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『デニス・クシニッチ』を読んで 感想文
皆さんもどしどし感想文をお寄せ下さいね
T.M様
昨日、平和イベント会場で出来立てのこの本を購入し、一気に読んだ。素晴ら
しい。泣いてしまった。ニューヨークのテロから二年目、街頭には沢山の文字が
溢れていた。「平和」「共存」「愛」この本の中にも同じものがつまっている。
読んだ後、希望は国家、宗教でなく人間そのものなのだと改めて気づかされた。
この本を読むとデニス・クシニッチという一アメリカ人の持つ美しい価値観、
志、魂に触れられるだけでなく、私たちの知らない米国の実情も合わせ鏡のようによく見える。実際13年米国で暮らしていた私も彼の事を知らなかった。
暴走する米国、壊され続けるいのちと環境、滅びに向かって進んでゆく世界の
中で現実は目を伏せてしまいそうに厳しく、私達はしばし「一体自分に何ができ
るのか」と無力感に襲われる。
この本は普通の市民が持っている、「真実を知り」そして「伝えてゆく」とい
う強力な武器について教えてくれる。だから凄い。デニス・クシニッチは世界を
変える可能性を持っている。但しそれは私たちがこの、与えられた武器を使うこ
とによってのみ初めて現実に変わるのだ。章の合間にあるきくちゆみさんのコメ
ントも、いつもながらとても深い。
アメリカと、世界の未来にものすごい希望を感じてわくわくするこの本、できるだけ沢山の人に読んで欲しい。今すぐに。
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