な事件がなぜおきたのかを問いただすことは反逆罪に
近いらしい。
問答無用。政治的、道徳的な疑問に関しては、すべて無効。
答えは「海外では戦争、国内では民意抑圧」に収束した。
議会でほぼ全会一致の支持を得たブッシュ政権は、『我々』の名の下アフガニスタン
攻撃にとどまらず、合衆国とその同盟諸国は時処構わず軍事力を行使できると言わん
ばかりの態度を示した。その反動はフィリピンからパレスチナにまで飛び火し、イス
ラエルの戦車やブルドーザーはパレスチナの地に凄惨な死と破壊の轍(わだち)を残
した。
政府は、今やはばかることなく、イラクに対する総力戦を準備している。
イラクは9月11日の悲劇とはなんら関連がないにもかかわらず、である。
合衆国政府が、欲するままに奇襲部隊や暗殺者や爆弾を投入できるというフリーパス
を手にしたら、この世界は一体どうなってしまうだろう。
『我々』の名の下に、合衆国内では、政府が国民を二つの階層に分けた。合衆国の法
制度において基本的人権が少なくとも保証された人間と、今やまったく何の権利も持
たない人間だ。
政府は、秘密裏に千人以上の移民を一斉検挙し、無期限拘束した。
そのうち数百人が強制送還され、残りは今日もまだ拘置所で悶々としている。
第二次世界大戦中の悪名高き日系アメリカ人強制収容所を思い起こさずにはいられな
い。数十年ぶりに、移民申請手続きの過程で特定の国の出身者が不公平な扱いを受け
ている。
『我々』の名の下に、政府は社会に抑圧という暗黒の帳(とばり)を下ろした。
大統領府の広報係は、「発言に気をつけるよう」国民に警告している。
政府の方針に反対するアーティストや知識人、教授たちは、自らの見解が歪められ、
攻撃の対象となり、抑圧されるのを感じている。
いわゆる「愛国者法」および、それに伴う州レベルでの同様の法令を後ろ盾に、警察
は捜索や差押えのほとんど無制限の権力を新たに与えられた。その権力は監督される
としても、秘密法廷における秘密訴訟によるものだけだ。
『我々』の名の下に、最高指導部は政府他機関の役割や機能を不当に代行し続けてい
る。最高府の指令により、証拠に関する規則が不当に緩められ、通常の法廷に提訴す
る権利を与えられない軍事法廷が執行されている。
様々なグループが、大統領のサインひとつで「テロリスト」と名付けられている。
我々は、国の最高指導者が口にする「戦争」という言葉を真剣に受け止めなくてはい
けない。
その戦争は、恐らく今の我々が生きている間続くだろうし、そのために国内の秩序も
変えられてしまうのだから。
我々の前に提示されているのは、世界に対する新たなる帝国主義政策であり、様々な
権利を奪うために「恐れ」を捏造し操作する国内政策なのだ。
過去数ヶ月の間に起きたできごとはすべて、恐ろしい方向に向かう延長線上にある。
今こそ、それが何なのかを検証し、抵抗しなくてはならない。長い歴史の中で、
あまりにも多くの人々が、抵抗をためらったために手遅れになってしまったのだか
ら。
「『我々』の側につかないものは『我々』の敵と見なす」とブッシュ大統領は宣言し
た。
ここに我々の答えがある。
あなたが、『我々』という言葉を使って、アメリカの全国民を代弁することは許さな
い。
我々は、決して疑わしきを問いただす権利を手放したりしない。
治安を守る、という空虚な約束と引き換えに、良心を引き渡したりはしない。
我々の名を騙(かた)らないでほしい。
我々は、こうした戦争の共犯者となることを拒否する。
我々の名の下に、もしくは、我々の生活を守るために戦争を遂行する、などという大
義名分を認めるわけにはいかない。
我々は、これらの政策のために苦難を強いられている世界中の人々に手を差し伸べる。
言葉と行動をもって、我々の連帯意識を表す。
ここに署名した者は、すべてのアメリカ人に呼びかける。一緒にこの試練に立ち向か
おう。
我々は、現在進んでいる疑問の提起や抵抗行動を賞賛し支援する。
しかし、本当にこの威圧的な力を止めるには、さらにより多くの人々が行動しなくて
はならないのも事実。
我々は、イスラエルの予備兵たちの行動に勇気づけられた。彼らは、自分自身に大き
な危険が及ぶのを承知で、「何事にも限度がある」と宣言し、ヨルダン川西岸地区と
ガザ地区における占領行為への兵役を拒否したのだ。
アメリカ合衆国の歴史を振り返っても、抵抗や良心をもって勝利を得た人々が数多く
いる。
たとえば、暴動と秘密結社アンダーグラウンド・レイルロードの支援によって奴隷制
度に立ち向かった人々。
たとえば、ベトナム戦争に反対するため、命令に背き、徴兵を拒否して抵抗した人々
や、彼らを支えた人々。
世界の目が私たちを見ている。このまま黙っていたら、行動できずにじっとしていた
ら、世界は絶望するだろう。
いやそうはさせない。世界に我々の宣誓を聞いてもらおうではないか。
「我々は、組織的な戦争と抑圧に抵抗し、仲間を募り、全力でこれら不当行為を阻止
するために行動する」
(翻訳:池上 陽子、今村 和宏)
英文: http://www.nion.us/NION.HTM
抵抗の誓い
我らには信念がある
アメリカに住む者として
我らの政府によって
我らの名において為された不正に抵抗することが
我らの責務であるという信念が
我らの名において為すな
無限の戦争を遂行することを
これ以上の死はたくさんだ
石油のために血を流すなんて
もうたくさんだ
我らの名において為すな
諸国への侵略を
民間人を爆撃し、子どもたちをさらに殺し
名も無き者たちの墓を踏みつけて
歴史を進ませることを
我らの名において為すな
自由のために戦うと主張しておきながら
まさしくその自由を腐食させることを
我らの手によって為すな
異国の土地に住む
多くの家族を皆殺しにするために
我らが武器と資金とを提供することを
我らの口によって為すな
我らが恐怖で沈黙することを
我らの心によって為すな
民族全体を、国全体を
邪悪だと見なしてもかまわないと思うことを
我らの意思によって為すな
そして我らの名において為すな
我らは抵抗を誓う
我らは誓う
戦争への反対を口にして攻撃された人々
宗教や民族性のために迫害を受けた人々
彼らと手を結ぶことを
我らは誓う
公正と自由と
そして平和をもたらすために
全世界の人々と大義を共にすることを
新たなる世界は可能だ
そして我らはそれを現実のものとすることを誓う
http://www.notinourname.net/
info@notinourname.net
Pledge of Resistance
We believe that as people living
in the United States it is our
responsibility to resist the injustices
done by our government,
in our names
Not in our name
will you wage endless war
there can be no more deaths
no more transfusions
of blood for oil
Not in our name
will you invade countries
bomb civilians, kill more children
letting history take its course
over the graves of the nameless
Not in our name
will you erode the very freedoms
you have claimed to fight for
Not by our hands
will we supply weapons and funding
for the annihilation of families
on foreign soil
Not by our mouths
will we let fear silence us
Not by our hearts
will we allow whole peoples
or countries to be deemed evil
Not by our will
and Not in our name
We pledge resistance
We pledge alliance with those
who have come under attack
for voicing opposition to the war
or for their religion or ethnicity
We pledge to make common cause
with the people of the world
to bring about justice,
freedom and peace
Another world is possible
and we pledge to make it real.
(署名部分省略)
● Open-J Vol.233 : わたしたちも当事者です (10/01)
◆きくちゆみ◆
一体、日本のマスコミはどうなっちゃっているんでしょうね。
北朝鮮拉致報道はすごくおかしい。新潟では朝鮮学校のスクールバスが燃やされたと
いう話しを昨日、在日コリアンの友人から聞きました。いい加減にしてほしい。こう
いうことをする人たちには「在日の方々が今どうして日本にいるのか、少し冷静に考
えて」と言いたい。
日本を戦争できる普通の国にしたい人たちの力が働いているように感じます。
有事法制、この秋の国会で成立しかねないな、これじゃ。
世界は動いている。国際刑事裁判所の動きをまもなく、バウさんからお届けすると思
いますが、こういう大切なことをきちんと報道して欲しいものです。
さて、米国議会がブッシュ大統領のイラク攻撃を承認するかどうかの議決は10月3
日予定。
しつこいようですが、以下のサイトでは簡単な操作で、米国議会の中枢的役割を持つ
議員たちに瞬時に手紙を送信できます。米国以外からの声もどんどん伝えましょう。
英語が少しでも読めれば、例文を選ぶだけなので、難しくないです。
自分のメールアドレスを入れると議員から返事がくることもあります。
http://www.progressiveportal.org/letters/global/iraq/
今、アメリカ国内ではイラク攻撃賛成の世論が一気に高まっています(63%が賛成、
29%が反対。ニューズウィーク誌・28日)。このままではほんとうにはじまりそ
うです。もっと反対の声を日本からも届けないと、また沢山の無実の人が殺されるの
を許すことになってしまいます。
湾岸戦争で落とされた劣化ウラン弾の影響は今も続いています。
爆弾の下にはいつも赤ん坊や子どもたち、老人、病人が沢山いるのです。湾岸戦争で
は病院も爆撃されました。
たくさんの、私たちのようなお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんも、
こどもたちも、赤ちゃんも強力な爆弾の犠牲になります。
日本のお父さん、お母さん、インターネットが使えるすべてのみなさん、戦争は始ま
ってからではなかなか止められないけど、今ならまだ止められる可能性があります。
できることをしよう。
10月3日(米国の議決予定日)、東京のアメリカ大使館で日本在住のイスラム教徒
とアラブ人たちがデモを行い、抗議文を手渡します。
9月28日にはロンドンでは史上最大規模の戦争反対のデモが行われました。警察発
表は15万人、主催者発表は40万人、インディーメディアでは50万人。
なんでこんなに違うの?
http://www.indymedia.org/
Half Million Say No to Blair and War
イラクへの攻撃をとめるために、東京近辺で動ける方はぜひ。
以下は、転載歓迎
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アメリカのイラク攻撃を一緒に止めましょう!
私たち次第です!
アメリカのイラク攻撃を一緒に止めましょう!
イラクの人々は充分苦しみました!
もし罪のないイラク人のために行動したくないなら、
同じ「人間」と言う仲間のために行動しましょう!
アメリカはイラクについて嘘をついています!
アメリカはイラクの石油が目当てなのです!
イラクへの攻撃を止めましょう
10月3日(木) 昼 12:00 アメリカ大使館前
問い合わせ先:ブルキッチ 加奈子さん
ブルキッチ スレイマンさん tel.& fax 042-700-6303
ハッサンさん 携帯 090-9377-5111
人々が団結すればできないことはありません!
私たち次第です!
Stop the War before it starts! It is up to us!
Let us unite and prevent the U.S. from attacking Iraq.
The Iraqi people have suffered enough !
If you don't care about the innocent Iraqi people then do it for the
innocent fellow human beings!
THE U.S.is lying about Iraq!
The U.S. wants Iraqi oil!
DON'T ATTACK IRAQ!
Join us for a demonstration in front of the U.S.A.Embassy
on October 3rd at 12:00
United People can do anything!
IT IS UP TO US!
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それから、OPEN-J BOOMERANG 225 でお伝えした「イラク国際市民調査団」について
イスラムのラマダン(断食月)の関係で日程を変更いたしました。
10月10日にジャミーラ高橋さんが現地入りをし、受け入れの準備をしてください
ます。現在5名ほどの方が参加を表明されていますが、15名まで参加募集します。
希望者は、直接ジャミーラさんに連絡をして下さい。
以下は、ジャミーラさんからのメールから一部抜粋したものです:
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きくちゆみ様
イラク国際市民調査団について広報して頂きましたが、5名の方から参加希望で詳細
についての打診を頂いております。アメリカ議会の成り行きが心配ですが、イラク側
もそれに合わせたわけではないでしょうが10月15日にフセイン大統領の信任投票
が行われます。それで(中略)この機会にイラクに行ってこようと考えました。
市民調査団の派遣は私の体調のこともあり11月6日前後からはじまるラマダーン
(断食月)が開けた12月初旬にしようと考えました。具体的にはドバイ経由(関空
からも乗れる)が12月5日発、モスクワ経由が6日発、帰国は15日です。モスク
ワは寒いですが、アエロフロートを使うと費用が安く済みます。ダマスカス7日発の
バグダード行きの飛行機に乗れればよいと言うことで、ダマスカス集合でも良いわけ
です。
私は10月10日夜発でイラクに行ってきますが、もう一つの目的は皆さんの受入れ
の準備です。どんなホテルに泊って、どんな交通手段を使って、どんなプログラムを
用意して、その時外国のグループはどこが来てどういう風にドッキングできるか等、
全部クリアーしてきます。
バグダードのホテルも最近は安くないのですが、参加費はなるべく低く押えるように
工夫してきます。スケジュールや参加費等の詳細は私が帰ってから、イラクの医師も
帰国してからの10月末になりますが、いちおう前と同じ要領で、日付けだけ変えて
また広報をよろしくお願い致します。
#イラク国際市民調査団 A:ドバイ経由 12月5日〜15日 約21万5千円
(定員15名) B:モスクワ経由12月6日〜15日 約18万円
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アラブイスラーム文化協会 &
アラブイスラームの子どもたちを助ける会
代表:ジャミーラ・高橋
Tel/Fax:03(3332)1265
携帯:090−8081−1311
E-mail: jamila@gray.plala.or.jp
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(署名部分省略)